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【参謀】参謀的考察記事まとめ

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参謀視点で私が考えた記事があります!皆さんの仕事や課題解決、経営戦略に役立てば幸いです。
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#決算

セブンイレブンの2023第3四半期決算資料を読む【アメリカ事業の驚異的な伸び】

セブンイレブンの2023第3四半期決算資料を読む【アメリカ事業の驚異的な伸び】

7-Eleven.Incの営業利益が1387億円増加で、ついにセブンイレブンジャパンを抜く。凄すぎてコメントができないぐらい凄い。消費王国アメリカで日本発祥の小売企業が大きな利益をあげるのは奇跡ともいうべき出来事。

キッコーマンの2023第2四半期決算資料を読む【実は超グローバル企業】

キッコーマンの2023第2四半期決算資料を読む【実は超グローバル企業】

キッコーマンの2023第2四半期決算を見てびっくり。
海外事業が国内事業の約3倍の売上があることに。利益は3倍以上。
半期で約3000億円の売り上げのうち2200億円が海外とは、、。

しょうゆ世界市場の攻略段階図が興味深い。きちんと
輸出→市場拡大→現地生産→販売増→販売拠点展開→体制整備
という段階を想定してある。

さて、しょうゆでアジア、インド、アフリカと攻略できるか。
まずはアジア攻略が

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スシローの2023第1四半期決算資料を読む【海外は絶好調】

スシローの2023第1四半期決算資料を読む【海外は絶好調】

今話題のスシロー(社名は違いますがわかりやすいので)ですが、実は海外事業が絶好調。急成長を遂げており、ついに海外事業の利益が国内事業の利益を上回りそうです。キッコーマンしかり日本の食品、あるいは食品チェーンは海外事業が生き残りの鍵になるのでしょう。

海外事業は22年の同時期の三か月と比べて60億円以上売り上げを伸ばしています。

なんと海外100店舗。タイでの事業の成長は目を見張るものがあります

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ベネッセの2022第3四半期決算を読む【1年で350万人以上の会員減】

ベネッセの2022第3四半期決算を読む【1年で350万人以上の会員減】

ベネッセの2022第3四半期決算。赤字のお荷物だった英会話のベルリッツをようやく切り離したものの進研ゼミの会員数が1年で130万人以上、売上高で60億円以上減少。こどもチャレンジは国内外合わせて200万人以上減少。成長頭だった中国市場も完全に終わった。さてどうする。

5月に大変革案を発表すると言っているがどんな内容になるのか、、、。

ファーストリテイリング(ユニクロ)の2023年中間決算を読む【海外でついにベーシックカジュアル(今はlife wear)市場を開拓】

ファーストリテイリング(ユニクロ)の2023年中間決算を読む【海外でついにベーシックカジュアル(今はlife wear)市場を開拓】

久しぶりの決算を読むシリーズ。

ファーストリテイリング(ユニクロ)の2023年中間決算は驚異的な業績となった。日本で開拓してきたベーシックカジュアル市場がついに海外でも開拓に成功したと見ます。
ほぼ路線を変えず試行錯誤してきた粘り強さにただ感服。

特に東南アジア、インドおよびオーストラリア市場での爆発的成功は真のグローバル企業になった。と言えるでしょう。衣料品では日本初だと思います。

あとち

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ベネッセの2022決算を読む【大学・社会人事業以外総崩れ】

ベネッセの2022決算を読む【大学・社会人事業以外総崩れ】

2022年のベネッセの決算。2023は増益予想出していますがとてもそうできるとは思えない内容。5月19日に変革案を出すとのことですが、その骨子を見る限り内容が、、(以下略)

果たして5月19日の変革案の中身とは、、

クリエイトレストランツの2023年2月期決算を見る【株主優待券を持っている】

クリエイトレストランツの2023年2月期決算を見る【株主優待券を持っている】

クリエイトレストランツの決算を見る。実はここの株式を持っていて、
毎年、株主優待券でいろいろなお店で食事させてもらっている。
頑張ってほしいという応援の意味で。

コロナ禍の不振は脱しつつある

他にもいろいろあるが、さまざまな飲食店チェーンブランドを持っている。
居酒屋業態以外はかなり回復してきたので
そこが良くなれば、一気に業績好転すると待っている。

優待券がもらえるのでちょっとやそっとでは

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森永製菓の2023年3月期決算を見る【米国事業が鍵】

森永製菓の2023年3月期決算を見る【米国事業が鍵】

森永製菓の決算を見てみた。
売上高は過去最高を更新。しかしコスト高で減益。
よくよく見ると米国事業が成功しつつある。
国内のコスト高を価格改定でしのぎつつ
米国事業を一気に成長させることができれば、数年後は凄いかもしれない。

千趣会の2023年第一四半期決算を読む【2月の予想を6月に大幅下方修正。わざと?】

千趣会の2023年第一四半期決算を読む【2月の予想を6月に大幅下方修正。わざと?】

正直言って、上場企業でこれは酷い。
2月に2023年度決算の予想を出している。
2022年度78億円の赤字から2023年度4億円の黒字へ。↓

しかしこれを正直言ってよく出すなと言う感想しかなかった。
こんな急回復できたら超の付く名経営者だが、そんなはずはない。普通。

そして4ヶ月後、、4億円の黒字予想から37億円の赤字。↓

今後誰が千趣会を信じると言うのか。。
という感想しかない。

ベネッセの2024年第1四半期決算を読む【目論見通りには行っていない】

ベネッセの2024年第1四半期決算を読む【目論見通りには行っていない】

ベネッセの2024年年第1四半期決算を読む。
23年同期比で増益だが、、内容をよく見ると、、

教育事業は下げ止まらず。介護事業が回復したことに助けられている。
これはだいぶ目論見とは違うはず。

ここ数年ベネッセを救ってきた大学・社会人事業の売り上げの伸びが減速。
高校事業は依然として前年比10%以上のマイナス売り上げ。
中学小学は下げ止まりつつあるように見えるが、、、

実際の在籍者数は依然と

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近鉄百貨店2024年度第2四半期決算を読む【上方修正】

近鉄百貨店2024年度第2四半期決算を読む【上方修正】

近鉄百貨店、決算予想を上方修正。

コ○ナ禍における行動制限がなくなりようやく反転。2018から2019年にインバウンドで不調から脱出した直後の行動制限で、大ダメージ受けていたが、今度こそ行けるか。

経営状況は厳しいため、この収益改善も生き残れるかどうかのギリギリのタイミングだったと思われる。

森永製菓の2024年度第1四半期決算を読む【理想的展開】

森永製菓の2024年度第1四半期決算を読む【理想的展開】

以前2023年度決算を取り上げました。
結果は増収減益と北米事業の拡大。↓

2024年度は増収増益ための施策と、北米事業の継続拡大が2大テーマのはず。第1四半期の結果は、、
増収増益!

驚異的な成長を遂げる北米事業。

つまり2023年度決算から見えた
二つの課題、
2024年度は増収増益ための施策と、北米事業の継続拡大を第1四半期は両方成し遂げたことになります。
第2四半期も順調に進むか?注

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