ひとつひとつの経験が哲学のような言葉となる <旅をする木>
27年前に執筆されたアラスカの風景。
それは、静けさ、美しさ、生命の持つ強さで満ち溢れています。
著者の星野さんの言葉を借りれば、「あらゆるものが終わりのない旅を続けているような気がしてくる」です。
本書はアラスカに渡った星野さんの日記をめくるように、アラスカでの暮らしが綴られています。
アラスカの春夏秋冬とともに、動物との危険と隣り合わせの場面もあります。
そのような情景を映すだけでなく、星野さんや家族、友人がアラスカの自然によってこころが動かされたひとつひとつの経験が哲学のような言葉となって出てくるところに惹かれました。
「遠い未知なる世界」でありそうで、現代のわたしたちにも通じることがあるのではないかと思います。
さぁ、今日はどんな風景を感じましょうか😉
書き続ける楽しみを感じています、その想いが伝われば嬉しいです~