リズムに慣れる
「リズム」とは
ずばり、「音の高低、長短、大小が異なるものが、一定の周期で繰り返されること」です。
あまりピンとこないかもしれませんが、「異なる音が繰り返し鳴る」と思うとどうでしょう。少しわかりやすくなると思います。
それでは、実際に手拍子を等間隔で鳴らしてみましょう。
これはパルス(短時間に生じる振動)です。
次に足踏みを手拍子の間に入れてみましょう。
いい感じになりましたが、まだ周期が決まっていませんね。
4/4、3/4、6/8等、拍子を決めることにより、リズムとなります。
もしかすると、手拍子を始めた時点で4/4等の拍(ビート)を意識しているかもしれません。それは既に一定の周期を決めていることになります。
このように手拍子、足踏みならドラムセットが無くても行えますね。
曲に合わせて手拍子、足踏みしてみましょう。
多くの曲は4/4で作られています。曲に合わせて「ワン、ツー、スリー、フォー」と拍数をカウントし、ワンとスリーで足踏み、ツーとフォーで手拍子を入れてみます。曲によっては4拍でしっくりこない場合もあります。その場合は何拍の周期なのか考えてみましょう。
また、右手で右腿、左手で左腿を叩く。それに右足踏みをプラスすると擬似的なドラムになりますね。3つのパルスを組み合わせて曲に合わせたり、独自のリズムを作ってみましょう。
「拍を意識して音を出す」ことがリズムに慣れるコツかもしれません。
まさに、ドラムは「異なる音」を「異なる間隔」で鳴らして「リズム」を作り出します。両手両足を使い、4つのパルスの組み合わせで複雑なリズムも可能です。まずは簡単なパターンからリズムに慣れましょう。
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