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百万長者と言われた時代/昭和ドリーム
「僕の昭和スケッチ」91枚目
<© 2021 もりおゆう 原画/水彩 サイズF5>
大金持ちを「百万長者」と羨んだ時代がありました。
百万円で長者だったのです。
令和の昨今とは違います。
子ども達も「俺は将来百万長者になる!」等と夢見たものです。
いいなぁ〜〜〜〜、百万円で大金持ちだったら…
なんてあなた、思っていませんか?
かく言うもりおゆうは、勿論思っています(⌒-⌒; )💦!
百万は百万遍などというように「非常にたくさん」という意味で使われたりもするので必ずしも100万円をさす訳ではない、とも言われます。
又、百万長者は英語のMillionaireの直訳から来た言葉とも言われます。
そう考えると、ここで言う100万は100万ドルというのが正解となります。つまり、当時の為替レート1ドル=360円(1949年から1973年まで)でしたから100万ドルは3億6000万円となります。
なるほど、大金ですね。
ですが、当時の子ども達や町内のオジさん、オバさんはそんなレートを考えていたのでしょうか?。
うちの母親なんぞは、絶対にレートなんて考えていなかったと思います。
単純に庶民感覚で、やっぱり百万長者=百万円=大金持ち!
だったのではないでしょうか。
繰り返しになりますが…
いいなぁ〜〜〜、百万円で大金持ちだった時代って…!!!!
<© 2021 もりおゆう 禁/無断転載>
(This picture and text are protected by copyright. 2021.Yu Morio)
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