nakamura boku

中村墨と申します。地方の中堅企業で主に人事・法務・経営企画畑を歩んできました。現在は小…

nakamura boku

中村墨と申します。地方の中堅企業で主に人事・法務・経営企画畑を歩んできました。現在は小規模・スタートアップ企業のコピーライターの仕事などをしながら seeds box という副業・ボランティア中心のメンバーでゆるやかな連帯を形成し「地方再生版SDGs」を志す活動をしています。

マガジン

  • マガジン#6 (Lyrics #51~#60)

    僕の作品、Lyrics から 10篇ずつ、作品をまとめてマガジンにします。 内容のご紹介について、単体記事の方に別途「【ご案内】マガジン# 〇」という記事を投稿・公開します (こちらの単体記事は無料です)。 この単体記事の方もご覧いただき「マガジン」をご購入いただければ大変幸甚です。よろしくお願いします。

  • マガジン50セット #1 (Lyrics #1~#50)

    僕の作品は、単体記事の Lyrics から 10篇ずつ作品をまとめて 1つのマガジンにしていますが、5つのマガジンに掲載した合計50篇の全作品を集めたものが、この「マガジン50セット」です。 このセットの内容・ご紹介については、単体記事の方に別途「【ご案内】マガジン50セット# 〇」という記事を投稿・公開します (こちらの単体記事は無料です)。 簡単なご紹介ですが、是非、この単体記事の方もご覧いただき「マガジン50セット」をご購入いただければ大変幸甚です。よろしくお願いします。

  • マガジンセレクト #1 (Magazine #1~#5)

    僕の作品は、単体記事の Lyrics から 10篇ずつ作品をまとめて 1つのマガジンにしていますが、5つのマガジンそれぞれから、特にビューの多かった作品を2編ずつ、合計10篇の作品をセレクションとして集めたものが、この「マガジンセレクト」です。 このセレクションの内容・ご紹介については、単体記事の方に別途「【ご案内】マガジンセレクト# 〇」という記事を投稿・公開します (こちらの単体記事は無料です)。 この単体記事の方もご覧いただき「マガジンセレクト」をご購入いただければ大変幸甚です。よろしくお願いします。

  • マガジン#5 (Lyrics #41~#50)

    僕の作品、Lyrics から 10篇ずつ、作品をまとめてマガジンにします。 内容のご紹介について、単体記事の方に別途「【ご案内】マガジン# 〇」という記事を投稿・公開します (こちらの単体記事は無料です)。 この単体記事の方もご覧いただき「マガジン」をご購入いただければ大変幸甚です。よろしくお願いします。

  • マガジン#4 (Lyrics #31~#40)

    僕の作品、Lyrics から 10篇ずつ、作品をまとめてマガジンにします。 内容のご紹介について、単体記事の方に別途「【ご案内】マガジン# 〇」という記事を投稿・公開します (こちらの単体記事は無料です)。 この単体記事の方もご覧いただき「マガジン」をご購入いただければ大変幸甚です。よろしくお願いします。

最近の記事

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Lyrics #67 桜の日

立山黒部アルペンルートの除雪ニュースが流れている。これから全国各地の山岳地帯の除雪が始まり、美しい雪の回廊を見せてくれることだろう。 雪の回廊のドライブは爽快で、除雪完了のタイミングを見計らって、僕もいろんなところに行っているが、八幡平アスピーテライン、青森十和田八甲田ラインの雪の回廊は、春スキーを兼ねてともに複数回訪れたことがある。 解けかかる樹氷や、ゆるんだ雪質で、コンディションはベストではないものの、どちらも桜の開花時期とも重なることができて、好きな温泉もあったので、

    • 大谷翔平さんへ

      大谷翔平さんへ。 この度の水原一平さんの件はとても残念で、悲しいニュースでした。 大谷翔平さん、水原一平さんのファンの一人として勝手なメッセージを書いています。 僕は、翔平さんが今回の被害額について、一平さんへ弁済を求めず、罰を望まず、その代わりに、同額を一平さん自身が今後社会貢献活動として、その金額に満(みつる)まで、これから少しずつでも慈善団体等に寄付させていくことだと思っています。 これによって可能性は低いと思いますが、一平さんが実刑に服することなく、これからずっと

      • Lyrics #81 冴え返る

        今年の冬は雪が少なく、北国の我が家でも先月の下旬に椿の花をみることができて、このまま春の陽気が・・・と思っていた。 あれから1ヶ月、春分の日を迎えて桜の便りも届き始めたこの頃になって、寒の戻り、寒返る、という言葉がぴったりの早春寒波に見舞われている。 まだ少し三寒四温が続くようですが、今日の作品は、男女の心の移り変わり、そのひと時を、この季節の移り変わり、季節のばざまの天気のようにみたてて書いてみたものです。 ご覧ください。 Lyrics #81 冴え返る あなたが見

