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私がオランダに移住できた1つの理由~私は生まれながらに少数派~

オランダ移住をして10年目を迎えました。
今までのオランダ生活を振り返ったとき1つ気づいたことがあります。

初めての海外移住で1度も訪れたことのないオランダで生活を始めたという経験はどうしてできているのかの答えです。

それは、私が生まれながらにして少数派として生きてきた経験があるからです。

もちろんこれだけが答えとは思いません。けれど私の人生の中で少数派として生きてきた経験は海外移住をしてからもとても大きな力となってくれています。

noteで書こうと思った理由は、この記事でもしご自身のコンプレックスで悩んでいる方や海外移住や様々な挑戦をしたい方への応援ができたらと思ったからです。

少しでも応援になれたら嬉しいです!

生まれながらに

私は生まれながらにして自分では選択できず様々なことが少数派となりました。

•RH陰性(RH-)
RH陰性についての説明
•左利き
•アトピー持ち
•遺伝性のメガネ
•アキレス腱が短い
•丸爪
•下顎が出ている
•耳が動かせる(見たい方はコメントください笑)
等々

多くはコンプレックスで今でも気にしているときがあります。

少数派としての経験

RH-に関しては驚かれることがあるくらいで特に問題になったことはありません。ただ何かあったときのために血液を保存した方が良いと教えてもらいました。

左利き、アトピー、遺伝性の目、アキレス腱が短い、丸爪、下顎がでている、これらは私にとって幼少期からのコンプレックスでした。

私は平成元年生まれで小学校のクラスメイトでで私の知る限り左利きはいませんでした。(知らないだけでいたかもしれません)

私が通う小学校ではお弁当だったのでお昼休みになると全員で食べます。

ある日フォークでご飯を食べているとフォークの持つ手がおかしいとクラスメイトに言われました。

もう20年以上前の記憶ですが未だに覚えています。

左利きと同じく目立つのが眼鏡と顔の輪郭です。メガネはピントを合わせるのでとても度が強く見た目も目が大きく見えます。

こちらは幼稚園の頃から目が大きいと言われていました。
私は記憶があるときから眼鏡をかけています。

輪郭に関しては下顎が出ていることで笑顔の時歯が出せませんでした。

笑顔がうまくできないことは子どもながらに落ち込み今でも気にしてしまうことがあります。

アキレス腱が短いと何か藤生があるのかと思われるかもしれません。私は両足の裏を付けたまま座ることができません。どちらかが浮きます。

体躯の時間にお尻を付けずに座るとき周りはできているのに自分だけできないことでコンプレックスとなっていました。

時代の変化

今では左利きはむしろいいねと言われたり、メガネも薄いレンズに加工してもらえたり、爪が小さくてもネイルができたり時代の変化はたくさんあります。

私自身の変化や環境の変化も大きいと思います。その中でこのnoteを書けるようになりました。

唯一自分で選んだ少数派の選択

生まれながらにして様々なことが少数派だった経験をしている私ですが、唯一自分で選んだ少数派になる選択が海外移住そして外国人として生きる選択です。

正直移住した当時は嬉しさや移住後の生活に精一杯でこのような考えを持つことはしてませんでした。

オランダ生活を続ける中で気付けたことです。

海外生活で力になる少数派の経験

私の持つ様々なコンプレックスは長年私を苦しめていました。

けれどこの経験があったのでオランダ生活の理不尽さや大変なことも気にせず生活してこれたとも言えます。

私の場合は身体や用紙について書きましたが、それ以外にもたくさんコンプレックスはあります。そしてコンプレックスに限らず嫌な経験をしたことのある方はたくさんいると思います。

全ての出来事を思い出してくださいとは言いませんが過去の経験よりは今の経験は大したことないと思えると少し気もちが楽になります。

私はその意識を鈍感という言葉で表現していました。
鈍感でありたいけれど実は覚えていることは多く私自身子どもの頃の記憶が今でも出てきます。

その時は今はオランダに住んでいて家族と暮らし自分の望む生活ができているよ!と自分い伝えています。

自分で選ぶことができて

オランダに移住するまでの約25年間の人生で自分の体についてはただただ受け入れるしかありませんでした。諦めるという表現が正しいかもしれません。

私が25歳の時オランダに移住する選択を自分でしました。外国人として生きる選択は少数派になる選択です。

どんなに理不尽で嫌なことがあっても大変なことがあっても自分の意識が違いました。

その理由は自分で選んでいるか否かの違いです。

体については自分で選ぶことができません。
でも、住む場所、誰と一緒にいるかは自分で選べます!

今も体のことをきにしたり、心配や不安もあります。

それでも自分で選択でこることに意識を向けることで体の事も向き合うことができました。

これからも自分の体のことを受け入れながら1つ1つの選択をしながらオランダ生活を送りたいと思います。

この記事がご自身のコンプレックスで悩んでいる方や海外移住や様々な挑戦をしたい方への励みになったら嬉しいです!


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