変化に必要なことは、意識革命じゃない
「本気で変わろ思たら、意識を変えようとしたらあかん。意識やのうて『具体的な何か』を変えやなあかん。具体的な、何かをな。」
2019年一発目に買った書籍は水野敬也さん著の『夢をかなえるゾウ』だった。
ガネーシャと呼ばれる(なぜか)関西弁のゾウの神様が、人生を変えたいけど上手くいかずにくすぶっていた"ボク"の前にある日突然現れ、1日1つの教えをレクチャーしていくという、ユーモアと学びがたっぷり詰まった一冊だった。
あまりにもお気に入りだったものだから、カナダに渡航する際も重量制限ギリギリのスーツケースに詰め込んできた。
そしてしばらく経った今日、ふと久しぶりに読み返したくなって、机の引き出しから取り出してみた。
2020年初読書も、夢を叶えるゾウとなった。
さて、私がこの記事を書こうと思ったきっかけは、冒頭で紹介したガネーシャの一言だ。
彼の言葉を言い換えると「本気で変わろうと思ったら、意識を変えようとするんじゃなくて、具体的に行動していかなあかん。」ということで、それは今の私にものすごく刺さった。
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決めたものの、できない。ということは多々ある。
例えば、英語の参考書を買って、よしやったるぞと意気込んだものの、いつのまにかなかったことになっていたり、
今日からダイエット頑張るぞと決意したものの、翌日には普段通り甘いものに手を出していたり。。。
そうやって『意識革命』を起こすことによって、脳内で参考書をバリバリこなしている自分や、理想の体型を手に入れた自分を想像して、私は満足していたのかもしれない。
でも、変わったのはあくまでも意識で、現実ではない。
私に本当必要なのは、やる気の準備ではなくて、具体的な、一歩だったんだ。
参考書を1ページやるだけでも立派
このnoteを書いている理由は、実は戒めのためでもある。
新年というのはもっとも意識改革にうってつけだからだ。
新年の抱負を考えたり、書初めしたり、神社で何かをお願いしたり。フレッシュな気分で、なにかと意識が高くなりやすいこの時期。
でも。
新年で立てた抱負、1か月後、2か月後も覚えている・・・・?
だからこそ2020年は、意識を変えて満足するんじゃなくて、ちゃんと踏み出していきたい。
例えば参考書を1ページ進めるみたいな、ほんの小さなアクションを毎日ちびちびやるだけでもやらないよりは全然いいし、立派じゃないか。
目の前の景色を少しずつ前へ前へ、更新していける人になりたいな、と思う。
だから今年はとことん"やったか"にこだわってみたい。
2020年が終わった後、自分が立てた目標がちゃんと叶っていたら、最高だよね。
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