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自分のキャリアもマーケティングして年収2倍に

フリーランスマーケターの中山あかりです。
BtoBマーケティングにおける、MA運用戦略立案~運用代行まで、ご支援をさせていただいてます。

MA=マーケティングオートメーションとは、その名の通りマーケティング活動のプロセスの自動化・仕組み化ができるツールです。

ツールによって使える機能は異なりますが、例えば顧客への一斉メール配信を初め、特定のセグメントへのメール配信やWebサイト上でのコンテンツ出し分け、オンライン上の顧客行動の可視化などが出来ます。

Webサイト上での顧客行動を可視化することにより、これまで営業担当が直接話さなければ分からなかったお客様の購買意欲をオンライン上の行動によって把握し、確度が高まったタイミングを適切に検知し、商談・契約に繋げていきます。

MAツールは、マーケティング業務の効率化・仕組み化はもちろん、企業の売上向上を目的に導入されるものです。

MA(マーケティングオートメーション)についての詳細は、以下の記事もご覧ください↓↓

今日は、私が「自分自身のキャリアもマーケティングしてきた」というお話を書きたいなと思います。

私自身のことをもっと知っていただきたいという意図もありますが、人生100年時代と言われる昨今、中長期的な目線で自分のキャリアをデザインしていくことの重要性をひしひし感じています。

マーケティング思考は、キャリア形成にも役立ちます。これを読んでくださっている方のキャリアを考えるヒントや、将来を考えるキッカケになったら良いなと思い、筆を走らせたいと思います。

私は現在34歳ですが、大きくキャリアチェンジして、マーケティング・セールスの世界に飛び込んだのは29歳の時。

それまでは、新卒で地方銀行の窓口テラーとして勤めた後、オーストラリアでのワーキングホリデーを経て、留学情報誌の編集の仕事をしていました。

新卒の時は安定志向で地方銀行に入ったものの、決められたことを決められた通りに実施しなければいけない業務に窮屈さを感じ、25歳の時に退職して、一度広い世界を見てみようと、オーストラリアにワーキングホリデーに行きました。

帰国後は、以前から憧れていた雑誌編集やライターの仕事をしたいと思い、転職活動を開始。運よく、留学情報誌の編集の仕事に就くことができました。

ただ、イメージしていたよりも取材などは少なく、黙々と事務作業をすることのほうが多い仕事でした。
「もっと色々な人と関わって成長したいなぁ」と思ったこと。また、お給料が低く、東京で1人暮らしをしていた私は毎月カツカツの生活だったので、年収アップを狙うためにも、次のキャリアを考え始めたのが28歳の時。

次転職をするなら、
やりがいを感じられそう」かつ「中長期的に収入が上げられそうな市場価値の高い職種」にしようと決めました。

でも、私は特に専門知識や経験があるわけではありません。

いろいろリサーチした結果、今からでも自分が挑戦できそうで市場価値の高い職種としては「BtoB向けの無形商材の営業」が候補に上がりました。

銀行員時代、一応カウンターセールスはしていたこともあったこと。そして、お客様の課題解決に貢献することはやりがいに感じられそうと思ったことから、未経験でBtoBサービスの営業職へ応募するのでした。

しかし、なかなか上手くいかない転職活動…。
未経験OKのところで、1次面接まで進めてもなかなかその先が通りませんでした(今思えば、なぜその会社なのかや、その職種なのか?を説得力ある形で伝えたり、熱意を伝えたりするのが下手だったなと思います)。

意気消沈しかけていた時に、企業向けにセールス人材を派遣するサービスを提供している会社に出会います。

お話を聴いてみると、紹介予定派遣のような形もあるとのことで、そうやって転職された方もいるそう。
また、研修も充実しているということで、これなら自分でもできるかも?と思い、面接を受けに行きました。

