マガジンのカバー画像

俳句、短詩

156
自分の俳句作品や、鑑賞、思いなど気ままにまとめています。また、短歌などの短詩形作品などについても触れています。
運営しているクリエイター

2022年9月の記事一覧

【お仕事】贈答用の俳句制作の依頼をいただきました。

【お仕事】贈答用の俳句制作の依頼をいただきました。

先日、某企業より「贈答用の俳句を作ってほしい」という依頼をいただきました。
なんでも自社アメニティに入れるんだそうです。

突然のお話。締切まであまり期間がなく、複数句の要望。うーんうーん(⁠@⁠_⁠@⁠)
何とか提出し、そのうちの一句に決まったとのこと。ほっとしました😌

こういうお仕事も、こういうカタチでの俳句制作も初めて。

先方からは内容や季節について事前のオーダーが。ある意味、テーマ詠

もっとみる
ある句会の風景

ある句会の風景

その句会は大きな商店街のすぐ側で月一回、夜間に開催されている。
設立されたのは、もう20年ほどまえだったか。
最初から参加して、その後結婚や引越、そしてコロナなどがあり最近はたまに出席する程度になってしまったが、初心者だった私と私の俳句を長きにわたって育み、今も栄養をもらっている句会の一つだ。

設立当時は平日の夜、開催されている句会は私の周囲にはなかった。
「終業後に参加できる」気軽さが魅力の一

もっとみる
俳句を書くこと、誠実であること:『オルガン』28号を読んで

俳句を書くこと、誠実であること:『オルガン』28号を読んで

終らないブレインストーミング

最近、『オルガン』28号、29号をまとめて読む機会を得ました。
それぞれ感慨深い内容で、「読むこと」「詠む(書く)こと」双方についてさまざまに思い巡らすことができ、そのことは私に豊かな時間をもたらしてくれました。
ありがとうございます。

今回、28号について少し感想を書いてみようと思います(以下、敬称略)。
まず、俳句作品より(一人一句)。

『オルガン』は4人の

もっとみる
8月は賞の季節

8月は賞の季節

俳句や短歌では、8月は主要コンクールの1つ である「角川俳句(短歌)賞」が発表される月。
同じ月、フラメンコでも新人賞のコンクールが毎年開催されています。
それは、日本フラメンコ協会主催の「新人公演」。
3日間にわたり、ギター・歌・踊りの3部門を対象に選考が行われます。

新人公演はコロナになって中止等もありましたが、今年は久しぶりに有観客で開催。
私は観ていないので後から結果を聞いたところ、現在

もっとみる