読むと人間関係がラクになる小説を書く小説家【高瀬隼子】
おはようございます。にんにちは。こんばんは。
第167回の芥川賞を受賞した「おいしいごはんが食べれますように」で初めて高瀬隼子の小説を読んでから、その独特な世界観にはまって他の2冊も一気に読んでしましました。
今回の記事は、高瀬隼子3作品を通じて感じたことを記事にまとめてみます。
会社員をしながら小説を書き、芥川賞作家となった高瀬隼子さん。
芥川賞受賞記者会見で言っている、誰にでもあるけど誰にも言えない”人間関係の中にあるむかつき"を言葉という具体的なものに落とし込んだ作品3つです。
このnoteでは、書評を中心に読書に関する記事を発信しています。ぐちゃぐちゃになった頭の中を読書で整理してみると、それだけで人生がラクになります。人生をラクにする1冊を紹介するnoteです。
1冊目:犬のかたちをしているもの
(より詳しい内容は次の記事を御覧ください)
2冊目:水たまりの中で息をする
(より詳しい内容は次の記事を御覧ください)
3冊目:おいしいごはんが食べれますように
(より詳しい内容は次の記事を御覧ください)
人間関係のダークサイドに救われる作品
人間関係。その人間関係の中にある"辛さ"、"めんどくささ”、"むかつき"。
高瀬隼子さんの作品には、できれば目をそむけたい人間関係のダークサイドが、ひょっとしたら自分にも起こり得るかもしれないというリアリティで登場しています。
それでも人間が変わるのは人間関係の中だけで、そのめんどくささに時には助けられたりする。
人間関係のダークサイドも人生をラクにすることもある。
そんな気になる3冊でした。
オススメな作家さんです。
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