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【ハバナ】3ヶ国目キューバで財布がスリに盗まれピンチ!? | 中南米を女ひとりでバックパッカー!《体験談》

こんにちは、行動と挑戦が大好きなチャレンジャーライターの『なつみん』です。

私はカナダでのワーキングホリデーを予定していましたが、思わぬ展開で中南米のバックパッカーに挑戦することになり、3ヶ国目への旅が始まりました。

さて、私が次に訪れる国、

それは「キューバ」!

今回は、キューバでの悲喜こもごもの体験をお伝えします。

どのような出会いが待っているのでしょうか。

なぜキューバを選んだのか?

さて、私が次に訪れた国は「キューバ」!

正直、キューバに対する特別な思い入れはありませんでしたが、

友人のおすすめと比較的安全な雰囲気に引かれ、この魅力的な国に足を踏み入れることにしました。


メキシコからの移動先を考えていた際に、

  1. このまま南米に入ろうか

  2. 中米をもう少し周ろうか

と悩んでいました。

その頃、オーストラリアのワーキングホリデー時代に出会った友人カップルがバックパッカー旅をしており、

私よりも前から中南米に入っていたので、たまに連絡を取り各国の情報をもらっていました。

キューバおすすめだよ!
キューバは比較的安全だったよ!
とのこと。

他にも中南米を訪れたことのある友人も同様の意見を言っていたのを思い出し、

な「それならキューバに行ってみよう!」

と、キューバ入りを決めました。


メキシコのカンクンからキューバのハバナまでは直行便があり、

1時間ちょっとのフライトで着きます。

時期にもよりますが、片道の航空券の費用は2万円前後でした。

な「中南米は治安がよくないから注意が必要だったけど、
キューバはみんな安全って言っているし、楽しみ〜!」

と、

そんな気持ちでキューバに向かいました。

この浮ついた気持ちが後の事件に繋がります。。。


ハバナに到着!市内までの交通手段は?

およそ1時間でキューバの首都「ハバナ」に到着。

私が到着したのはまだお昼の時間帯でした。

交通手段を調べると、空港から市内まで約20キロほど。

移動手段として、ローカルバスを利用するかタクシーを使うかの2パターンが多いのですが、費用が大きく異なります。

ローカルバス・・・2円
タクシー・・・約2,500円

え?2円?!

移動手段に費用がかかるこの旅では、なるべくコストを抑えて移動したいところ。

ローカルバスを利用するには、空港から大通りまで歩かなければならず、

バス停までの道のりは猛暑の中で20分程度でした・・・が、2円のためなら!って思いますよね。笑

私はローカルバスを利用することにしました。


100リットルほどのバックパックを背負い、やっとのことでバス停に着き、待つこと10分ほど。

な「やっと来た!!」

そう思い、バスを見るとかなりの満員。

でも次のバスまでは待ち時間も長く、頑張って乗ることにしました。


押しつぶされるくらいのぎゅうぎゅうの中、次のバス停までは5分ほど。

なんとか耐えながら、早く空くことを祈るようにバスに揺られました。


一気に人が減りホッとして地図をみようとしたら・・・

次のバス停に着くと、たくさんの人が降りてバス内はかなり空きました。

やっと身動きが取れる!

と思い、とりあえず現在地を確認しようと思い、携帯を出そうとしました。

・・・

あれ?


ショルダーバックに入れたはずの携帯が見当たらず。

違う場所に入れたかな?と思い、ポケットやバックパックも見てみましたが、

ない。


この瞬間、一気に青ざめました。

まさか。。。


さっき、ショルダーバックを開ける際に私は少し違和感を感じたのです。

ほんの2cmくらい、チャックが開いていたことに。

でもショルダーバックは前面にかけていて押さえるようにバスに乗っていたし、まさかと思いました。

しかし、これだけではなかったのです。


待って?!お財布は?!!


同じカバンに、普段使い用の小さなお財布も入れていました。

お財布の中には、先ほど空港で引き出した3万円分くらいの現金と、

クレジットカード1枚、ダイビングのライセンスカードなど。

・・・ない


バスの中で大きな100リットルのバックパックも漁るように確認しましたが、どこにもない。

そうです。さっきの混雑している区間・・・ほんの5分弱の間にスリに遭ったのです。


初めての経験に動揺が隠しきれず、しばらく思考停止状態でした。

携帯もお財布も盗まれた。どうしよう!
クレジットカードどうやって止めたらいいんだろう
そもそも宿探しもどうやってすればいいんだ


キューバは、電波がほぼ通っていません。

Wi-Fiも非常に弱く、大きなホテルや公園に一応通ってはいますが、

  • まず「Wi-Fiカード」を購入し、

  • Wi-Fiに繋がったらカードの裏に書かれているナンバーを入力することでWi-Fiが利用できます。

しかし、このWi-Fiも非常に弱く、繋がるまでに1〜2時間かかったり繋がっても10分も経たないうちに途切れてしまいます。


とりあえず一度冷静になることを試みました。

まず、今回の旅に向け私はお財布を2つに分けていました。

もう1つのお財布にもクレジットカードや現金を入れており、こちらはちゃんと手元に残っています。

また、携帯も2台持ち。日本で使用していたiPhoneはスリなどに狙われやすいと聞いていたので、iPhoneとは別にAndroid携帯を事前に購入し、

このAndroidを中南米では基本的に使用して旅をしておりました。

そのため、iPhoneも無事です。
(Androidは購入してたった2週間でお別れすることに・・・泣)

海外保険にも入っているし、盗まれた携帯代などは保障されるはず!
とりあえず、市内に着いたらWi-Fiカードを購入してクレジットカードを止めなくちゃ!

