2017年7月の記事一覧
(性格と高い声)
高い声を出すためには性格が大切。狂気を引用する性格が高い声を可能にする。常識的な感覚のままだと喉を保護するために最高音の手前の手前ぐらいで、自分から無意識的に出すことをやめてしまう。喉の保護は声道全体と首の筋肉で行う。高声は”出せない”より”出さない”人が多い。
(発声とブレス音)
発声練習では意図的にブレス音をたてて練習してみると良い。ブレスのときに音(喉の雑音)が発生しないということは、喉に隙間がある、または開き過ぎている可能性がある。発声は最適な狭さが大切。この狭さを確認する方法がブレス音であり、喉の雑音。
(声の成長と時間短縮)
(続き3)それでも5~6年の時間がかかるのが声の成長といえる。本を読んでレッスンを受けるための素直さが大切。自分の力にこだわる時期に他人のアドバイスを素直さで受け入れ声を磨く必要がある。歌の才能とは素直さだと思う。
(声の成長と時間短縮)
(続き2)声の成長時期を失うことになる。成功者の中には独力を強調する人も多いが、それは成功者のみが言っているだけのこと。失敗者は独力について語らない。歌や声は時間をかけない方が良い。効率化を目指し、時間短縮する必要がある。それでも(続く)
(声の成長と時間短縮)
前にテレビで高校生が「自分の力のみで声に磨きをかけたいので他人から歌は教わりたくない」といっていた。気持ちは分かるし、そのように考える人は多い。日本人の特徴のようにも感じる。他人から教わらない、自分の努力のみで歌を追求する姿勢は人生の中で大切な声の(続く)
(第一パッサッジョの消失)
声質の軽い方は第一パッサッジョが消える、あるいは感じなくなる時があります。中音域から高音域に至る際の圧力が高まる過程と感じてしまう場合があり、その場合は第二パッサッジョで急に呼気圧を高めようとしてしまいます。重さ与えた発声練習の方が丁寧に鍛えられます。
(姿勢と声)
姿勢と声はあまり関係が無い。しかし日本人は姿勢に精神的な態度や気合いなどを求めるために不必要な姿勢で歌う場合が多い。特に合唱のきれいな姿勢は声に良いか疑わしい。
発声の姿勢で大切な人体の筋肉の部位は、胸・首・脇腹・背中。手足や腹直筋は自然にして良い。
声の個性を追求すると歌の習得は遅れる。声の練習は楽器を作るように地道さと正確さで行うと良い。声に対して何か特殊な現象や神秘、奇跡を期待すると下手になる。声は物理と体育の複合。非常に現実的な技。