マガジンのカバー画像

ドラムエンソウ ト シンタイソウサ

29
モーラー奏法の講師が、ドラムについてゆる〜く書き連ねていきます。ドラムという楽器を始めるきっかけになると嬉しい。
運営しているクリエイター

#ドラム

ダブルストロークは握らない

ダブルストロークは握らない

一般的にダブルストロークは2打目を握ることで、スティックを打面に当てると解説されます。
もちろんその方法は正しいのですが、欠点があることも事実です。

それは、
・握る→スティックの動きが止まる→スティック自体の振動も消える→詰まった音になる
・握る→スティックの動きを止めているので、次の音を出すためには、またスティックを動かさなくてはならない
・指の屈曲伸展を繰り返す→疲労しやすい(腱鞘炎に繋が

もっとみる
首にぶら下げたカメラで、動作チェックしてみる

首にぶら下げたカメラで、動作チェックしてみる

ネックマウントにアクションカメラをつけて、ドラムを叩く際の身体操作を確認してみました。

最近はシングルストロークを速くする練習をしているのですが、♩=240位で頭打ちの状態です。
しかも、右利きなのに左手の方が上手く出来てしまうという始末。

主に前腕の回内・回外と、指の屈曲・伸展を使うのですが、手首の屈曲・伸展も使っているため、バランスよく操作する必要があり、どこかを集中して使うと、疲労がすぐ

もっとみる
ドラムフレーズの練習

ドラムフレーズの練習

自分にないパターンやフレーズを練習するときは時間が掛かりますね。
一般的な方法だと思いますが、私のやり方を紹介します。

まずは音を良く聞いて採譜。
一度に全体を捉えようとすると難しいので、基本となっているのは8分音符なのか、16部音符なのか等を考えながら、リズムを確定します。
(例えば、タタタン-タタンタ-タンタン-タタタとか)

その後に聞こえやすい音が鳴っている位置を特定しましょう。ここはス

もっとみる
Zildjian Daily Workoutを1ヶ月続ける

Zildjian Daily Workoutを1ヶ月続ける

6/1、Twitterを見ていると、神田リョウさんのトレーニングメニューを発見。
新しい練習用パッド発売記念のプロモーションとして、6月いっぱいワークアウトとしてアップされるようです。

とりあえずやってみると、なかなか自分ではやらないパターンが出てくるため、いい練習になるなと。

このワークアウトを最後までやってみようと思いました。

ただやるだけでは途中でやめてしまうかも知れませんので、
毎日

もっとみる

なぜドラムなのか

皆さんがドラムを始めたきっかけはなんですか?
今でこそドラマーが注目されるようになり、憧れのドラマーが多くいると思うのですが、昔はやはりボーカルとギターが花形でしたね。

中学生の頃から少しだけギターをいじっていましたが、ドラムを始めたのは高校生の時でした。サッカー部の仲間とバンドをやろうという話になった際、ギターをやりたいという奴がいたので、当時は全く想像がつかなかったドラムをやってみようと思っ

もっとみる
ドラムセットって?

ドラムセットって?

ドラムの語源は神殿の柱「ドラム」とは、主に中空の胴に皮を張ったものですが、その語源は意外にもギリシャ神殿にあります。

神殿には多くの石柱が使われていますが、その柱も円柱状の石を積み上げて作られています。実は、その石1つ1つがドラムという名称なんです。
まさかそんなところから来ているとは全く予想外でした。

ちなみに、「ドラム缶」は楽器の「ドラム」から名付けられているそうですよ。

2つ以上集まれ

もっとみる

脱力しよう!

力を抜けとは言われるが・・・

レッスンでも教則本でも、よく言われる「力を抜いてください」、「脱力しましょう」というワード。
脱力の仕方を聞いてみても、「方法は人それぞれ」と言われてしまう。

確かに脱力するためのアプローチの仕方はいろいろあると思いますが、人間の骨格や筋肉(筋肉量は違いますが)の数はほぼ同じなので、脱力を行うべき部位は同じです。

力みは疲労につながる

遊園地に行った時のことを

もっとみる

リズムに慣れる

「リズム」とはずばり、「音の高低、長短、大小が異なるものが、一定の周期で繰り返されること」です。

あまりピンとこないかもしれませんが、「異なる音が繰り返し鳴る」と思うとどうでしょう。少しわかりやすくなると思います。

それでは、実際に手拍子を等間隔で鳴らしてみましょう。
これはパルス(短時間に生じる振動)です。

次に足踏みを手拍子の間に入れてみましょう。

いい感じになりましたが、まだ周期が決

もっとみる

初心者ドラマーが最初に買う楽器

スティックやチューニングキーの次に欲しくなるものドラムはスティックさえあればスタジオで音が出せますが、しばらくすれば自分の楽器で演奏したくなりますよね。自分もそうでした。

流石にドラムセットは難しいので、スネアもしくはキックペダルあたりが候補になると思います。私の場合はキックペダルでした。身体に直接触れる部分なので、いつも同じフィーリングにしたいという思いが強かったと記憶しています。
もちろんス

もっとみる
スタジオで練習してみよう

スタジオで練習してみよう

実際に楽器に触れるのが上達の近道です。

さて、 ドラムはどこにあるのでしょう?

楽器屋さんに行けば本物のドラムセットが展示されていますが、基本的に展示品は叩けません。試奏室があるところもありますが、長時間は無理。
そうなると音楽スタジオということになります。個人練習として予約をすれば、1時間あたり500〜800円位で叩き放題です。

スタジオで音を出すのは楽しい!

初めてでわからないという方

もっとみる
スティックとチューニングキー

スティックとチューニングキー

ドラムに限らず、楽器を練習するには実物に触れるのが一番です。
本物を叩けばドラムの構造や仕組み、音量など、色々なことがわかります。
ドラムは太鼓やシンバルを叩いて音を出しますので、まずは自分のスティックを用意しましょう。それとチューニングキーも忘れずに。スタジオに行けば大抵は用意されていますが、数百円のもので良いので購入しましょう。
スティックは様々な種類があり、最初のうちはどれを選べば良いかわか

もっとみる