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ハンターハンターから学んだこと【後編】自分の強みを知り尽くしてる人最強説

※この雑談は「致命的なネタバレ」は含まないようにしていますが、私がよかったなと思うセリフやシーンについて書いていたり、アニメの内容が分かってしまうような内容も含まれています。

それを避けたい方はぜひハンターハンターを観終わってから戻ってきてくださいな(^0^)♪

あと、この感想は「アニメを観終わった時点」での感想であり、なんか現実にも活かせそう!って思った学びについて書いたものです☺︎


前編はこちらから!


中編はこちらから!


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ハンターハンターを語る回はこれでラスト!

明日改めて後編を書こうと思っていたのだけど

観終わった直後の方がアツく語れる気がしたので

新鮮なうちに書き切ってしまうことにした。

本当はもっと感想があるし

心が震えたシーンが山ほどあるし

クラピカとかキルアとか幻影旅団とか

その他重要キャラについて語りたいのだけど

「現実に活かせそうな学んだこと」を中心に

アニメ感想文を書くとするならば

最後はやっぱこれかな、と思う。


それは

自分の強みを知ってる人最強説





ハンターハンターには…

非常に興味深い人物がいた。


ヒソカ


それは、ヒソカというピエロのような男。

ド変態で浮世離れした性癖

モラルの有無は置いといて

この男はとにかく強い。そして、余裕がある。

主人公ゴンはポテンシャルの塊で

驚くスピードで進化しているものの

ヒソカにだけはなかなか勝ててない。

歯が立っていない。

他の登場人物もヒソカに立ち向かっていたが

全員惨敗している。


ヒソカがハンターハンター内で

1番強いかはさておき

アニメの中で

数々の戦いのシーンがありながらも

涼しい顔で負け知らずを貫いてきた代表キャラは

ヒソカなんじゃないかなぁと思う。


じゃあヒソカってなんで強いのだろう?

なぜゴンや他のキャラは勝てなかったんだろう?

その「差」ってなんなのだろう?

って考えたときに

これかなって思ったのは


ヒソカは

場数を踏むことで自分の強みを徹底的に知り尽くし、その強みを上手に活用している


というものだった。


ゴンもかなりの天才少年ではあるものの

ヒソカと比べて足りなかったのは

場数を踏むことと、強みの熟知。

必殺技をいくつか考えたものの

自分の持つ能力やパワーを

いつ、どのタイミングで、どうやって出せばいいのかをまだ探っている

いわば実験の段階。

一方で、ヒソカは

その実験をとうの昔に終えている。

場数を踏んだ数だけの戦いのサンプルがあり

自分の持つ能力やパワーを

いつ、どのタイミングで、どうやって出せばいいのかをこれでもかというくらい熟知している。

だからこそ余裕があり、勝負を楽しめる。

多分、ヒソカが強い理由はそこだと思う。

あと、純粋に大好きなんだろうね、戦うことが。

他のキャラは

何かを守るためとか

奪うためとか

復讐するためとか

何かしらの目的を持って戦ってた。

でも唯一ヒソカだけが

そういうのなくて

ただ純粋に

強い相手と戦って勝つのが生き甲斐というか

そこに快感を覚えて興奮しているような

すごく変わったキャラだった。

…やぱ、好きって強いね(笑)


ちなみに

ヒソカの必殺技は意外に可愛い。

バンジーガムとドッキリテクスチャー。

あと、トランプをバシバシ飛ばしたりもしてた。

強いわりに

それほどダイナミックな技ではなかった。

でも、ダイナミックな技を持つ人に勝利してた。

それはヒソカが

自分の強みをよく知っているだけじゃなくて

自分の強みをどのように使えば勝てるのかを

相手よりもよく知っていたから


なんじゃないだろうか?


自分の強みや性質を正しく使いこなせること。


これこそが

天才の真の正体なんじゃないかと

ヒソカを見て思った。





ハンターハンターでは

それぞれのキャラが持っている性質(強み)を

強化系、変化系、具現化系

放出系、操作系、特質系

というカテゴリーに分けている。

自分の性質に合った必殺技を得るためにも

自分が何系であるかを

ちゃんと知っておくことが必須なのだ。

例えば、主人公ゴンは強化系タイプ。

つまり

ゴンは「強化系」という性質を生かした技が得意なのだけど

それ以外のものはそれほどでもない。

仮に、ゴンが自身を強化系であることを知らずに

他の系統の技を習得しようと頑張ったところで

あんまり強みを発揮できないというわけだ。

これじゃ、いくら頑張っても負けてしまう。



私、これ現実世界でも

大いに言えることだなと思って!!!

例えば

私は18歳で人生初のアルバイトを経験した。

でも、あの頃は自分が「何系」であるかを全く理解してなかった。


だからこそ

マルチタスクとか忙しい環境でテキパキ動くのが

大、大、大の苦手であるにもかかわらず

バイト先にマクドナルドを選んでしまった。

よりにもよって、自分の性質と1番相性が悪い

THE!ファストな環境にまんまと身を置いてしまったのだ。

あの頃は

そこで咲こう、認められようと必死だった。

…でも、どう頑張っても本当にだめだった。

お会計を何度もミスして

時給からほぼ毎日引かれてたし(ツラ)

1年くらい頑張ったのに

ハンバーガーを3分以内に提供できなかった…

唯一できたのはスマイルくらいだった。

でもそれは0円っていう(ツラ)


ハンターハンターを観ていると

あの時の私は自分の性質(強み)を

全く理解していない状態で

がむしゃらに頑張ろうとしてたんだなー

だから何やってもダメだったんだなー

輝けなかったんだなー…

って感じた。


ハンターハンターに例えると

私は強化系なのにそれを全く知らず

1番相性の悪い

具現化系で頑張ろうとしてたみたいな。


ちなみにその後

残りの学生時代で色んなアルバイトを経験して

社会人になってからも色んな仕事を経験して

場数を踏んでいくうちに

だんだん自分の強みを把握できてきた。


今は翻訳したり

エッセイを書いたり

日本語教室を開講したりしているけど

マクドナルドに比べるとはるかに楽で楽しい。


ハンターハンターに例えると

私はやっと

自分が強化系であることに気付き

強化系を活かしたやり方を見つけ出せてきたのだと思う。


とはいえ私もまだまだ発展途上。

もっと場数を踏んで

自分の持つ強みや性質を

いつ、どのタイミングで、どうやって出せばいいのかをもっともっと把握していきたいと思う。

ヒソカのように笑



以上!


最初にも書いた通り

本当はもっと感想があるし

心が震えたシーンが山ほどあるし

クラピカとかキルアとか幻影旅団とか

その他重要キャラについて語りたいし

このアニメは色んな見方ができると思うのだけど

「現実に活かせそうな学び」

を切り口に書くとしたらこんな感じかな(^-^)?





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自身の冒険や挑戦を通して発見した「こういう考え方や生き方もあり!」を紹介する、価値観のセレクトショップ的な場所を目指して発信しています☺︎ 私の夢は、読むたびにワクワクしたり、新しい選択肢が見つかったり、幸せに近づくようなエッセイを届け続けること🍹

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