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【ウユニ→アタカマ】ウユニ塩湖の水没事件!!チリのアタカマを目指すバンツアー《体験談》

こんにちは、行動と挑戦が大好きなチャレンジャーライターの『なつみん』です。

カナダでのワーキングホリデーを予定していましたが、思わぬ展開で中南米のバックパッカーに挑戦することになり、6ヶ国目への旅がスタートです。

ペルー、ボリビアと一緒に旅してきた友人とは別れ、再び一人旅が始まるボリビア。

悩んだ末、1泊2日のバンツアーでチリの「サンペドロ・デ・アタカマ」を目指すことに決めました。

日本円で約1万円程度と、なかなかリーズナブルなツアーです!


列車の墓場から始まり、ウユニ塩湖を経由して(なんと三度目)、途中塩のホテルで宿泊します。

2日目は砂漠や温泉などの観光を楽しみながらアタカマに向かうというスケジュールでした。

現地の旅行会社でこのツアーを予約し、いざ出発です!

参加者は12名。ファミリーで参加の4名、2組のカップルで参加の4名、

3人組の男性グループ、そして私でした。(孤独…)


前回までの記事も確認してみてくださいね!


【ウユニからアタカマへ】 バンツアーでの旅の始まり!

移動手段はすべてバン。

まずは「列車の墓場」からスタートです。

今回立ち寄った墓場は、前回観光で寄った場所とは違うものでした。

「列車の墓場って何ヶ所もあるんだなぁ」と思いながら一人寂しく写真を撮ります。

さすがの私も、ファミリーやカップル、3人の男性グループの中にはなかなか飛び込めません。

しかもみんなスペイン語で会話している…

ツアーに参加したことを少し後悔しながらも、とりあえず観光を楽しむことにします。



列車の墓場を後にし、三度目のウユニ塩湖へと向かいます。

ウユニ塩湖を横断してアタカマ方面に進むようです。

この日は快晴!

三度目のウユニ塩湖は、鏡張りをしっかり見ることができました!

まるで画面の中から飛び出したかのような美しさ。

この日にウユニツアーしたかった〜!!

ウユニ塩湖ツアーに参加した時のようなアート写真の撮影はできませんでしたが、

個人的に撮影したり、バンの運転手さんにお願いしてたくさんの美しいウユニの写真を残すことができました。

これはこれで満足です♪


お昼には、ウユニ塩湖内にある塩でできたレストランで食事をします。

この椅子やテーブル、壁もすべて塩からできているんですよ。


夜は塩のホテルに泊まる予定で、どんなホテルか楽しみにしつつ、

今から長時間のバン移動が始まります。


【ウユニ塩湖の水没事件】衝撃の連続!

バンに乗って進む中、水たまりの水圧が高くなってきました。

正直いって「こんな水たまりを車で走って大丈夫?」と思う箇所も多く、

少し不安な気持ちになりつつ車に揺られます。

12人の参加者と6人ずつ分かれてバンに乗っていましたが、先行する車と後を追う私たちの車。

すると、突然…

Oh!Nooo!!

運転手さんが叫びながら車を止めました。

「えっ!!?」

状況が分からず、ツアーの仲間に英語で尋ねてみると

タイヤがぬかるみにハマって動かなくなったんだよ


やっぱり大丈夫じゃなかったー!!

いやいや、そりゃあそうでしょう…ほぼタイヤ見えないではないですか。


運転手によるといつもは問題ないのだそうです。

ただ、今回はたまたまぬかるみが酷い場所を通ってしまったため、タイヤがハマってしまったと。


私たちがいるのはウユニ塩湖のど真ん中。

電波もなく、周りにも人がいません

一緒に走っていたもう1台のバンで引っ張ろうとしましたが、

もう1台までぬかるみに落ちてしまいそうだったので断念。

共倒れしないためにも、もう1台の方は先に宿まで進んでもらい

ツアーの人たちを降ろして救助を呼んで来るとのこと。

この時はおそらく15時頃でした。


何をしてもうんともすんとも言わないバン。

こちらに乗っていた6人はバンから降りて、少しでもバンを軽い状態にしてアクセルを踏んでみたりもしましたが全く動きません

6人でバンを押したり、タイヤの周りのぬかるみを掻き出したりもしましたが動きはなし。

そうしているうちに、だんだん体も冷えてきます。

膝下まで水に浸かっていたら、そりゃあ寒いですよね。

まさか、こんなことに…。


待つこと約3時間後。

暗くなり始めた頃、先導していたバンが戻ってきました。

一旦、私たち客だけを宿まで送り届け、

荷物はバンの上に積まれたままでしたので、救出後に届けられることになりました。


そこからどれくらいでしょうか。2時間程度はかかったかと思います。

私たちは20時頃、塩のホテルに到着しました。

しかし、荷物は手元にない状態なのでシャワーも寝る準備もできず

ひとまず夕食をいただくことに。

ここもすべて塩でできています。



楽しみにしていた塩のホテルも、気分はげんなりです。

「不幸すぎる…」と思いながら荷物が届くのを待ちます。

さすがこのツアー。塩のホテルは予想とは違って狭く、古い造りでガッカリしながら荷物を待っていると、

カップル参加の女性が声をかけてくれました。

荷物届いてないでしょう?私のタオル使ってシャワー浴びてきなよ!


女神…(泣)


水没していないバンに乗っていた彼女がバスタオルを貸してくれて

シャワーを浴びることができたのです。


冷え切った体に、優しさとシャワーが染みる…。

この水没事件をきっかけに、ツアーメンバーとも仲良くなり会話もできるようになりました。


時たまスペイン語で会話している時もありましたが、

みんな私に気を遣って英語で話を振ってくれたり、スペイン語を通訳してくれたりと、

優しい方ばかりだったので、トラブルはありましたがその点はよかったです。


結局この日、バンが救出されて荷物が届いたのは23時頃でした。


【再びアタカマを目指して】トラブル続きの旅路


翌朝、再びアタカマを目指して出発します。

この日はさまざまな観光地点を周りながらアタカマに進む予定ですが

昨日の影響か、みんなお疲れ気味。

昨日の塩湖とは打って変わって、今度は乾いた大地をひたすら進みます。



出発して1時間くらい経過した頃、

「Stop!!」

運転手さんが叫びながら車を止めました(再)

「……」

再び嫌な予感が…。

なんと車から煙が出ているとか…

…大丈夫なのか、このツアー。


一度降りて、またもや待機。

運転手たちで応急処置を施し、再出発します。

不安しかない…(笑)


どこかで爆発したらどうしようと思いつつも、

他に手段がないので再度バンに乗り込みます。


今のところ不安しかないアタカマツアーですが

私たちはちゃんとアタカマに辿り着けるのでしょうか。

トラブル続きのアタカマバンツアーは次回に続きます。

次回もお楽しみに♡

ライター なつみん
栃木出身、大阪在住。
大学卒業後、6年間の社会人期間を経て、「今しかできないこと」を探しにフィリピン留学、オーストラリアでのワーキングホリデー、そして中南米のバックパッカーを経験し、これまで約25ヶ国を旅してきました。
持ち前の行動力とチャレンジ精神で、現在はWebライターと女性専用サロンでのセラピスト業に従事。
「いくつになっても輝いていたい」そんな想いから、同世代女性の希望になれるような存在を目指しています♪
音楽も好きで実は曲も出しています🤫

Backpacking through Latin America alone as a woman! The 5th country is Bolivia.


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