そう思い、市内へ向かいました。


ハバナ市内に到着!宿とWi-Fiカードを探すことに

バスに揺られること45分ほど。やっと市内に到着しました。

ハバナの市内はとてもカラフルで、おしゃれなクラシックカーがたくさん走っています。

しかし、私の気分はカラフルどころか真っ黒です。。。


使用できる携帯もないため、とにかく人への聞き込みと街中の標識などを手がかりにまずは宿を探すことに。

しかし、ここで大きな問題が。

中南米では英語が全く通じない国が多くあります。
キューバもその一つ。
ワン・ツー・スリーなどの数字でさえ伝わりません。

そのため、この状況を伝えようとしても、

流石にスペイン語までは習得していないためなかなか思うように伝わりません。


言葉の壁にぶつかりつつも、なんとか目標としていた日本人宿に辿り着くことができました。

英語が伝わらないのであれば、日本人を探して日本語で情報収集をしなければと思い、日本人宿に行くことにしたのです。

ここまでに1時間くらいはかかったことでしょう。


宿につくと、オーナーさんは英語が通じる方だったので、

状況を説明し宿も空きがあったため宿泊の手続きをしました。


また、宿にいた日本人の方が、私の状況を知りたくさんのアドバイスをくれました。

  • Wi-Fiが比較的繋がりやすい場所

  • Wi-Fiカードが購入できる場所

そして、Wi-Fiカードも念の為にと1枚譲ってくれたのです。

こんな時、人ってあたたかいなぁって強く感じますよね。


Wi-Fiカードを握り締め、繋がりやすいと言われた公園に向かいました。

しかし想像以上にWi-Fiに繋がりません。

繋がっては途切れの繰り返しで、一度長めに繋がった時にクレジット会社に電話してみましたが、話している途中で切れてしまいます。

不甲斐ないけれど、必要情報と現在の状況をまとめた文章を作り、次に繋がった瞬間に家族にLINEで送り、あとは神頼みするしかないと思い親にメッセージを送りました。

かれこれ、公園に3時間はいたかと思います。

その後、疲れて宿に戻ると数人の日本人が揃っていました。


不幸なスタート!しかし素敵な出会いも・・・!

宿に戻ると、私がスリに遭った噂は広まっていました笑


すぐに、ある日本人の子が

大変だったでしょう!!

と声をかけてくれました。


その場には、新婚旅行で世界一周をしているご夫婦、夏休みを利用してキューバに来た単身の男性、バックパッカーをしている大学生の男の子と男女の旅好きな2人がいました。

夕飯、一緒に食べよう!

と、私の分まで夕飯を用意してくれていました。


さっきまで、もう日本に帰りたいという気持ちになったりもしていましたが、

こういう出会いがあるのが旅の魅力ですよね。


お酒までご馳走になって、その夜は彼らといろいろな旅の話をすることで、

だんだん気持ちが晴れていきました。


そして次の日からトリニダーという街にみんなで行かないかという流れになり、

彼らとキューバを楽しむことに決め、私も一緒に行くことに。


このように、スリから始まり、来なきゃよかった・・・と思ったキューバですが、

今まで行った国でどこがよかった?

と聞かれたら、今では迷わず

キューバ!

と答えています。


そんなキューバの魅力については、後半でお話します。


スリの話があったので、写真が少なくなってしまいました。
キューバはこのようにクラシックカーがたくさん走っています。

何を撮っても絵になります。
夜の街並みもライトアップされてとても綺麗です。

でも正直、キューバ飯は・・・あまり美味しくないかな。
初日の昼に食べた、謎のごはんです。


それでは、キューバ記は後編に続きます。

前編では主に事件の話になりましたが、ここからキューバの良さをたくさんお届けするのでお楽しみに!

(安全と聞いていても、信じ切って動いてはいけないなと学んだキューバ1日目でした)


ライター なつみん
栃木出身、大阪在住。
大学卒業後、6年間の社会人期間を経て、「今しかできないこと」を探しにフィリピン留学、オーストラリアでのワーキングホリデー、そして中南米のバックパッカーを経験し、これまで約25ヶ国を旅してきました。
持ち前の行動力とチャレンジ精神で、現在はWebライターと女性専用サロンでのセラピスト業に従事。
「いくつになっても輝いていたい」そんな想いから、同世代女性の希望になれるような存在を目指しています♪
音楽も好きで、実は曲も出しています🤫

Backpacking through Latin America alone as a woman! The thirrd country is cuba.


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