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【記録】プランB

今朝の寝起きは最悪だった。
首から肩甲骨にかけて鉛のように重たく、眼球とこめかみが圧迫されている感じ。まるで頭の中で万有引力でも発生してるよう。
また、便秘薬服用後特有の腹部の不快感。

汚い話だがここ1週間、突然謎の便秘症状が発現し
便秘薬を手放せずにいる。
鬱を発症して以来、1日1回は必ず催していたため
こんな事は1年振りである。

毎朝、変わらず自家製フルーツヨーグルトとバナナは続けているし
食事では毎回必ず炭水化物、タンパク質のほかに野菜を入れるようにしている。
強いて言うなら1日の水分摂取量が減っている、、ような気がする。
便秘症状が改善するまでは、しばらく意識的に水分を摂取していこうと思う。


さて、ブログ立ち上げ当初から僕は「抗うつ薬」を使わず寛解を目標としていたが、薬物療法に頼った方が良いのではないかという考えにシフトしつつある。

現在は
・食前に半夏厚朴湯
・不安時に抗不安薬(レキソタン2mg)服用

といった形で生活している。

レキソタンは効果があり副作用も少なく
服用時以外は行動の制限がされることがない
ため
できることならずっと使いたい。

ただ、ベンゾジアゼピン系抗不安薬には"耐性"というものが存在するため
長期服用にはリスク
がある。
また、調べているとパニック障害寛解の妨げになるという説も。

不安を抹殺するための抗不安薬で
別の不安が生まれるという本末転倒な事態になっている。

そこで今回、抗うつ薬の服用を検討するに至った次第である。


そもそも抗うつ薬に抵抗があった理由は以下の3つである。
①SSRIやSNRIなどの代表的な副作用である「吐き気」への恐怖
②禁酒などの娯楽が制限されることへの抵抗
③今の医者が服薬や断薬の調節をしっかりしてくれるかどうかイマイチ信用が出来ていない



まず①について。

薬について勉強していくうちに、抗うつ薬にはSSRIやSNRI以外に、NaSSAという比較的新しい抗うつ薬があることを知った。
(不安障害には主に前者2つが使われるらしいが、嘔吐恐怖持ちの患者にはNaSSAでも効果が見込めるらしい。)

なぜこのNaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)に注目したかというと
副作用に僕が恐れている「吐き気」という文字が無かったためである。
(後々知ったが、全くない訳ではなく稀に見られる事はらしい。)

また、副作用の一つに「食欲増加」というものがある。
メンタル疾患発症後、度々訪れる食欲不振に悩まされていたため、
小食かつ細身がコンプレックスである僕にとってはむしろ好都合である。
また、増量のために筋トレをしているため、猶更好都合である。

ただ、デメリットがない訳ではない。
NaSSAの副作用に「眠気」というものが挙げられる
そしてどうやらそれに伴い、自動車の運転を制限されるらしいのだ。

鬱病及びパニック障害である僕は、休日出掛ける際はほとんど車移動である。
また、一応会社員をしているため業務上運転をする機会がある。


よって、自動車という足を失うのはかなり痛手なのである。
(薬物療法により、電車が乗れるようになればクリアできる問題なのだが…)

ただ、これに関しては
抗うつ効果が表れるまでの制限なのか、投薬中すべての期間制限されるのかで話は変わってくるため
相談の際、必ず聞こうと思う。


つづいて②について。

「娯楽が制限される」ことについての抵抗だが
現時点で飲酒や車の運転は出来ているものの
予期不安により外食そのものが行けなかったり、電車が乗れなかったりと
既に多くの娯楽が制限されている
ことに気づく。

根本的な予期不安の症状が治らない限り
飲酒や運転が出来たところで、行動範囲は狭いままだ。

加えて危惧しているのが
ほぼ出現しなくなった抑うつ症状も
行動範囲が狭まり、思うように行動できないストレスが重なることで
再発するのではないか
という事だ。


そのため、飲酒などの娯楽の制限は
常に付き纏ってくる予期不安を振り払うための等価交換だと思うことにする。
いや、むしろ一旦一部の自由は失うが
今後自身の狭苦しいコンフォートゾーンを脱するためのきっかけになると
思うことにする。

(薬物療法にのみ頼り切るつもりはないし
認知行動療法や精神療法あっての薬物療法だと強く思っている。
認知行動療法を促進させるためのツールとしての服薬という認識だ。)

最後に③について。

僕は今、人生で2つ目のクリニックに通っている。
ひとつ前の病院は高3からお世話になっていた病院なのだが
鬱病になった際、抗うつ薬を使いたくない旨を話した途端
態度が変わったため、不信感が芽生え転院。

TMS治療というものに関心を持ち、2つ目のクリニックへ通う。
確かにTMS治療により、抑うつ症状はかなり改善した。
だが、抑うつ症状が治まったのと引き換えに
パニック症状が増大した。

その事を相談するも、
ある曜日の先生はろくに話も聞かず抗うつ薬を処方。
ある曜日の先生は「以前の病院で何使ってましたか?」と聞き
僕が話したままの薬を処方。

ただでさえ抗うつ薬に警戒心のある僕は、ここの先生に服薬や断薬などの
適切な判断をしてくれるとは正直思えていないのが現状である。


そのため上記3つの課題をクリアするためには
信頼できる病院を見つけない事には始まらないのだ。



今後の課題

現在、目をつけているクリニックが2か所ほどある。
初診の予約が取れず苦戦しているが、とにかく毎日地道に
電話をかけまくる。
不安として付きまとってくる「かまってちゃん」とうまく向き合いながら。

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