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古本屋のすすめ

仕事の出先で少し時間があったので、本屋に寄って会社に戻ることにした。


グーグルマップで本屋を検索して、会社までの帰り道にある本屋に向かうことにした。


本屋に向かっている道中、ブックオフがあった。「本を売るならブックオフ♪」のあのCMでお馴染みの古本屋だ。


なるほど、古本屋もいいかも。むしろ、いつもは行かない古本屋に行くのもいいかもしれない、と思い予定を変更して、ブックオフに行くことにした。



ブックオフには、本を売りに行くときに、たま〜に行くぐらいでほとんど行かない。車を駐車場に停めて、なるべく手ぶらで本を見たいので、車の鍵とスマホだけを持って車を出る。自動ドアが開くと、ブックオフ独特の匂いがする。


入ってすぐには、ブックオフの一押し商品であろう人気小説が本の表紙が見える形で並べてあった。


私は、自分が見たかった作家さんの本が置いてありそうなコーナーへ足を運んで、本を探した。本屋さんで本を探していると毎回思うのだけど、

本を探している時間ってなんかワクワクする。



最近の本屋さんであれば、本を検索できる機械が置いてあって(ブックオフはないだろうけど)、それで調べれば一発で目当ての本が置いてあるかどうかわかる。でも、その機械には頼らず、まずは自分で探してみる。


あるかもしれないし、ないかもしれない。内心では、「ある」に期待をして胸を膨らませて探している。本を探している間に、「この本おもしろうだな」とべつの気になる本に出会ったりする。その時間にワクワクしているのだなと思う。



たまたま通りかかって、久しぶりに行った古本屋。古本屋には古本屋にしかないワクワク感があるなと思った。



本屋は、当たり前だけど新品の商品しか置いていない。置いてある本もメインどころのスペースには新刊が揃っているし、比較的ここ最近出版された本か、ベストセラーになった本が置いてある。


でも、古本屋はそうじゃない。誰かが売った本を置いているから、新刊はほとんど置いてなくて、出版された年代もまちまちで、最近のものもあれば、ずいぶん前に出版された本もあったりする。

そこでの古本屋にしかない出会いがある。

それがいい。


それも、今日、たまたまここの古本屋に来たからこそ出会えた感がある。それはきっと、その本が置いてあることが当たり前じゃないから。たまたま誰かがここの古本屋に売りに来て、今日私がたまたまその古本屋に来て、たまたまその本を手に取った。そういう偶然が重なった出会いが嬉しい。


たまたま行った古本屋だったけど、気づいたら4冊も購入していました😁



購入した本

・そういうふうにできている/さくらももこ 

・いつもの毎日/松浦弥太郎

・沢村さん家のこんな毎日〜平均年令60歳の家族と愛犬篇〜/益田ミリ

・沢村さん家のこんな毎日〜久しぶりの旅行と日々ごはん篇〜/益田ミリ



日常とか暮らしにまつわる本が好きです🍃



最後まで読んでいただきありがとうございます!いつか書くを仕事にできたらいいなと思っています。応援いただけるとすごく嬉しいです✌️