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【書籍紹介】人生をラクにする1冊を紹介します

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本を読むと少しだけココロが軽くなる。そんな人生をラクにする1冊を紹介しているマガジンです。芥川賞受賞作、候補作、純文学を中心に小説を紹介しています。頭痛い、しんどい、静まれって時… もっと読む
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記事一覧

AIは、書く人にとっての良きパートナーになる【書籍紹介】「AI DRIVEN」(伊藤穰一)

書く人にとってAIはもうなくてはならない相棒だ。 今となっては、noteで投稿する記事のほとん…

K‘
7か月前
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書くために、読む。最近読んだ本を紹介します。<フィクション系 & ノンフィクション…

本を読むと少しだけココロが軽くなる。人生がラクになる。 小説を書く会社員K'です。小説を書…

K‘
7か月前
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未来がどうなるか?それはもうわからない。その未来で遊ぶ人になるための1冊<ノンフィ…

本を読むと少しだけココロが軽くなる。人生がラクになる。 小説を書く会社員K'です。小説を書…

K‘
7か月前
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最近読んだ3冊、を紹介します<フィクション系>

本を読むと少しだけココロが軽くなる。人生がラクになる。 小説を書く会社員K'です。小説を書…

K‘
8か月前
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書くことで何かを残したい【書籍紹介】「書きたい生活」(著:僕のマリ)

今回はブックレビュー・エッセイで、僕のマリさんの書籍「書きたい生活」をご紹介します。 こ…

K‘
10か月前
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小説Best5 〜2023年上半期〜

今年の上半期の芥川賞が19日発表、小説が盛り上がる中、今回は2023年上半期に読んだ小説の中か…

K‘
10か月前
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そのめんどくささに、人間のリアリティがある【書籍紹介】「現代思想入門」(著:千葉雅也)

小説「エレクトリック」で第169回芥川賞にノミネートされている千葉雅也さんの「現代思想入門」を読みました。 読んだ後にココロが軽くなる1冊として、こちらの本を紹介していきます。 もうその小さな箱に入らなくてもいいこの「現代思想入門」は、1960年代から90年代にかけてフランスで生まれた「ポスト構造主義」と呼ばれる思想について書かれている1冊です。 私たちの世界は物事をきちんと整理整頓することを好む。そうすることで私たちが作ったきれいな小箱に収まらないものをなかったことに

その罪悪感を手放すためにできることは?【書籍紹介】「荒地の家族」芥川賞受賞作

生きる原動力としてその罪悪感を求めるのか? 前回の芥川賞受賞作「荒地の家族」(著:佐藤厚…

K‘
10か月前
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AI時代の仕事、学び、そして遊び【書籍紹介】「冒険の書」(著:孫泰蔵)

話題になっている孫泰蔵さんの「冒険の書」を読みました。 これも読んだ後はココロが心軽くな…

K‘
10か月前
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わからない、ということは特権だ!【書籍紹介】「ものがわかるということ」(著:養老…

養老孟司先生の「ものがわかるということ」を読んでみました。 読んだ後にココロが軽くなる1冊…

K‘
10か月前
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それでも世界は回り続けていくよ【書籍紹介】「この世の喜びよ」(著:井戸川射子)

昔からコミュニケーションが苦手でした。 どうやらコミュニケーションというシステムが先にあ…

K‘
1年前
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欲望を満たすこと。それが前提の世界の中で。【書籍紹介】グレイスレス(著:鈴木涼美…

別に自由に生きなくていい。 なにをしても自由。どう生きても自由。何も言われない。 それが…

K‘
1年前
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【人生をラクにする1冊】最近読んだ純文学を3冊紹介します

純文学を読んで”あたりまえ”を手放す。 純文学を読む。それだけで何も変わっていなくてもコ…

K‘
1年前
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「クソのような現実で遊べ!」夢を持つこと、やりたいこと、ひょっとしたらそれよりも大事なこと【書籍紹介】「ジャクソンひとり」(著:安堂ホセ)

もう理解したいようにしか理解できないのかもしれない。 どれだけ説明しようが、どれだけ大きな声で叫ぼうが、もう私たちは理解したいようにしか理解できないのかもしれない。ひょっとしたらもう世界を変えることはできないのかもしれない。 まさにそんな今読みたいフィクションはこの「ジャクソンひとり」。 たとえ現実がクソであっても、目を逸らさずにそのクソのような現実さえもハックしていく。そんな今っぽさを感じる、とてもクールな1冊がこの「ジャクソンひとり」です。 今回のnoteはこの「