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2人で会話する時間がほとんどない夫婦のLINEコミュニケーション術

夫の仕事が繁忙期に入り、土日祝日はいつもの時間に帰れないことがほぼ確実という状況になってきました。

今までは遅くても夜ごはんやお風呂には間に合う感じでした。

昨日ついに、夜ごはんやお風呂にも間に合わず、「帰れない」という連絡もないまま、私と子どもが寝たあとに仕事が終わって帰ってくるというのが久しぶりにありました。

以前、夫が時短勤務じゃなかった頃はさらに朝も夫が不在で直接の会話がほぼ不可能でした。当然すれ違いが起きていました。

あの頃のすれ違いをふと思い出したので、直接の会話ができなくてもコミュニケーションを円滑に行うにはどうすればよいかを改めて整理してみました。

LINEは即レス

我が家ではコミュニケーションツールとしてLINEを使っています。元々使っていたことと、Slackなどの新しいツールの導入に夫がついてこれないことが理由です。

ルールをはっきり決めているわけではありませんが、LINEは見たらその場で返信するようにしています。

仕事のメール術でよく言われていますが、「見ました」「検討の上返信します」という一言だけでも、仕事ができる人は返信しています。24時間以内の返信が望ましいと仕事の文脈では言われます。

LINEでも「わかった!」「あとで返信する!」「スタンプ」だけでも、返信があると印象がよいでしょう。

LINEだと既読がつきます。普段一言でもすぐに返信することで、逆に既読のみの状態のときは仕事中にたまたまLINEを開いてしまって返信できない状況なんだと相手に暗に伝えることができます。

「既読スルー」「未読スルー」を悪意あるものに思わせないためにも、なるべくその場で返信するようにしています。

大事なことほどLINEで伝える

夫とよく揉めたのが、大事なことを言われていなくて、予定の直前にバタバタする事態になることです。

「大事なことだから直接言おうと思って(だけど、直接話す時間がなかったので言えなかった)」と夫はよく言っていました。

仕事術でもよくあります。大事なことは対面で、それが無理ならせめて電話でと。

確かに一理あるのですが、伝える内容自体は対面や電話でも、メールやLINEでも特に変わりません。

対面や電話で対応するのは、「大事に扱いましたよ」と相手に伝えるパフォーマンスにすぎないと思っています。

例えば、営業や接客。特に大事な顧客への対応や謝罪対応などはパフォーマンスが重要です。

また、感謝を伝えたいとき、今後もよい関係を継続したいときなども、対面や電話はよい効果を得られるでしょう。

これに対して、家族間の連絡、特に子育て中でタスクと時間に追われているときの連絡は、「いかに段取りよく、タスクを滞らせないか」が最も重要です。

ただでさえ時間がないので、対面や電話という相手の時間を奪う方法はNGです。

言おう言おうと思って結局言えなかったというのは、段取りの観点から最悪です。

また、言葉という記録に残らず、あとで確認できない、言った言わないになるという意味でもNGです。

とにかく「形に残る」方法で、伝えるべきと思った瞬間になるべく早く、相手の時間を奪わないで伝えることが大切だと思います。

どうしても直接伝えたいなら、LINEした上で、電話なり直接話すなりすればよいと思います。

仕事でも、ミーティングの前後にアジェンダや議事録を共有しますし、メールや郵送のあとに確認の電話を入れることもありますね。

業務連絡以外のこともLINEする

業務連絡が円滑にできるようになると、業務連絡以外の会話がないことが物足りなくなってきます。

我が家では、ネット記事などをシェアするグループを作成して、気になった記事やツイートなどをシェアしています。

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元々は普通のトークルームにシェアしていましたが、他の会話で流れてしまうので、専用のグループにしました。

こちらは返信がなくても気にしません。(ある方が望ましいですが)

それよりも、共通の価値観の土台を作ることを主眼としています。

たまたま2人の時間ができて、でも話すネタがない…というときに「そういえばあの記事見た?」と話すことがあります。

このグループを作ったきっかけは、ところてんさんのこの記事です。もしよければ読んでみてください。

お互いがやるべき家事をきちんとやる

最後に、LINEとは少し離れますが、これがストレスを最も減らしてくれました。

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夫は今料理を担当しています。

土日も夫は仕事なので、最初はおやつもご飯も準備できず、だけど仕事で帰ってこれず、連絡もとれず…ということがかなりありました。

3か月ごとに家事を交代して、夫が2回目の料理担当になった今、ようやく土日のおやつやご飯を準備できるようになり、帰ってこなくても連絡がなくてもストレスに思わなくなりました。

夫の帰りが遅いことのストレスの源泉は「不公平感」なんだなと改めて思います。

これからクリスマス、年末年始とごちそうのイベントが続きますが(そして繁忙期のピークでもある)、頑張ってほしいと思います。




最後までお読みいただき、ありがとうございます。