見出し画像

犬の研究

今日は犬について考えてみよう。

犬は動物だ。

自分が犬をはじめて知ったのはいつだっただろう。
小学校の頃だろうか。
近所の人の家で飼っていた犬を見て知ったと思う。

だから犬が野生の世界で生きる動物とは考えていなかった。
そして今でも思うのは、野生にきっと犬なんていないのだろう。

犬はヒモか鎖で小さな犬用の家の横に立てられた棒か何かに繋がれていた。
自分の子供のころ住んでいた家の近所では犬を外の小屋で飼うスタイルが主流だったので、そんな感じが多かった。

しかしよく考えてみれば、家の中で飼っていたとしたら、見ず知らずの他人からすれば「あそこの家は犬飼ってるよね」っていうことは分からないことのほうが多いよなたぶん、と思う。

で、その頃よく見た犬の種類は柴犬かそれよりも少し体のでかいシベリアンハスキーっていう犬かのどちらかだった。
なぜ柴犬のほかにシベリアンハスキーが選ばれていたのかよく分からないが、柴犬7.5割に比してシベリア2.5割くらいの感じで、いた。

自分は友達と、知り合いの他人のウチの犬を散歩したりしてたまに遊んでいた。

また、ある時はドロ警って言うんでしょうか、泥棒と警察に役割を分担して追いかけっこする遊びを数人の友達としていて、走り回った勢いで入った人んちの庭にいた犬に噛まれたこともありましたとさ。痛かったわ。

あとは、自分は中学校とか行ってたときに、好奇心で朝の新聞配達のバイトをしてたのだけど、その配達をしている最中に大きなシベリアンハスキーがうろうろしていて、それだけならいいんだけど、そのシベリアはヒモとかでどこかに繋がれておらず、フリーダムに徘徊してたのでした。それが自分が配達投函しなきゃいけない家の前にいて、訳もなくこちらを睨んでいるもんだからたまらないったらありゃしなくて怖、しかし自分はお客様第一のため業務を遂行しなくちゃいけないので、使命感にのっとって勇気を出して投函しようとしたところ、事前に思い浮かべたまさかのイメージ通りにそのシベリア、自分のほうに飛び掛かってきたのでした。自分は仕方なく咄嗟に蹴りを一発、シベリアの頬あたりにかする程度に入れまして難を逃れたのでありますが、新聞をポストに近づけることは変わらず困難であったため、その近くの地面に置いておきました。

あとはなんだろう、学校か遊びに行ったあとの帰り道でこれまたフリーダム・ライフな柴犬に猛ダッシュで追いかけられたりとかして恐怖だった、とか、でしょうか。

油断も隙もありません。

犬。

自分は飼ったことはありません。


ワンワンワン!





よろしければサポートをおねがいします!ありがとうございます!