たとえ世界がキミを否定しても、その先に待つ言葉は「大丈夫」。

前回の続編です。今日、『大人の社会科見学』が実施されて本当にたくさんの方々に、イベントにお越しいただきました。

【ひとつひとつ、真心込めて】を理念に、キャスト（福祉事業所利用者）達は動き出します。
その光景って、どんなふうですか？
想像の世界は、こんな感じじゃないですか？

「どうせ、できない」って自分自身が諦めたり、周りが否定する……

そのほうがカンタンかもしれない。
傷つかないで済むんだもん。

でも、後々のこと考えたら『遠回りしてでも叶えたいものがある』って感じてもいいんじゃないかな。✨

例えば、今日わたしは、大きな一歩を踏み出しました。

レストラン・イベントされてるなかで、ランチ会が開催されてるなかで、（しかも大勢の前で）ピアノを弾く。……いままでのわたしなら本番が近づくと、
「もうイヤやー😩」なんて言って、「やっぱ、辞退してもいいですか」あっけらかんと、そんな無責任とも取れる発言をしていたと思うのです。笑

でも　今日のわたしは。
「イヤやー（笑）」とは言いつつも、どこか楽しげで、
「何とかしてー」とは思ってても「大丈夫！」って頭のなかで唱えたりして。
まるで、（じゃれあいの中で）お母さんに羽交い締めされてるこどものよう(^^)

どうにか平気な顔を貼り付けて、……乗り切りました！💦

「結構やるやん、自分」なんて、自分を初めて信じられたのです。
今回初めてお客さまの前で、ジブリメドレーを3曲ほど弾きました。
が、そこに至るまでには、長い長い道のりがあったのです。

     　＊　

温製のポジションで働くある方に、昨日。
そのことを相談すると「Nanaちゃんが演奏してて楽しいって思えたらそれで万事OKなんだよ」って。

「一般的な正解とか間違いとかは傍に置いて、Nanaちゃんが心穏やかに伴奏できたらもうそれだけでいい」。
『カッコいいー』　なんて、わたしは（自分のことでそのひとに相談してるクセに）
凛とした答えが返ってくるとすぐ、感心してしまう。

じゃあ、自分がその側に行けばいい❣️
閃きました。（ねずっちさんじゃないですよ？）😅
「カッコいいー」「スゲー」って思ってもらえるにはどうするか。
また、わたし自身が自分のことを信頼してあげられるようになるためには、あれもこれも必要だ。
逆に、不要なものは？

周りのひとを見てると、皆さん本当にそれがよくパパッと判断されてて、ただ感心するしかないんです。

でも、今日のわたしは昨日までのわたしじゃない。
新たに一歩、前進したわたしなんだ。

成果がたとえ伴っていなくても、「そこに一歩、踏み出したよ」っていう爪痕がある。

言葉にして想いを届けることができなかったらダメなんじゃなくて、自分をさらけ出すツールが個々で違うだけ。
そんなふうに考えると、自分に対して、少し、甘くなれた気がしました。

……また、自分に対しての向き合い方がどうしてそこまで厳しいのか、って不思議だったり疑問に思っていらっしゃる方、いると思うんです。

わたしは、自分に厳しいのか甘いのか、自分のことなのによくわからないまま生きてきました。
でもやっぱりこのままじゃダメだなって思い始めたから自分に厳しくなろうって決意し始めたんです。

だからこそ今日のピアノ発表でも、不安がはたまた「こんにちは」なわけです。「音感間違えないでよ」「運指（ピアノの指使い）気をつけてや」とか。
安心できる環境でそんなことができるだなんて夢のまた夢だったんです。
だから、今日のわたしの挑戦は「とりあえずやってしまって、判断はお客さまに委ねる」。
これができたから、明日からのサービス（接客）でも役に立ってくると信じています。

お料理を運ぶ姿、お下げする姿、立ち振る舞い、
言葉遣い、備品のチェックなどなど。
数えきれないところまで神経を尖らせてきたけど、それも、ゆっくり卒業していこうかな。
温かな環境でわたし達を見守って、絶対最後には「大丈夫だよ」って伝えてくださる大切な仲間達がいる職場。

★違いは「間違い」なんかじゃなくて「ただ単に意見の相違」であること。

根っからのユニバーサルな環境だと、なんでもできてしまう。

★何にでもチャレンジしたくなる。

ときには自分の選択に迷ったり、「やっぱあっちの方が良かったな」って後悔することも大いにあるけど、自分がいくら必死にがんばったところでは、「承認」は得られません。

仲間や家族のように接してくださる支援員さんやスタッフさんがいるからこそ、「今日キツかったけどがんばろう」「明日もリベンジしよう」とかってなる。

「自分が目標にしてる、理想像」。
あなたはありますか？　もしあったとして、いまのあなたはあとどれくらいで「理想」に近づけそうですか？

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