そこではトントン拍子に話が進み、その人材派遣サービスを提供している会社へ入社をすることになりました。
そして、研修期間を経て、前職のMAツールを開発・販売する会社に、カスタマーサクセスという、ツールを導入いただいたお客様の支援をする部門のアシスタントとして派遣されることになります。

派遣社員として入ってから3ヵ月後、「契約社員として入社しませんか?」と声を掛けていただきました。
まずは契約社員として入社し、アシスタント業務をしながら知識を習得し、その後正社員となり、お客様対応をさせていただくようになります。

派遣社員の時から役割はいろいろ変わっていきましたが、その時々で自分に期待されている役割を全うすること、期待以上の成果を出すことをし続けた結果、会社から信頼してもらうことができ、
リーダー、そしてマネジャーという大きな役割も任せてもらえるようになりました。

マネジャーになってから、派遣社員の時と年収を比べたら、なんと2倍ほどになっていました。

正直、正社員になって目標としていた年収は超えることができたのでそれだけでも嬉しかったですが、その後マネジャーまで経験させてもらえて、そこで私のキャリアは一気に飛躍しました。

ちなみに、このキャリアチェンジについては、派遣元だった会社が出している書籍でインタビューを受けまして、こちらにも掲載されています。

(表紙の写真の中の黒髪ストレート+紺色の服が私です。いまと全然違いますね。笑  ここでは旧姓です。)

派遣社員になった当時は、転職前よりもさらにお給料は下がりました。
ただ、あの時お給料が一時的に下がったとしても、リスクを取って転職をしたことで、新たなキャリアが拓けたことは間違いありません。

そして、その後築いたキャリアや身に着けたスキルを活かして、フリーランスになってもお仕事をいただけています。

「自分のキャリアをマーケティングする」という点で言うと、以下の2つをやってきたことは、理想のキャリア実現に寄与したなと思います。

  • 短期的に年収が下がったり、望むキャリアがすぐに手に入らなかったとしても、中長期的な目線でキャリアを選択する

  • 周囲からの信頼を得るために、目の前の仕事一つひとつに丁寧に向き合い、成果を出す


私のマーケティングの定義は「お客様との信頼関係を作る活動、仕組みすべて」です。

キャリアチェンジした時は、未経験で知識も経験も何もないところからのスタートでした。周囲と比べて、経験のない自分に引け目を感じる時もありました。
でも、ただただお客様や周囲の期待を超える成果を出すことに集中し、仕事をしてきた。

その結果、周りから信頼をしてもらえるようになり、マネジャーという大きな役割を任せてもらえました。
そして、そういったこれまでの経験すべてがフリーランスとして働いている今にも全て活きています。

中長期的な目線で、コツコツ信頼関係を築いてきた、つまりキャリアをマーケティングしてきた結果、こうして新たな道を切り拓けたと思います。

マーケティングもキャリアも、一朝一夕で成果が出るものではありません。地道な積み重ねが、やがて大きな成果になるものです。

だからこそ、常に先を見据えた上で、自分にとっての最善を選んでいく必要があるのだと、私は思います。

正解はないものですし、人と比べるものでもありません。
その時その時で自分にできるベストを尽くしながら、今後も自分のキャリアもマーケティングしていきます。

長くなってしまいましたが、本日は私のキャリアのお話でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


「本格的にWebマーケティングに取り組みたいけれど、知見がある担当者がいない。音頭を取れる人がいない」
「MAを導入したいけど、どのように進めていったら良いか分からない」

そんなお悩みを持たれている中小企業さまは、私にすべて丸投げでお任せください。

100社以上のMAツール導入・活用のご支援を通じて企業様のマーケティング活動のご支援をしてきた経験をもとに、コンテンツ制作についてはもちろん、BtoBマーケティング全体を踏まえた、トータルサポートをさせていただきます。

ご相談の際は、以下よりお問い合わせください。

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これまでの経歴、対応可能業務やスキルの詳細は以下もご覧ください↓↓

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