散歩倶楽部が楽しい
数ヶ月前、ティムと散歩倶楽部を発足した。
まあ厳密には私が勝手に作り、私が部長で彼を副部長に任命したのだけど(部員2名)、散歩倶楽部は思いのほか楽しくて心地いい時間で、気がつけば毎週開催している。
今日は散歩の良さについて語りつつ、散歩倶楽部の活動報告をしたい。
まず、散歩には2種類ある。
目的地のある散歩と、目的地のない散歩だ。
目的地のある散歩はゴールにたどり着いたときに達成感を感じられて気持ちいいし、目的地のない散歩はこんなところに美味しそうなジェラート屋が!!みたいな発見をポンポンするから楽しい。
会話が弾むのも散歩の醍醐味。
私たちは家の中ではお互いそれぞれの世界にどっぷり浸っている。
私は机でエッセイを書いたり本を読んだりすることに夢中だし、彼は彼で格闘技の試合を鑑賞して興奮していたり、カードゲームのコレクションを愛でていたりする。
お互いユーチューブを観ながらご飯を食べるのが好きなので、おうちご飯のときも各自自分の机で熱心に動画を見ながら食べている。
何か思いついたら会話するものの、そんな常におしゃべりしてるわけでもない。
しかし、散歩になればめちゃくちゃ話す。
最近はティムの職場ネタがホットで、パートの主婦さんとのやりとりが私のツボ。
仕事から帰ってきたときに「今日はどうだった?」と尋ねると「いつもどおり」と答えるくせに、散歩になると次々にネタを披露してくる。もしかして、散歩用に貯めてたのだろうか。
くだらないことでケラケラと笑う日もあるし、はたまたディスカッションになる日もある。
この間川沿いを歩いたときは男女平等について30分くらい語ったし、資本主義についてアツく語り合った日もあった。
会話の流れで新たな一面を知ることもある。
その話、7年以上付き合って初めて聞いた!みたいなエピソードもまだまだ出てくるので、毎日一緒に暮らしていても日々発見だなぁと思う。
シンプルに健康にいいのも散歩の醍醐味だ。
私とティムはパソコンを使う時間が長くて、座っている時間が長くなりがち。
だから少しでも立っている時間や歩数を増やして一緒に健康になりたい…という想いでこの部活を立ち上げることにした(誰)。
さて、ここからは目的地のない散歩編と、目的地のある散歩編に分けて活動報告を行いたい。
目的地のない散歩編
近所にあるトレイルを歩き続けた先に発見したカフェ。ブルーボトルコーヒーによくある牛乳のイラストの女の子発見。
入ってみたかったけど閉まっていた。
メルボルンのカフェは朝の6時くらいから空いていて、3時くらいには閉まっている。
大きな木下でワインを飲んでいる人々発見。
自然と共にあるライフスタイルっていいなぁと改めて思った日。
散歩してるとお腹が空いて、ご飯屋を探し求めて歩いてたらたどり着いた定食屋さん。
お腹が空いたら寄り道必須。
近所にある定番の散歩コース。ここを歩き続けていると素敵なスーパーにたどり着いて、ザクロを買って家で食べたのも思い出。
ヤーラ川。こちらも近所。
なんだか、ワニが出てきそうな川だ。
美味しそうなジェラート屋さんを発見してイチゴ味を半分こ。ビヨーンて感じの見た目。
青空と緑はいつみても癒される。
散歩はリラックス効果も絶大。
いつもここにいる大きな鳥。
この鳥が気に入って、一時期の散歩の誘い文句が「あの鳥見に行こう」だった。
目的地のある散歩編
近所にある行ってみたかったカフェ。
1時間先にある言語交換イベントの会場に行く前に甘いもの補給。閉店間際でギリギリセーフ。
すごくおいしかったけど閉店間際だったので素早く食べて、素早く出たのが残念だった。
カフェの価値は、コーヒーや焼き菓子と共にそこで過ごすひとときにあると悟った。
こちらも近所のカフェ。
私は翻訳の仕事を、ティムはオリジナルサイト作りをしてた。
同じ空間で違うことをして、たまに話してまたお互いの作業に戻るみたいな時間が好き。
その日たまたま2人ともラーメンを欲していて、40分歩いてラーメン屋へ。
カロリーを若干燃やせるのも散歩の醍醐味。
ラーメンのスープであったまった後のひんやりとした夜道は最高だった。
この日は動物園の中を散歩。最初ほとんどの動物が昼寝してて姿すら見えなくてどうしようと思ったけど、後からオラウータンが元気よく木の実叩き割って食べたりしてて安心。
@東南アジアをモチーフにしたコーナー
先週末のこと。イタリア街のピザ屋に向かう途中も路面電車を使わず散歩。おかげで紅葉と素敵な建物を見られた。
お目当てのピザ。
やっぱり定番のマルゲリータがおいしい。
散歩倶楽部の探検は続く…🚀
サポートはその日一日が一瞬でハッピーになるくらいめちゃくちゃ嬉しいです♡届いたんだ...!!書いてよかった...!!って喜びを噛み締めます。