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自分が紡いだ言葉を愛せるようになると、発信は楽しくなる

突然ですが、私は「中野さんの文章が好きで・・・」とよく言われます。


そして、私も私の文章が大好きです。

多分、世界中で一番好きです。


私は、書き終わって公開した自分のnoteを、何回も何回も読み直します。おそらく他人のnoteよりも、自分のnoteを読んでいる時間が長いです。


だから、お客さんから私の文章が好きだと言ってもらったときは、「おっ、気が合いますねぇ」と思っています。笑



自分のコンテンツを愛せる力。

これって実はひとつの才能なのかもしれません。



自分のコンテンツを愛しているからこそ、自分が自分の一番のファンでいられる。

だから、発信やコンテンツづくりが苦痛じゃないんです。



でも、この「自分のコンテンツを愛する力」を才能としてしまっていいんだろうか。

と、ふと思ったのです。


なんだか、「言葉を紡ぎだすことを楽しむためにやってきたこと」が私にはたくさんある気がするのです。




言葉に敏感でいる、ということ


発信活動なんてものを始めるはるか昔から、私は言葉に敏感だったと思います。


私の人生を音楽無しに語ることはできないくらい、私は小さい頃から音楽が好きでした。

20年近くプレイヤーとしても音楽に触れてきましたが、実は楽器よりも「日本語の歌詞」の魅力の虜になっていました。


このnoteでもたまに自分の好きなアーティストの話をするのですが、どのアーティストも日本のポップス歌手、もしくは日本のバンドで、どれも歌詞に心を掴まれたアーティストです。


私は日本語というものにただならぬ美しさを感じていて、なんというか、自分の感性に引っかかる言葉選びを見つけた時、ぐっとくる感覚があって。


歌詞にぐっとこないアーティストにはそんなにハマることはなかったし、心のすべてを歌詞に持ってかれたバンドは、活休をしようが解散をしようが、何年も何年も聴き続けています。



その「ぐっとくる言葉」を何度も何度も噛みしめて味わってきたおかげか、自分で文章を書く時も、どんな言葉選びが相手の心を動かすのか?をめちゃくちゃ考えながら書くことができています。


ぐっとくるツボというか、エモーショナルポイントというか、そういったものを考えながら文章を書いてるんです。

だから後で読み返したときにも、「くっ…、我ながら良い…」と思えるんですよね。



自分の心を鷲掴みにされた経験の多さ、これはまぎれもなく文章を書くにあたって重要なことだと思っています。


心を鷲掴みにしたいから、自分自身が心を鷲掴みにされる経験を貯めていく。

そのためにも私はいまだに、世の中の「コンテンツ」を日々受け取ろうとしています。

音楽を聴くときは歌詞を必ず見るし(今のサブスクは歌詞が連動で見れてめちゃくちゃ便利)、色んな人のnoteを読むし、映画もアニメもよく見ます。


といっても、一度にたくさんの情報を受け取ると消化しきれなくなってしまうので、コンテンツの中のひとつひとつの言葉を丁寧に受け取るのが私は好きです。




言語化という「フィルター」を綺麗にする


もうひとつ、自分の文章を愛せていることへの大きな心当たりがあります。


それは、自分自身の言葉の純度が高まっていることだと思っています。


私は長期のコーチングを受けているのですが、セッションを重ねるにつれて自分の心の中と口に出す言葉の一致度がどんどん高くなってるんですね。


人間って面白くて、自分の感じたことをすべて言語化することは出来ないんですよ。

なぜなら、人の心は非言語情報の塊だから。


私たちは、その非言語情報を「言語化」という意識のフィルターを通して外にアウトプットしているだけなんです。

「なんだかうまく伝えられないや」が起こるのは、このフィルターが曇っていたり、ホコリで詰まってしまっているから。

コーチとの対話は、このフィルターを掃除するという役割も担ってくれています。


この気持ちはなんなんだ?
→一度言葉にしてみると…
→うーん、違うなぁ
→こうかな?
→そうそう!
→これが私が感じだことだ!


こんなやりとりをしています。


ホコリのつまったフィルターから出た言葉は、やっぱり「これじゃない感」が強くなってしまう。そして、自分の言葉を好きになることが難しくなって、発信が面白くなくなってしまう。これは大いにあることだと思います。


人間である以上、言語化というフィルターの存在からは逃れることはできません。

ただ、そのフィルターを綺麗にしていくことは必ずできます。


訓練さえしてしまえば、自分の発する言葉を納得感をもって使っていくことができるのです。




やっぱり楽しいほうがいいじゃん


私のnoteを読んでくれている方は、ビジネスでの発信をしている方や、これからしなきゃなーって考えている人も多いと思います。


正直、発信の仕込みの時間は、実際のセッションの提供時間よりもめちゃくちゃ長いです。特に最初のクライアントさんに出会うまでの間は、発信活動にほとんどの時間を費やすことになると思います。


だからこそ、発信活動は楽しめる方がいい。

むしろ、楽しめないと、せっかくの自分らしく生きるための起業が台無しになってしまいます。


もちろんコンテンツを生み出すという行為は苦しいこともたくさんあります。自分の中から何かを生み出すって、結構なエネルギーがいるし、全部が全部上手くスッと出てくる訳じゃないです。

現に私もこのnoteのこの行までに、すでに2時間かけています。さらっとかけちゃう人が本当に羨ましいよ・・・


だけど、この大変さも含めて楽しくて。

何よりも自分のことを知れることが嬉しいし、形は違えど、「日本語表現を使ってコンテンツを作り出し、誰かの心を動かす」という点では、私がリスペクトしてやまないアーティストたちと同じことをしているのかもしれないとも思うんです。


「仕事を楽しめる」って、すごくシンプルだけど、私が一番に大切にしたいことなんですよね。これは会社員時代もそうだったし、フリーランスになった今でも同じ。


どうせやるなら、楽しい方がいいじゃん。


これが私にとっての最強の哲学かもしれません。



「書ける気がしないや」で諦めないでおくれ


選ばれるコーチ、選ばれるカウンセラーになるためには、やっぱり「発信活動」はマストだと思っています。


少なくとも、私にはマストでした。


私には自分のコーチングを売れるような人はやっぱり周りに少なかったし、何より関係性が壊れるのは怖くて、なかなか知人に自分からは売ることができないんです。

だから、インターネットでクライアントさんに出会うしか方法がありませんでした。それには、自分のことを丸裸にして発信して、「あなただからお願いしたい」と選ばれることがどうしても必要でした。



だからこそ、私と同じようにインターネットという海の中でクライアントさんに出会いたい人、出会うしかない人は、「書ける気がしないや」で発信活動、ひいてはビジネスを諦めてほしくないんです。



私はよく、「中野さんみたいに文章を書ける気がしません」と言われます。

「私のような文章」を書く必要はありませんが、量として書ける気がしない、ということであれば話は変わってきます。



だって、楽しければ、書き続けられるから。


自分の書いたnoteを何回も何回も読み返しちゃうほど、書きあがった時に嬉しい気持ちを味わえるのだから。

自分の書いたnoteをきっかけに連絡をもらえたら、もっともっとたくさん書きたくなるのだから。


「書ける気がしない」という人は、書く楽しさをしらないだけかもしれません。だから、まずは「書く」を楽しめるようになってほしい。



楽しい発信活動を、楽しいビジネスづくりを一緒にしていこうね。



🌟個人的におすすめな「書く」を楽しめるようになる本


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