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自分のこれまでの、そしてこれからの興味関心ごとがロードマップのように今頭に浮かんだので文章で残しておきます!



僕は元々理系が好きでした。生物や化学、数学、物理学
逆に文系は苦手でした。特に歴史、誰がいつ何処で何をしたかなんか興味ありませんでした笑
しかし最新の科学で分かってきた事が実はかなり昔から言われていた歴史だったり、生物学的に人類とは何たるかを突き詰めると哲学的な話になったりで結局いま手に取る本は西洋哲学や宗教学、古典、文学に行き着きました。

物質の最小単位は原子、これは今となっては当たり前ですが既に紀元前500年頃にデモクリトスによってその概念は示唆されていました。また18世紀に活躍したカントの有名なセリフ「認識が対象に従うのではない、対象が認識に従うのである」は20世紀の量子力学の二重スリット実験で明らかになりました。

対象が先なのか認識が先なのか、という話です。
リンゴがあったとして、普通はリンゴがあったからリンゴと認識したんだと思いますよね、しかし、それが本当にリンゴかどうかは分からないけど我々の認識でリンゴと判断したからリンゴとして存在しているんだとカントは言いました。
二重スリット実験も、量子が粒なのか波なのかを調べようとしたところ、観測する前は波であり、観測した瞬間から過去に遡って粒だった事になる、という結果になりました。
ミクロとマクロを一緒には考えられませんが、概念、考え方の発見として、最新の科学はかなり昔から言われてたりするって事です。

宗教でも、科学が後から追いつく考え方があります。紀元前1世紀頃の、キリスト教の聖書に描かれている宇宙論はいずれ分かる時が来るでしょうし、終末預言は行き過ぎた科学の暴力を表してるのでしょうね。
紀元前5世紀の仏教のお経、般若心経の「色即是空 空即是色」の概念も、「五感で受け取るものは無い、無いものを五感で受け取っている」ってこれカントとか量子力学とほぼ一緒ですよね。
仏教は科学にとどまらずむしろ哲学的、社会学的、政治学的な側面が強いです、十界論という人間の行動を分類したものがあります。

欲望、経験、感情、知恵、生命意志活動の5つがそれぞれ善と悪に振り分けられて十界(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間、衆生・声聞・縁覚・菩薩・仏陀)です。紀元前8世紀頃の易経で言うところの陰と陽ですね。

さらに遡って紀元前13世紀、ユダヤ教にでてくる有名な「モーセの十戒」、これも人間の行動が他人に伝わるまでのプロセスを伝えたものです。上記の十界論の5つの行動原理それぞれに伝達のプロセスがありますが、モーセの十戒は経験に基づく考え方、十界論でいうところの修羅・声聞、哲学用語だと弁証論になります。
具体的には、収集・調和・創造・成熟・開発・整理・繁栄・螺旋
数の概念で表した易経だと乾兌離震巽坎艮坤(知恵のプロセス)、その数の概念を言語に取り入れたヘブライ語を使うユダヤ民族がお金儲けに強いのも納得ですね。

以上の宗教に関する説明は一般的では無いですが、それは日本の神道にある体系化された形而上学をベースにしてるからです。神道がいつからあるのかは古すぎて判然としませんが、最古の神社として幣立神宮は1万5千年の歴史があります。最古の縄文土器もその頃のものが見つかってます。

なぜ一般的ではないのか、これがこの話の1番面白いところなんですが、それは意図して隠されてきたからなんです。

知恵を良い方向に、道徳的に政治を行う方法は1万年前から分かっていました。でも物質科学を発展させるためには道徳が邪魔なんです。譲り合っていては競争が起きないから、たとえ喧嘩になろうともそこに技術の発展があれば意義があるんです。ただし行き過ぎると殺し合いの戦争になることも分かっていました。だから「隠した」んです、科学が完成し、かつ、人類が滅びる寸前のその日まで。

天岩戸隠れ

僕がこれを知ることができたのは、昭和天皇が人間宣言をしたときにこの言霊学(体系的形而上学)を開示し一般の方が研究できるようにした為です。個人的にももう科学は充分だと思います。コンビニで春夏秋冬の食べ物が食べれて、インターネットで地球の裏側と連絡が取れて、ほとんど不自由無いじゃないですか。そんな競争してまで完成させる意義あるのかな。まぁそれも今後の考察の糧として置いておいて...。

どんなに隠そうとしても氣付く人は氣付きます。カントの実践理性批判もそうですが、氣付く人の多くは芸術家が多いです。

ジョン・ミルトンの叙事詩『失楽園』、埴谷雄高の文学『死霊』、神憑りによって記された終末預言『竹内文書』、誰が書いたかも内容も分からないけど人々を惹き付ける『ヴォイニッチ手稿』等など...

自身の内側にある宇宙へ深く潜って行った結果 垣間見えた、人類の全てを表現に残した作品は世界中に散らばっています。

科学、天文学、生物学、心理学、哲学、宗教学、文学、政治学

全てが繋がる古事記の言霊学

めちゃくちゃ面白いです。

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