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私のおもい6:コロナ禍で挫折した講座計画と新たな道


『私のおもい』シリーズの5

『人生をかけて学び取った
 『発達ステップアップ・レッスン』のスタートとコロナ』

をお読みくださった皆様から

『その後、どうされたんですか?!』

『大丈夫ですか?』

というご心配の声を沢山頂き、本当にありがとうございます。

『経済的に大丈夫ですか?』

『精神的に大丈夫ですか?』

と、
ご心配下さる方もおられて、ご報告が遅れてしまったことを本当に申し訳なく思います。

最初に皆様にお伝えしたいのは、

お陰様で、私も家族もとても元気にしているということです。

アトリエでのレッスンは個別指導なので1ヶ月お休みしただけで、ずっと満席の状態で継続させて頂いています。

ただ、あまりにも忙しすぎて、自分について何か書くという余裕も無く、
申し訳なく思ってます。

2年前は、兎に角訳が分からないほど大変でした!!!!

『2020年は日本中を回って講演をします。
 発達障害と呼ばれがちな子ども達が、
 どのようにして、発達のつまずきを克服していくのか、
 とことんお伝えします』

そう宣言して、北海道から九州まで、沢山の講座の依頼をいただき
お話を進めていたとき。

突然のコロナ騒動。

満席後も沢山のお問い合わせをいただいていた1月の大阪堺での講座、
2月の岐阜の講座までは、なんとか実現出来ました。

その後の、東京の講座では、とても多くの方がチケットを購入し、
アセスメントの予約もして頂いていたのに
第一波の緊急事態宣言で、もう中止しかないということに・・・。

その後の全ての講座、アセスメント予約のキャンセル
レッスンやアセスメントのお休みや振り替えのドタバタの中で駆け抜けながら、

ただただ思ったことは、

『とにかく、どんな方法でもいいから、
 お待ち頂いている方とのお約束を守らなくてはいけない。』

『なんとしても、子どもの発達する道筋をお伝えしていかなくてはいけない。』

と、いうことでした。

その思いだけで決心し、たった一人で始めた

noteの『発達ステップアップ講座』

とにかくメカに疎くて、動画なんてアップしたこともない。

もちろん広報の時間なんて全然ない。

スマホ一つで始めてはみたものの、最初は技術的な部分で
本当に上手くいかずに四苦八苦しました。

それでも、ここまで続けてこれたのは、
メンバーの皆様の暖かいサポートのお陰です。

1年9ヶ月の間で約100名のみなさんにご参加いただき、
長期間にわたって学びや実践を行って頂くことができました。

サークルの中では私の説明が不十分なところを沢山ご質問頂き、
本当に貴重なケーススタディーに沢山の方にご協力頂き
素晴らしいアイデアも沢山提供して頂けたことを
とても感謝しております。

コロナ禍で気軽には外に出られない中で、
これほど素晴らしく充実した時間を持てたことを
奇跡のように感じています。


最初の頃は、誰に向かってどんな風に話して良いのか分からなかったのですが、
だんだんお会いしたことの無い皆さんのお顔が見えるような気がしてきたんです。

誰よりも、自分自身よりも大切に思うお子さんのために
また日々、教えている可愛い生徒さん達のために、
一生懸命に話を聴いて、
そして実践してくださる皆さんのその姿が見えてくるような気がしてきたんです。

段々迷いや不安もなく、話し続けることができるようになりました。

アトリエでは、多くのお子さんが、発達のつまずきを克服して卒業していかれるのですが、
それがデジタルで、しかもグループで実現出来るのか?

それは私も当時は、未知の体験ではありました。

しかし始まってみれば、参加してくださる皆さんの熱意とお子さんに対する細やかな観察と洞察、継続する力に驚かされることばかりでした。

皆さんの学びとご指導で多くのお子さんが着実にステップアップされ、発達の問題を克服していかれることに
ただただ尊敬の気持ちでいっぱいです。

今は、最終段階の方も多く、4月修了時の卒業を目標に全力でサポートさせて頂いています。


この2年間、とにかく走り続けて、ものすごく短かった気がするのですが、
思い返すと長くも思えます。

私にとってコロナ禍は、人生をかけた一大決心を見事に打ち砕く災難ではありました。

でも、その災難がなければ、動画配信なんて恥ずかしすぎて、一生出来なかったと思います。

学校を退職した2013年辺りから、なんだか自分の人生というものが、
『自分の考え抜いて準備して予定したこと』の真逆を行く感じで
でも、
『結果的には正しい道を進んでる』
と感じることの連続でした。

おそらく私が小さな頭で考えるよりもっと大きな大きな流れがあって、
無駄に逆らわない方が良いのかもしれないですね。

周りに支えられて生きて、流れて行くように思えます。

感謝


※写真は2020年1月堺市での講演より

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