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小説「ベテルギウスの憂鬱」
【あらすじ】
大学の天文部の中で、ベテルギウスというニックネームを持つ彼だけがカップルになれずに孤立していた。
そんな彼に「あなたのことを見てる子だっているんですよ」と謎のメッセージと隠し撮りが送られてくる。
彼は悪戯だと思うが、ネットを通じてその“六等星”と名乗る女性と付き合い始めた。
【備考】
・本作はエブリスタの超・妄想コンテスト「告白」応募作です。
・本作はノベルアップ+で開催されている冬の5題マラソン第四週の応募作品です。
・コンテスト期間終了後に非公開になる場合があります。
【データ】
文字数:3000字
バージョン:v1.1.0
公開日:2023.1.20
更新日:2023.2.26
【リンク】
[エブリスタ]
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【作品冒頭】
ベテルギウスという星を知っているだろうか。この名を知らなくてもオリオン座くらいなら聞いたことがあるだろう。冬の空を見上げればよく目立つ、赤く輝く星とその付近に並ぶ三つの星、更に三つの星を囲むようにしてその赤と白の目立つ四つの星が長方形を描くように配置されている。
中でもその赤く目立つ星は全天に二十一ある一等星の一つだ。
またベテルギウスは、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを合わせて冬の大三角形を形成する星でもある。
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