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スティックとチューニングキー

ドラムに限らず、楽器を練習するには実物に触れるのが一番です。
本物を叩けばドラムの構造や仕組み、音量など、色々なことがわかります。
ドラムは太鼓やシンバルを叩いて音を出しますので、まずは自分のスティックを用意しましょう。それとチューニングキーも忘れずに。スタジオに行けば大抵は用意されていますが、数百円のもので良いので購入しましょう。
スティックは様々な種類があり、最初のうちはどれを選べば良いかわからないと思います。
自分が好きなドラマーと同じものでもいいですが、下記に大まかな特徴を記載しますので、参考にして下さい。


材質

木製、金属製、樹脂製がありますが、木製が種類も多く、スタンダードです。

ヒッコリー:最もポピュラーで、適度な重さと硬さを持つ
オーク:硬く、質量があるので、パワーを出したい人向け
メイプル:軽く扱いやすい反面、強く叩くと折れやすいので、JAZZやアコースティック向け

長さ・太さ

長さは380〜420mmの範囲が多く、短い方が扱いやすい
太さは直径13〜16mmが一般的で、太い程重くなり、音量が稼げる

チップ(先端)の材質、形状

材質としてはウッドチップが一般的で、スティックの素直な音が出るが、欠けることも多く、そうなってしまうと交換必須。
ナイロンチップはほぼ欠けることはないが、アタックがタイトになり、シンバルの音が鮮明になる

形状は丸型、俵型、ダイヤモンド型等あり、丸型はどこで叩いても均一な音が見込める。他の形状は叩く部分によって意図的に音質を変化させたい場合に有効

表面の塗装

無塗装やラッカー仕上げ。滑りやすさが異なり、無塗装は手汗をかきやすい方、ラッカー塗りはあまり手汗をかかない方に適している



自分に合ったスティックを見つけるのは大変

ドラムの習熟度やスタイルによって求めるスティックは異なります。
いろいろなものを試して自分に合ったものを探しましょう。
各メーカーのHPで確認するのもおすすめです。


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