        • Lyrics #80 あれから

          「Lyrics #78 これから」、「Lyrics #79 それから」に続き、三部作の最後の作品です。 作品の背景 (前書き) につきましては、#78 #79 をご覧ください。 写真は、#78 #79 の モノクロ版 (-C) です。 Lyrics #80 あれから あの日の 灰色の空と海が まるでシネマのフィルムのように 私の心は あの時消えた 突然何も 無くなったったのよ 激しい音は 今でもまるで サイレントの映画のように 胸の奥を 強く叩いてくるの

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        Lyrics #67 桜の日

        マガジン

        • マガジン#6 (Lyrics #51~#60)
          10本
          ¥250
        • マガジン50セット #1 (Lyrics #1~#50)
          50本
          ¥500
        • マガジンセレクト #1 (Magazine #1~#5)
          10本
          ¥300
        • マガジン#5 (Lyrics #41~#50)
          10本
          ¥250
        • マガジン#4 (Lyrics #31~#40)
          10本
          ¥250
        • マガジン#3 (Lyrics #21~#30)
          10本
          ¥250

        記事

          Lyrics #79 それから

          三陸自動車道を利用したことを機会に、震災のことをテーマにした作品を前作「Lyrics #78 これから」として投稿させていただきました。 何度か三陸を訪れたことは前作の前書でもふれましたが、その都度、橋や道路、港や防波堤、街並みなど物理的な復興の経過も見てきましたし、度々各地の「道の駅」に立ち寄ると、生産や物流の復活によって、店頭に並んできた産物や製品も変化していて、それを体現できました。 また、ボランティア活動はわずかでしたが、特に宿泊した時には現地の人とふれあう時間も多

          Lyrics #79 それから

          Lyrics #78 これから

          三陸復興道路を利用して、気仙沼から久慈まで北上してきた。 三陸道はご承知の通り、仙台から北上するルートは、一部区間を除いて片側一車線の道路で、復興支援の意味合いもあり無料の高速道である。 (E45三陸沿岸道路は、三陸自動車道・三陸北道路・八戸久慈自動車道の総称) 全長は仙台から八戸までで359km、無料区間は333kmとされている。無料区間の長さはうれしいが、この区間の間にサービスエリアはなく、各パーキングエリアには、トイレさえないところも多い。 全長走破となるとかなり長

          Lyrics #78 これから

          Lyrics #77 はぐれ雲

          立て込んでいた仕事をこなし、ちょっと疲れてしまい、無理やり隙間時間を作ってまた海までドライブしてきた。 思考が混乱し、頭に微熱を感じたら、やっぱり海が良薬だ。 でも、ときどき思いもしない「振り返り」が勝手にやってきて、せっかく遠くまできても、嫌な気持ちになることがあるが・・・。 自分は何をしているのだろうか? とか、 これが何になるのだろうか? とか、 はたまた結局何のためになるのだろうか? とか・・・。いろいろと。 そんなバイオリズムの下降期のような、深い谷に入ったよ

          Lyrics #77 はぐれ雲

          Lyrics #76 Vow Renewal

          ワインバーを営んでいた仲の良い夫婦が、昨年末に店を閉じた。 コロナ禍のせいもあったのかなと思っていた・・・。 二人はハワイで挙式していて、数年前にはご子息の就職、結婚も決まり、その頃、いつかまたハワイでバウリニューアルしたいと言っていた。 日本でも以前からバウリニューアルをするカップルが増えているという。 ちょっとしたレストランで、食事の前にささやかな儀式をして・・・、とカジュアルに行っているところも多いという。 ワインバーの閉店が近くなった頃、主人からサン・テミリオン

          Lyrics #76 Vow Renewal

          Lyrics #75 Leap Day

          県外への就職や入学が決まり、旅立つ人を、駅のホームでみんなで見送る、こんなシーンは今でもあるのだろうか ? たまたまなのか、タイミングが悪いのか、僕は何年もそんな光景を目にしていない。 でも、地方では流入人口を流出人口が上回るところが圧倒的に多く、現実にはこの季節に家族と別れ、旅立ちをする人が集中するのだろうと思う。 周りにはシングルマザーやシングルファザーも少なくなく、一人っ子も多い。 今日の作品では、そんな旅立ちの季節の、ある母娘の別れ、2月29日が記念日となった一組

