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文系出身者の7割は営業職といわれる中、営業職をほとんど受けなかった理由

久々に就活関連の話です。これまでも就活記事はいくつか書いており、以下にまとめてあるので気が向いたら覗いてください。


今回は、文系出身者の7割は営業職としてのキャリアを歩むと言われる中、就活中に営業職をほとんど受けなかった理由についてお話しします。目指していたものは編集職採用だったのですが、狭き門で、何度もがいて暗闇を彷徨ったことか。

それでも営業職(総合職採用で営業配属が一般的)は、私には向いていないと心から思っていました。営業職の採用数は多いのに、どれだけ考えても営業として働く姿が想像できなかった。できないというよりは、したくなかったというほうが正確かもしれません。

あとはコンテンツ制作に携わりたかったのも大きな理由ですが、それはまた別の機会に。

人に何かを押し付けたくなかった

営業の仕事ってさまざまですが、総じて、自分が所属する会社の商品・サービスをクライアントに売る仕事かと思います。無形・有形商材、新規・ルート営業など種類はあれど、モノを売って数字を上げる仕事。

初めは営業職で見ていました。ですが、私はきっと企業のモノを売る仕事には向いていないと気付いたのは就活1年目の9月ごろ。(就活①→休学→就活②と2年間にわたって行っていたうち、1年目は営業職志望でした。なので、ある程度の業界に目を通し、面接も受けたのち出した結論です。)

少し話をずらします。私はもともとズルや嘘が苦手で(嫌というよりは、嘘をついたりごまかしができない性格。良く言えば素直)、営業の仕事をするなら、本当に良いと思えるモノをクライアントに勧めたい。そう思っていました。

あと、人に押しつける・押しつけられるのが嫌い。友だちの相談にのるときも、意見は伝えるけれど、言う通りに動けとは微塵も思わない。むしろ参考にしてくれて、良いと思って取り入れた先に良い結果に繋がってくれたら嬉しいな、の感覚。逆に、服屋へ行ったとき、「コレどうですか?」なんて言われると冷めちゃう。自分の好みとニーズに合わせた服を選ばせてくれと。

だから、「押しつけ」が必要な営業の仕事は向いていない。そう気づきました。

そんな綺麗事言ってばかりでは、社会で生き残れないよとも思います。多少の汚い心を持つことも必要です。まあ心が綺麗かと言われるとそうでもないですが。

ただ自分の中で、これだけは貫きたい、という価値観のようなものは、「人に何かを押しつけたくない」でした。ちょうどコンテンツ制作への想いも強かったし、そちらの道へ進んでいこうと決意して、営業(総合)職志望をやめた流れです。


補足:営業職以外に考えた思った仕事と、向き不向きの理由

向き不向きは、自身のキャリアプラン&性格と照らし合わせたときの判断で、できるかどうかの判断は除外しました。

事務職:向いていない。サポートがメインの仕事も向いていない。あと、正確性が求められる仕事も苦手。数字の面で。キャリア的にも不安だった。一人暮らしをしたかった&地元を出たかったので、条件の面でも合わなかった。

SE:向いていない。詳しく知らないのでSEと表現するものか分かりませんが、プログラミングに関わる仕事。一度プログラミング入門的なサイトで試してみましたが、ステップ5くらいで挫けました。これも正確性が求められるけれど、苦手だからやめました。

コンサルティング営業:向いている。営業の仕事でも、クライアントから依頼を受けて、ヒアリングをして、モノを提供するような、コンサルティング型の営業には興味がありました。今決まった仕事も、この要素は含まれています。

まとめ

2023年卒で就職活動をしている方は、だんだんと緊張感が高まる時期かと思います。3月から一気に説明会や選考が開始され、焦りや不安も大きくなることもあるかもしれません。

検討していた業界・会社・職種が意外と向いていないと気付いたとか、逆にこれまで見ていなかった仕事への興味が出てきたとか、多くの人がぶつかる壁がある気がします。

気分が沈むこともありそうですが、ネガティブになりすぎず、人と比べすぎず、ある程度楽しめるときは楽しみながら、就活の時期を乗り越えてほしいです。

ひっそりと応援しています。







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