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5年記念日と、新たにできた伝統【遠距離恋愛日記】

ポッキーの日に恋人との5年記念日を迎えた。

そして私たちの間に新たな伝統ができた。


遠距離恋愛なので、今年もビデオ電話で記念日をお祝いしたのだけど、今年は贈り物を交換するわけでもなく、かといって何もないのもつまらないなぁ…ということで

相手の好きなところを5個発表する会』

を開催することになった。5は年数にちなんでだ。


これが、めちゃくちゃよかった。


好き!とは普段伝えていても『○○なところが好き!』みたいな感じで具体的に考えて伝え合う機会は意外となかったので、実際にやってみると新鮮で照れ臭く、嬉しかった。

相手の好きなところを思い浮かべて5個に厳選する作業は何とも幸せな時間だった。

私がお互いの好きなところ発表会しようよ!と言ったときは「え〜…まあいいけど」みたいな反応だった彼も、ちゃっかり私の好きなところをパソコンにメモをしてくれていた。


最愛の人が教えてくれた私の好きなところ、忘れまいと思って密かにメモを取った。

ここにも備忘録として残しておこうと思う。


①理解して応援してくれること

②何があっても明るくポジティブで、問題があっても頑張って解決しようとするところ。

③やりたいと思ったらやってみるという自由さ

④いつも楽しそうに趣味にいそしんでいるところ

⑤僕の好きなことに興味を持って理解してくれること


トップバッターの『理解して応援してくれるところは』わたしが彼宛に書いた好きなとこリストと丸かぶりしていた。お互いがお互いの理解者になれているようで良かった。


自由さを尊敬していると言われたときは心底嬉しかった。

ブログやラジオを始めたいと思ったらすぐに始めちゃうところ、旅に出たいと言ったらすぐに出ちゃうところが好きだと言ってくれた。

正直私は自由を愛するあまり、自分は一生独身だろうなという気がしていたし、それでもいいやと思っていた。(中学3年生の文集では、将来独身っぽいランキング2位に輝いていた。)

でも、そんな自由なところが好きだと言ってくれる人が現れた。もう、何も望むことはない涙


僕の好きなことに興味を持って理解してくれることは、正直意外だった。

そういうことに喜びを感じて、好いてくれたのかぁ…へええという感じだった。

自分と好きなことや趣味が同じな訳ではないのに、いつも楽しそうに自分のハマっていることを聞いてくれたのが嬉しかったらしい。

もっともっともっと、好きなことの話、聞いてあげよう!!と思った。


✳︎


5つ発表し終えたあと、相手は1万キロ離れた大陸にいるのに、ぎゅーっと抱きしめられたような、並ならぬ幸福感を感じた。

「今までありがとう。これからもよろしく」と言った後、お互いの好きなところ発表会を記念日の伝統にしよう(毎年やろう)と提案した。

彼は「うん分かった。でも忘れないように1週間前にリマインドしてね…!」と言っていた。



来年は新しい好きが見つけられていたらいいな。

でも、かぶっていてもそれはそれで嬉しいな。


6年目は6個、7年目は7個という風に、一個ずつ増やしていこう。

そしたら生きる楽しみがもっと湧くし

歳を取るたびに相手を愛せる気がする。


✳︎


「遠距離恋愛になるけど、やってみる?」


これが告白の時、彼に言われた言葉だ。

出会った頃、

遠距離恋愛なんかぜっったいにムリ!!

と言い張っていた男に

遠距離恋愛の話を持ちかけられた。

そして、気が付けば5年も経ってしまい

楽しいことも、辛いことも

(遠隔で)半分こしてきた。

人生とは本当に予想外の連続だ。


私たちはこの5年間

抱きしめられない分

手を繋げない分

言葉によって愛を育んできた。


口下手な2人だから、最初は苦労したけど

今は言葉でお互いを幸せにできるまで成長した。


だから、これはこれでよかった、とも思う。


いつか遠距離恋愛が終わって

一緒に暮らすようになっても

相手に嬉しい言葉をいっぱいかけてあげたいなぁ


ということで、6年目もよろしく!


✳︎

誕生日を0時にお祝いするノリで記念日おめでとうを言う恋人(日本の14時はアメリカは0時!

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