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映像と動画の違い。どんな映像を作りたいか。

 こんにちは。
 映像ディレクターのなべしんです。

 この仕事をするようになって思うのが、『映像』っていろいろあるなぁ…ということです。
 
 写真、動画、映画、テレビ、YouTube、ゲーム、アニメ、CG、プロジェクションマッピング…などなど。
 ひとえに『映像』と言っても様々な種類があります。

 映像の定義は、デジタル大辞泉によると、『映画やテレビなどのスクリーンに映し出された画像のこと』らしいです。
 スクリーンに映ってさえいれば、画が動いてようが止まってようが、スマホで撮ってようがカメラで撮ってようが、絵だろうが字だろうが、映像なわけです。
 「『プロジェクションマッピング』は、建物の壁や地面に映すから映像じゃない?」と思うかもですが、あれも建物や地面をスクリーンに見立ててるわけですから立派な映像作品と言えそうです。

 ここで、気になった日経クロストレンドの記事があったので紹介します。

 ワンメディアの明石氏いわく、『映像』と『動画』について以下のように区分けできるそうです。

『動画』はTikTokやYouTubeのような時間あたりの情報密度の濃いもの、『映像』はテレビや映画のような情報性が薄く構えてみるもの。

日経クロストレンドの上記記載の記事より

 確かにそうだなぁ…と思わされました。
 YouTubeショートやTikTok、インスタグラムのリールなど、『ショート動画』は密度が濃いです。
 「ながら見なんて許させねぇぞ!」という気概を感じます。

 ただ、そうなると逆に、映画など長尺で「面白い!」と思えるものって本当にすごいなと。
 2時間をあっという間に感じるほど、映像とストーリーを作り込んでるわけです。
 
 映画は「総合芸術」とも言われますが、まさに究極のクリエイティブだなと改めて思わされます。

 テレビのドラマやドキュメンタリーを見ていても、本当に面白いものだけが映画化しますし、制作期間も最低1年~2年かけるものがほとんどですからね。お金も労力も相当かかってます。

 お金を稼ぐという意味では、ショート動画のような今流行りのスタイルに乗るべきなんでしょうけど、自分を突き詰めていくことを考えたら、映画をいつか撮りたいなぁ…と思わされてしまいました。

 まだまだ未熟ですが、いつかそこにたどり着けるよう精進します。

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