Lyrics #76 Vow Renewal
ワインバーを営んでいた仲の良い夫婦が、昨年末に店を閉じた。
コロナ禍のせいもあったのかなと思っていた・・・。
二人はハワイで挙式していて、数年前にはご子息の就職、結婚も決まり、その頃、いつかまたハワイでバウリニューアルしたいと言っていた。
日本でも以前からバウリニューアルをするカップルが増えているという。
ちょっとしたレストランで、食事の前にささやかな儀式をして・・・、とカジュアルに行っているところも多いという。
ワインバーの閉店が近くなった頃、主人からサン・テミリオンのワインをいただいた。
やわらかく、優しくて繊細さを感じる、そんな二人のようなワインだった。
理由あって、ハワイはまた先にと言っていたけど、来年 (今年) の夏には、ささやかにどこかでバウリニューアルをしたいと、と話していた。
つい先日、その時いただいたワインと同じものを見つけ、二人に捧げてみたいと今日の作品にしてみました。
Lyrics #76 Vow Renewal
小さな読書灯の明かりに
君のピアスが 照らされている
こんな静かな 夜に似合うよと
サン・テミリオンの ワインをあける
軽いジャズを聴きながら
僕と君の 長い時間を振り返る
たぶん明日は 曇りかもしれないけれど
海沿いの道を走りながら
小さな街の あのレストランで
二度目の結婚式を 夕日の中で
あなたの嫌いなところの半分を
もう好きに なっているのかもと
あの夏に 囁いてくれたこと
あの時の空と 風を忘れない
愛していると囁いて
夕日が海に 滲んで消えたときに
僕は僕と 君の明日に誓ったんだよ
あれから長い旅だったけど
こうして ささやかな日常を
楽しめる幸せの 記念日として
わたしも愛しているわと
夕日が君の 瞳に滲んで赤く
僕は僕と 君の明日に誓ったんだよ
あれから長い旅だったけど
小さな街の このレストランで
二度目の結婚式を 夕日の中で
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