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【参謀】参謀的考察記事まとめ

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参謀視点で私が考えた記事があります!皆さんの仕事や課題解決、経営戦略に役立てば幸いです。
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#企業戦略

【参謀・思考実験】ベネッセをどう立て直すか1【5つの事業】

【参謀・思考実験】ベネッセをどう立て直すか1【5つの事業】

ベネッセを買収したとしてどうするか?
このニュースを見て考えてみました。

1。介護事業はもう利益伸びなさそうだしシナジーないからまず売る。
→これでどれぐらいのキャッシュ(現金)が手に入りそうか。

2。模試事業どうするか。紙の値上がりが酷くて大変そう。
→実際はどうなのか。赤字か黒字かによるのか、、。ただし模試事業を売るのは難しい。買い手がいるのか。

3。塾事業どうするか。
実はベネッセは、

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【企業情報を読む】ベネッセHD(進研ゼミで有名ですね)が経営陣による株式買収で上場廃止へ。【これは驚いた】

【企業情報を読む】ベネッセHD(進研ゼミで有名ですね)が経営陣による株式買収で上場廃止へ。【これは驚いた】

これがそのニュース↓

以前の私の記事でもベネッセの決算を取り上げていました。詳細は以下の記事を参照ですが、大学・社会人事業以外は本当に厳しいです。やはり中国事業が政治的要因(塾禁止など)で大幅に躓いたのがきつい。

とはいえ、上場廃止で何を目指すのか、というのは少し見えにくいところ。以下の3点ぐらいか。
・株価を気にしなくて良い。配当金も0にしての資金確保も可能。
・経営情報を逐一出す必要がなく

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スシローの2023第1四半期決算資料を読む【海外は絶好調】

スシローの2023第1四半期決算資料を読む【海外は絶好調】

今話題のスシロー(社名は違いますがわかりやすいので)ですが、実は海外事業が絶好調。急成長を遂げており、ついに海外事業の利益が国内事業の利益を上回りそうです。キッコーマンしかり日本の食品、あるいは食品チェーンは海外事業が生き残りの鍵になるのでしょう。

海外事業は22年の同時期の三か月と比べて60億円以上売り上げを伸ばしています。

なんと海外100店舗。タイでの事業の成長は目を見張るものがあります

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ファーストリテイリング(ユニクロ)の2023年中間決算を読む【海外でついにベーシックカジュアル(今はlife wear)市場を開拓】

ファーストリテイリング(ユニクロ)の2023年中間決算を読む【海外でついにベーシックカジュアル(今はlife wear)市場を開拓】

久しぶりの決算を読むシリーズ。

ファーストリテイリング(ユニクロ)の2023年中間決算は驚異的な業績となった。日本で開拓してきたベーシックカジュアル市場がついに海外でも開拓に成功したと見ます。
ほぼ路線を変えず試行錯誤してきた粘り強さにただ感服。

特に東南アジア、インドおよびオーストラリア市場での爆発的成功は真のグローバル企業になった。と言えるでしょう。衣料品では日本初だと思います。

あとち

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【参謀】これが新たな潮流なのか。企業の間接部門売却。【事例学習】

【参謀】これが新たな潮流なのか。企業の間接部門売却。【事例学習】

塩野義製薬が間接部門を
「まるごと」アクセンチュアに売却。
これが新たな時代の潮流なのか。

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シオノギビジネスパートナー株式会社は、2023年7月3日に、アクセンチュア株式会社80%、塩野義製薬株式会社20%の合弁会社として、新たなスタートを切りました。事業内容としましては、総務、人事、教育研修、経理財務、調達、デザイン、マーケティングソリューション、安全管理および製造販売後調査業務等

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