色んな文献があって、辻褄の合わないものを偽書とするのは勿体ないですね。 小笠原さん曰く「『竹内文献』と「記紀」「神代巻」とでは編纂の目的と立場を全然異にして居り、前者は純粋の歴史的事実の記録であり、後者は国体原理を編んであるのだが、双方に多くの共通の神明が順序を異にして用いられてある理由が今日まで未解決であった。 元来太古神代の天皇の諡名や人名は「言霊布斗麻邇」の意義に従って組み立てられた所のものであるから、この事を逆にその天皇名や人名を借りて来て元の言霊原理を指示する概念