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スウェーデンで学ぶ大学生が感じるカルチャーショック!

Hej hej! It's nana 🌈

最近ヨーロッパでコロナ新規感染者数が急上昇していますね…。

みなさんはお元気にしていますか?

スウェーデンでもコロナ新規感染者数が増えていて、大学からそれについてのメールが届きました。

そんなスウェーデン生活ですが、スウェーデンに引っ越して既に3ヶ月経ち、大学生活が始まってもうすぐ3ヶ月経とうとしています。

ルンドは昨日の早朝、初雪で近所の建物の屋根がうっすら白くなっていました!

北欧の冬が本格的に始まろうとしていて色々考えてしまう今日この頃なので、大学生の目線から見たカルチャーショックなポイントをいくつかまとめてみました

1. 先生・上司・先輩を呼び捨てで呼ぶ!

なぜ呼び捨てで呼ぶかというと、上下関係の無い文化を好むからだそうです!

これはスウェーデンに来る前から知っていたことなのですが、未だにすごく違和感を感じます!

私が卒業したIB校での先生の呼び方は結構特殊で "Sir" と "Ma'am" を付けて先生を呼んでいました。

今ではクラスメイトとの普通の会話でも先生のことを呼び捨てで呼ぶので、本当にぎこちないです笑。

先生にメールする時も、"Hi 〇〇," と始めるのでまるで友達と話しているかのようです。

↑ 未だにカジュアル過ぎないか何回も確認してしまいます笑。


2. フィーカ愛

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これも大学のセミナーを通して、「スウェーデン人はフィーカ*無しでは生きていけないからね〜」と言われていました。

*フィーカとはスウェーデンの文化で、ヒュッゲと同じようにちゃんとした意味がなく、ざっくり言うとコーヒーを甘いお菓子と飲む休憩時間のことです。

全員フィーカが大好きで、フィーカのことしか考えてないんじゃないの?!と突っ込みたくなるほどです。

↑ まさに NO FIKA, NO LIFE。

\ フィーカ大好きエピソード /

・大学初日やプレゼンの日は先生たちがフィーカを用意する(グルテンフリー・ヴィーガンなどの配慮あり◎)
・理学部の生徒会にはフィーカ担当がいる
・どの生徒会やサークルのミーティングも誘い文句が「フィーカあるよ!」
・ミーティングに行くかどうかはフィーカがあるかどうかで決める
・超真面目なクラスメイトが言っていた忘れられない一言:「あのミーティング本当につまらないけどフィーカあるから耐えられる」
・グループワークで少し疲れたら必ず誰かが言うこと:「フィーカしない?」
・スーパーにはお得なフィーカのお菓子コーナーがある

などなど、フィーカは体の一部レベルで大事なのです笑。


3. 超マイペースな交通機関

スウェーデンの右側通行になかなか慣れず、自転車で街中に行くことを未だにビビっています…笑。

キャンパスや街中まではトラムやバスを使っているのですが、あまりにもマイペースなスケジュールに毎回翻弄されています

スウェーデン人は時間に厳しく、どちらかというと日本人みたいなので交通機関のスケジュールも時間ピッタリなのかなと思っていたのですが、それが大間違い。

普通に時間より早く出発したり、ドタキャンしたり、大遅刻も日常茶飯事です。

さらに交通機関のアプリで切符が買えなくなるハプニングが起こり、大学の講義に大遅刻したこともありました笑。

今は30日の定期券を買うようにしているので、その悩みはもうありません!

が!

私がいつも使っている166番のバスのメンテナンスが群を抜いて悪く、いつもボロボロのバスに乗らさせられている気分です笑。

バスの中の掲示板が動かない+アナウンスすら無いことが当たり前なので、景色を見ていないと本当に降りそびれます。

こないだはたまたま座った席のストップボタンが動かなく、危うく降りそびれるところでした。

その前は乗ろうとした166番のバスのドアガラスが粉々になっていて、違うバスに乗り換えないといけませんでした。

もしルンドの166番のバスにもし乗る時が来たら、気をつけてくださいね!笑。


4. テストは匿名で受ける

このシステムは本当に生徒に優しい最高のシステムだと思っています!

テストの日に特殊なコードをもらうのですが、絶対に誰か分からないようなコードなので、採点する先生もクラスメイトもそのコードが誰か分からないのです!

テストの合否もお互いに聞かない限り分からないので、生徒のプライバシーが守られているのです。

先週生徒会の役職、Student Health Officer として生徒の権利についての講義に出席してきたのですが、私の記憶が正しければこのシステムはスウェーデンの法律で決まっているとのことでした。


5. テストは追試がある

学部によっては2回追試のできる学部や教科もあるとのことですが、私の学部の場合は1回のみ追試のチャンスがあります。

つい一昨日こないだの試験の追試があり、それまではクラスメイトの誰が不合格だったのか誰も知りませんでした。

不合格だったことは最終得点に影響されないため、たとえどんなにひどい点数を出しても追試の点数が良ければその得点が最終成績になるのです。

↑ 合格ラインギリギリで合格だった私も追試でもっと良い成績を出そうと追試を考えましたが、あまりにも課題が多すぎるため断念しました。

追試に頼るという訳ではありませんが、テストの前に「もしこれで落ちても追試があるから大丈夫」と安心感がすごいのでプレッシャーをあまり感じずにテストを受けることができます。


まだスウェーデンに引っ越してから半年も経っていないので、これからまたカルチャーショックを感じることが出てくるかもしれませんが、この5つが今のところ結構衝撃的でした!

色々な面で最先端を行くスウェーデンで大学生活を送ることのできる幸せを噛み締めて、寒い寒い冬も乗り切ろうと思っています!

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!🇸🇪


Hej då!

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