誰しもの心にある、積み重なったモノ アニメ「つみきの家」★4
海面が上昇していく世界で、孤独に暮らす老人の淡く切ない物語。
アカデミー賞短編アニメーション賞など、数々の賞に輝く短編作品。
2008年 12分
監督加藤久仁生
淡くて温かみのある絵のタッチと音楽がよく合っていて、ほのぼのとした寓話のような世界観が心地よい。話の核となる、人生の思い出を辿る流れは秀逸で、単純なようだが、それが心にグッとくる。
始めは、老人の咥えパイプの姿やコミカルな動きなんかが愛らしいなーとか、ブロックを積んでいくのとか楽しそうだなーとか思ってたけど、パイプ落として拾いに潜ってからは、もう胸がキュッと。キュキュッと。
特に一番下に着いての眺める家の景観。積み重ねられた歴史の形。周りを見ると、子供の時に歩いていた大地。切ない。きっと、誰しもが心の中に「つみきのいえ」を持っているんだろうな。思い出の積み木。
でも、それはそれ。
前へ、上へ、進んでこー。
☆\(^^)/★
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