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五輪マークは誰のものか?

 「ナメ君日記」67枚目

67五輪ハガキ

<「オリンピックは誰のもの?」イラスト/もりおゆう©>

色々ありますが、いよいよオリンピックですね。

ちょっと、上のイラストをご覧下さい。

あなたも良くご存知の「五輪マーク」、イラストでは正確に描いてありませんね。ナメ君も不思議そうです。

何故かと言うと、、、

この五輪マークはオリンピック委員会によって厳重に知的財産管理(著作権や商標権)がされており、みだりに描く事が出来ないのです。
これを使う事が許されるのはスポンサーの中でもトップクラスのスポンサーだけなのです。

東京オリンピックの頃を思い出せば、街中の至る所にこのマークがあり、オリンピックムードを盛り上げていました。オリンピックを取り扱った雑誌の表紙にも堂々と使われていたものです。

67五輪ハガキ写真

<毎日グラフ臨時増刊号 オリンピック東京 1964年 毎日新聞社 ヤフオクより転載>

しかし、次第にこのマークは特権的な企業/スポンサーのみしか使う事がIOC(国際オリンピック委員会)によって許されなくなりました。
もちろん、今や雑誌の表紙等に使えるものではありません(NHK等のものを除く)。

もちろん、著作権や商標権は守らなければいけません。

しかし、僕はこの件に関してだけはどこか違和感を感じます。

例えば郷土の選手がオリンピックに出場が決まって、地元の小学校や役所等が選手の応援旗や垂れ幕を作りたいと思っても、そこにこの五輪マークを使う事は出来ないのです。それどころか、「オリンピック、五輪、東京2020」といったワードも商標登録されていますから迂闊に入れる事はできません。

何だか、変だと思いませんか?

行き過ぎた商業主義と言われて幾久しいですが、誰も止められません。
一体誰のためのオリンピックなのでしょう?

五輪マークぐらい皆で使えるようにしましょうよ!

色々と物議をかもしながらスタートしたオリンピックです。しかし、選手達を応援したい気持ちは、沢山の人が持っていると思います。

一方、IOC(国際オリンピック委員会)を応援したいと思っている人はどれくらいいるでしょうか?
甚だ疑問です。

あれ、、、?

何処からか唄が聞こえて来ましたよ?

どうやら、オールドロック、ビートルズの「Money」のようです。

正に、今日の記事のエンディングにふさわしい一曲のようです、、、
誰の事を唄っているのかな??

ナメ君「××△○××△○××△○×!」
訳「オリンピックのテーマソングに一押しだね!」

あなたにも聞こえませんか??

Now give me money〜〜

That's what I want! That's what I want!

Now give me money〜〜〜


😄いつ聞いてもジョンレノンは素晴しい!

*「マネー」/ Money (That's What I Want))
楽曲/バレット・ストロング 1959年シングル盤リリース.
作詞作曲/ベリー・ゴーディ&ジェイニー・ブラッドフォード
1963年ビートルズによってカバー.
ジョンレノンのシャウトする歌声は今もクール.


<この絵と文は著作権によって守られています>
(This picture and text are protected by copyright.)


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