プレゼンは7秒で決まる
人の第一印象が決まるまでにかかる時間は何秒か知っているだろうか?
目と目があった瞬間?話し始めてから?違う。
7秒
7秒で人の印象は決まる。そしてそこで印象が悪ければ何回やり直せば挽回できるのか?
8回やり直さなければその7秒で作られたイメージと印象は覆せない。
つまり、実質初見の7秒で勝負をつけなければもう次はない。
ちなみに、3秒で人は人を認識してその後7-15秒でイメージを確定させるそうだ。この時間を簡単に表すなら面接でドアを開けて挨拶をして椅子に座るくらいの速さとなる。
意中の人と会う時、7秒で自分のことを良いように伝えられるにはどうすればいいのか?
この前のセミナーで教わったことによると、第一印象は姿勢で全て決まるらしい。もちろんそこには清潔感とか顔とかあるけれど、スタートラインとしては姿勢が全てを決めるらしい。
印象を確定させる要素として言葉以外にどの要素があるのか?
言葉は全体の7%、聴覚が38%、視覚が55%と視覚から得る情報が一番印象の確定に近いものとなる。
つまり、姿勢をまず綺麗にし、一言目の挨拶でペースを作れば最低限の入り口は作られるということだ。
そうなってくると必要になるのが「話す力」
「話す力」、それっぽく言うなら「デリバリースキル」を磨くにはどうするのか?
「デリバリースキル」は日本語では「情報伝達能力」と言われている。「発声+滑舌」によってこのスキルは構成される。ではこのスキルはどうすれば作られるのか?
そう、「姿勢」だ。
姿勢は全てを解決する。
壁に背中を向け、かかと・尻・背中の3点を壁にくっつける。そして肩を後ろへと移動させる。これが綺麗な姿勢となる。そのまま前へ一歩踏み出る。これだけで声と見た目が変化する。胸が張られることで得られる存在感、「プレゼンス」が磨かれる。
この「プレゼンス」、プレゼンにおいても大きな力を発揮する。
プレゼンで求められる3つのポイントは「デリバリー・シナリオ・プレゼンス」、日本語では「発信力・内容構成・存在感」となる。この今書いたうちのデリバリーとシナリオについては練習や場数を踏んでいくかによって大きく成長することができる。しかし、このプレゼンス、存在感はどれだけ上手いスピーチの原稿が書けても発信するセンスがあっても直接成長させることが難しい。
なぜならプレゼンスは「人が話を聞こうと思えるオーラ」のようなものだからである。
いわば後天的な才能であり、校長先生の挨拶や講師の人のスピーチ、政治家の演説を聞こうと思うのに自分が話すことはなぜ聞いてくれないのか?そんな疑問に対する答えはこうだ、「まだまだ練習も努力も足りていないのに人が話を聞いてくれないのは当たり前」だからである。
どんな人に届けたいのか、どういうことを伝えたいのか、どう関心を持って欲しいのか。何を目的に話すかを明確化するだけで話す質が変わってくるらしい。
近いうちにプレゼンを成功させるにはどうすればいいかを書いて実際に自分がスピーチを作ってみる。
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