          Lyrics #75 Leap Day

          Lyrics #74 手紙

          熟年の知人がこの春にパートナーと別れ、東京の街を離れることになったと知らされた。 日本で熟年離婚という言葉がいつ頃から流行したのか、ちょっと思い出せないが、法的な婚姻届出がなく、事実婚の関係で別れることも含めると、公にされている離婚率を相当上回るのではないかと思う・・・。 これまでいくつか「別れ」のシチュエーションで作品を書いてみたが、今回は、仕事一辺倒だったこの知人をモデルに歌詞を作ってみた。 これから、新らしい仕事の関係もあってアメリカのニューポートに行くという。前の

          Lyrics #74 手紙

          Lyrics #73 君の純情に溺れてしまうことがある

          ストレスフリーな時には、日常の些細なことでも、小さな幸せを感じられる。 心情の移り変わりは、空模模様のようでもあり不思議だ。 深く胸に刻まれることもあるけれど、時が経てば、ほとんど忘れてしまう。 そんな自分でも、ときどき、信じられない、いや何故か懐かしいような「純情」に出逢うことがある。 まるで遠い国からの旅人にでも出逢ったような、そんな「純情」に触れて、書いてみた作品です。 Lyrics #73 君の純情に溺れてしまうことがある 春のやわらかな陽射しとともに 漂

          Lyrics #73 君の純情に溺れてしまうことがある

          Lyrics #72 この町に来てから

          春はまた引っ越しのシーズンでもあります。 卒入学、就職退職、転勤などで誰しも何度か転居を経験されていると思います。 新しい場所で新しい生活を始めることは、いろいろと億劫なこともありますが、節目をつくれる良い転機にもなります。 僕もかれこれ 20回近くは転居してきた経験から、それぞれ意味あるターニングポイントだったような気がしています。(その機会を活かしたかどうかは別として・・・) 今日は、近所で引っ越しの車を見たことをヒントに、この詩を書いてみました。ただシチュエーションは

          Lyrics #72 この町に来てから

          Lyrics #71 卒業

          今日は友人からのリクエストに応えて。 息子さん (S君) がこの春に高校を卒業し東京へ、ということで、手紙に僕の詩を添えたいと、オーダーがありました。 3年前、コロナ禍の直前だったと思うが、友人と居酒屋で飲んでいたが、財布を忘れたということで、友人がS君に電話したところ、まもなく居酒屋に財布を届けに現れた。 僕は初対面だったが、その時にガールフレンドといっしょに来ていたことを思い出し、そのことを今回友人に訪ねると、高校入学から3年間、とても順調にお付き合いが続き「これから青

          Lyrics #71 卒業

          Lyrics #70 一粒の砂を君の手のひらに

          「Lyrics #68 戦争だけが歴史に刻まれるだろう」のあとがきで、亡くなられた指揮者・小澤征爾さんのことにふれた。 東日本大震災の後、小澤さんは被災地に心を寄せて、主催する音楽アカデミーを見学するプログラムに、現地の中高生を招待されているが、何人か知り合いの子らが、その時お世話になっていた。 そんなこともあって、小澤さんは僕の心から離れることはない。 僕が在籍していた会社にも、岩手県沿岸部の出身の方がいて、宮古市や釜石市、陸前高田市で家族を失っている。 プロ野球ロッテ

          Lyrics #70 一粒の砂を君の手のひらに

          Lyrics #69 シュールはここにある

          海が近いせいもあるが、水生動物でもないのに、どうしてこんなに海が好きなんだろうかと思う。 もちろん荒れ狂う海も、人も町ものみ込んだ海を知っているのだけれど。 水族館も近くにあって、数年に1度程度は足を運ぶが、人工物が何も見えない海がいい。水族館の係員に聞くと、水中から陸へ上がり再び水中に戻ったクジラなどを二次水生動物というらしいが、僕のような人間は「再び水中に戻る直前のクジラ」なのかもしれない。 でも正確に言えば「海が好き」という感情でもないのだ。 「引かれる」ように海に

          Lyrics #69 シュールはここにある

          Lyrics #68 戦争だけが歴史に刻まれるだろう

          詩を書いているのであれば、生きているうちに、反戦の詩はいくつか書いてみたいと思っていたけれど、僕の力量ではそんな重いものをうまく掲げられそうもない。 歌詞形式なので、感じるまま吐露するにしても字数が適当となるような語彙力もなく、うまく気持ちが伝わりそうもない・・・。 と言いつつ、自分が生きてきた何十年間の間も、いつもいつも戦争のニュースが流れ、時間は刻刻と過ぎて来た。もう目をつぶれない。 一体、正義や大義を掲げて人の命と国土を奪い、文化も歴史も精神さえも消滅させる戦争とは何

          Lyrics #68 戦争だけが歴史に刻まれるだろう