自分に合ったものは、あれこれ試した先にある
機会があり、2ヶ月ぶりに大阪に帰った。
生まれ育った故郷を出て、初めて一人暮らしをして長年住んだ地である大阪は、私にとって第二の故郷だ。
大阪は久しぶりではないものの、帰ってきた瞬間すごく嬉しくて落ち着いた。
肩の力が抜けてリラックスできた。
急に元気が湧いてきた。
街一つ変わるだけで、こんなにイキイキした気分になるのか….と驚いた。
親しみやすい雰囲気
活気がありつつもゆとりのある街。
笑いを大事にしている街。
私はやっぱり大阪が好きだなぁ…!と思った。
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今まで色んな場所に住んだ。
田舎、都会、海外。
今は東京。
東京は新鮮で素敵な街だ。
トレンドの発信地でもあり、便利だしお洒落だ。
でも私にはちょっぴりせわしすぎる。
人を限界まで詰め込んだ電車の中に、さらに人が慌てて飛び込んでいく姿を見ると
なんだか時間に追いかけまわされている気がして、悲しくなる。
私の現時点でのベストオブ住みたい街は、大阪とカナダのトロントだ。
色んなところに引っ越ししてみて、その2つが1番肌に合っていると思った。
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ここ数年間、手間暇をかけて色んな生活スタイルの試着を積極的にするようにしている。
住む場所を変えるとか
仕事を変えるとか
新しいジャンルの人と話してみるとか
試食をするように、試着をするように
新しい生活スタイルを試している。
すると、比べられるようになる。
比べられるようになって初めて
自分に合うか、合わないかが分かる。
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自分に合うものを知るためには
何度も試着を繰り返さないといけない。
一発で
好きな街に住めたり
好きな人と付き合えたり
好きな仕事ができたりなんてことは
稀なことで、なかなかない。
これだ!に辿り着くためには、
これでもない、あれでもないと泥臭く探る期間が不可欠なのだと思う。
例えば、自分に似合うリップを知っている人は
そこに辿り着くまで何本ものリップを実際に手に取って試してきたのだと思う。
ひとつしか知らないと
それがいいのか悪いのかもよく分からない。
ふたつ知っていると、マシな方を選べる。
3つ以上知っていると、ベストが選べる。
自分に合うものは、あれこれ試した先にあるのだと思う。
メモ: 試して比べてみる
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