2分で読める子育てエッセイ№240『そのネーミング、食べる勇気がちょっと・・・』
ある日の夕方。晩御飯の支度が出来てちょっと一息。
すると、小1の息子が
『僕もご飯作れるよ。』
と、ゲーム画面を見せてくれた。
『ほおっ!ゲームの中で料理とな!美味しそうなおかずはある?』
ゲーム内での作り方は、ものすごくワイルド。
採ってきた野菜と材料を大きな鍋にドサッと放り込むと、軽快な音楽と共にあっという間に出来上がる。
『現実もこんなのだったらいいのにな・・・』
ちょっと羨ましく観ていると、息子がはいどうぞと、勧めてくれたメニューが驚きだった。
「カチコチ串焼き肉」
自己責任でお召し上がりくださいと言わんばかりの恐怖の料理名。
『うそ~ん。これ美味しいの?』
と聞くと、息子は真剣な顔をして こう答えた。
『これはね、食べると防御力アップするからね。食べた方がいいよ。』
ワタクシのイメージとは全然違った。
『そっか・・・。食感の話ではないのね』
ゲームの発想に驚いた。
それだったら今晩のおかずは
「うっかりやってしまった定番焦げ焦げ焼き魚」。
さらに冷凍庫には
「いつ冷凍したのかしらん変わった色のお肉」なんてあるけれど・・・
何か能力アップしそう? 魔物から回避する力とか魔力とか?
結構作るの得意だけど。だめ?
サポートありがとうございます! 迷わずお菓子を大人買いしますよ?怒りません? ありがとうございま~~~す ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