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地域おこし協力隊として地元で働くことの5つのメリット

通常地域おこし協力隊というのは、Iターンで飛び込むパターンが多いと思うのですが、私の場合は地元にUターンしたかたちでした。

私はこの地元に帰る方法として協力隊を選ぶというのは意外とありなんじゃないかと思っているので、今日は地域おこし協力隊で地元に帰ることについて書きたいと思います。

<そもそも地域おこし協力隊って?>

地域おこし協力隊は総務省の制度で、平たくいうと地方に都会の人材を送り込み、まちを活性化させたり、隊員の定住化を目指すというものです

任期は1~3年で、毎年更新。任期中は国からお給料が出ますが、その間に任期終了後も続けていくナリワイ作りをすることがミッション

総務省 地域おこし協力隊

http://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/


今日はそんな「地域おこし協力隊として、ほかの地域ではなく、地元を選んで働くことの5つのメリット」について書きます。

メリット1:「地元が大樹町です!」という言葉だけで1-2年くらい縮められる

協力隊として地域に入って最初にやるべきことは信頼関係の構築だと思っています。

いきなり地域に入って色々活動しようとしても、

周りの方からみたら「お前誰だよ。何ができるんだよ。」となるわけで。

地域で0から信頼を築いていかなきゃならない。そしてそれにはかなりの時間がかかります。

しかし私の場合は地元へのUターンなので

「いやー私地元が大樹町なんですー。○○地区の出身なんですよー」と言うと

「おお!そうかそうかー!○○さんの娘さんかー!昔小さい時におじさん会ってるよー!!」

となります。

つまり、お前誰だよから、○○さんの娘さんかー!と一気に距離が縮まります。父や母、さらには祖父母の名前まで出しながら、親近感を感じてもらいつつ信頼ポイント大幅獲得。

この効果は大きい。

基礎となる信頼獲得のために必要な1-2年は軽くすっとばして地域に入っていけます。


メリット2:地元に定住したいという意思が伝わりやすい

協力隊としてよその人が入ってきても

受け入れ地域としては「どうせ3年経ったらどこかにいっちゃうんでしょ?」という不安や疑惑の念を感じてしまうのは仕方のないこと。¥

その点、私は地元なので、地域の皆さんも「かえってきたんだねー!じゃあしっかり仕事作らないとね!」となる。

だからこそ、色んな場所に呼んでもらえたり、

ナリワイ作りのためのサポートをしっかりと地域側がやってくれるのだと思います。

地元にUターン=定住する意思があるんだ、と思われやすいので様々な協力やサポートが得られやすくなります。


メリット3:土地勘がある

結局自分の地元なので、

その土地ならではの歴史や文化、慣習とか、全部はわかっていなくても(忘れていることもあるし)

土地勘や勘所があるのは0から学ぶよりずっと良い。


メリット4:親が強面なのでみんなやさしくしてくれる(気がする)

私の父はパッと見ヤクザみたいな風貌なので

若い人だと怖がってる人もいるみたいで、

なぜだか、みなさん優しくしてくれる気がしますw

この歳で親を使うのもどうかと思いますがw、まあそれで色々とサポートが得られるようになるのであればどんどん親の名前はだしましょう。

メリット5:お金がかからない

地元=実家がある

最初の1年は実家に住んでいたので、本当にお金がかからなかったですね。

家賃&光熱費&食費で4万という格安っぷりです。夫婦2人で居候しているのにw

年収にして5-6割減したわが夫婦にとってこのエコノミーな暮らしは本当に助かりました。ただし、さすがに親と暮らすというのは、親側も私たち夫婦側もそれなりにストレスだったので、(それぞれのライフスタイルを長年築いてきたのですから、いきなり同居ってしんどいですよね)、いまは実家を出て別の住宅で暮らしています。


協力隊として縁もゆかりも無い土地に行くの良いですが、

町おこしをしたいならまず地元からやったほうが動きやすいですし、

地元を選ぶことのメリットも多いのでオススメだと思います。


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