田中太郎@水

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輪るピングドラム 4TH STATION 舞い落ちる姫君

苹果:(午前8時、お弁当を作る、特に卵焼きは自信作、今日のために嫌ってほど練習したんだもの、これを食べれば彼の心は) 陽毬:あ、おはよう。晶ちゃん 晶馬:おはよ…ごめん、寝過ごしちゃった。え?!なんでいるの? 陽毬:じゃーん。特製行楽弁当デラックス、完成でーす。よかったね、苹果ちゃん 苹果:うん 晶馬:ところでさ、それどこに持っていくの? 陽毬:デートだよね、苹果ちゃん 苹果:う、うん。 陽毬:美味しい卵焼きの作り方を教えてって頼まれたんだけど、わたしじゃ上手

    • #07 outbound

      J・J:真紅の天使 やがてその形を変え 優しき獣たち現る 彼らの名は一つではない 清音:ん?優しき獣たち…? パイマン:J・J様!も少し分かりやすくお伝え願いますかー?(汗) 【つばさ】あっきゃー。キレイですね、先輩! はじめ:そうっすねー。 んー、また真っ赤っすか…丈さん、どう思うっすかー? 丈:また真紅だな はじめ:僕もそれ気になるんすよー。 清音:でも、今度はベイプじゃないですよね? だって鈴木理詰夢のノートは パイマン:このわたしが誰にも気付かれん場所

      • #06 engagement

        【つばさ】バード・ゴー!あ~~やっぱり出来ない。 はじめ:つばさちゃん、この前ベイプさんの時変身できたじゃないすか。 【つばさ】あの時は、累先輩がひどい目に合ってるのを映像で見て… ほんっとあたし許せなくて!もう、カ~~って頭に血がのぼって! それで、気がついたら変身してました。 はじめ:じゃあ、今はどんな気分すか? 【つばさ】え、今?まあ、普通というか… はじめ:つばさちゃんはまだ『ガッチャマン』じゃなくて『つばさちゃん』なんすよ。 【つばさ】はぁ、あたしが…あ

        • #04 2:6:2

          >> 【つばさ】累先輩、もう大丈夫ですよ。 ベイプのリーダーはもう捕まりました 累:どうして、どうして僕の邪魔をした… 【つばさ】邪魔って 累:来るなって、言ったはず…だ 【つばさ】な!そんなん放っておけるわけねーろ!! あ、累先輩!? はじめ:うつつちゃん、どうすか? うつつ:大丈夫、絶対死なせない。 【つばさ】助かったのに、邪魔だなんて…。 なんでそんなこと言うの… >> ゲルサドラ:悲しいな。 僕が思っていた以上に、この星はみんながバラバラです。 1つに

        輪るピングドラム 4TH STATION 舞い落ちる姫君

          #03 launch

          >> 【つばさ】あっきゃー!ここがガッチャマンの基地ですか! O・D:そうよーん はじめ:つばさちゃ~ん! 【つばさ】あ、先輩 パイパイ:おい!ど新人! お前、あのテレビはどういうことだ! 【つばさ】うあ、それは、その… O・D:あら、ミリオネ屋のこと? それだったら、つばさちゃんを責めるのは可哀想よ ミリオちゃんにどうしてもって頼まれたんだから。ねー?? 【つばさ】ちょっとごめんなさい。 …ミリオさんからまたオファー来ちゃいました。 パイパイ:なぬ!なーんだ

          #02 penetration

          >> パイマン:おい、ド新人。 【つばさ】ド新人!?あ、あたしですか? パイマン:お前は今日から我々ガッチャマンの一員になった。 心して望むように! 教育係は…はじめ!お前だ はじめ:あ、僕すか?了解っすー つばさちゃん、よろしくっす! 【つばさ】よろしくおねがいします!先輩! >> 【つばさ】はい!えっとー、昨日突然ガッチャマンになることになりして、 自分でもまだ実感がないというか、すごく不思議な感じです! まだ今はヒーローのこととか、宇宙人のこととか、 ぶっちゃ

          #01 contact point

          >> はじめ:はじめましてー、ガッチャマンの一ノ瀬はじめっす~ 【つばさ】あっきゃ~!つばさです、初めまして! はじめ:もう大丈夫っすよ、つばさちゃん 【つばさ】お会いできて超感激です! はじめ:よろしくっすー、よろしくっすー この靴、可愛いっすねー あ、おじいちゃんすか? 【つばさ】ひいおじいちゃんです はじめ:はじめっす!よろしくっすー >> はじめ:バード・ゴー! 宇宙人さ~ん?聞こえるっすかー? 地球に何しに来たんすか? 宇宙人さん、返事してくださいっす

          #01 contact point

          #2_名誉ある古典部の活動

          奉太郎:(古典部が復活してから一ヶ月。 ここ地学準備室は俺の中で思ったより来やすい場所になっていた。 放課後に退屈を感じれば、そこを訪れる。) える:こんにちは。 どうぞ。家のいただき物です、好きにつまんでください。 奉太郎:さんきゅー (いっしょに居て疲れないのであれば、俺はもともと人嫌いというわけではない。) える:不毛です。 奉太郎:一年に二回植えるやつか? える:それは二毛作です。…ひょっとしてダジャレですか? 奉太郎:聞くな える:いえ、そうじゃなくて

          #2_名誉ある古典部の活動

          #1_伝統ある古典部の再生

          える:こんにちは。あなたって古典部だったんですか?折木さん 奉太郎:ん、…誰だ? える:わかりませんか?千反田です、千反田えるです。 奉太郎:すまん、全然わからないんだが える:折木奉太郎さんですよね、1年B組の。 奉太郎:ああ。 える:わたし、1年A組なんです 奉太郎:あのなぁ、それじゃあ説明になってな(A組…選択科目か。) もしかして音楽の授業でいっしょだったか? える:はい! 奉太郎:(まだ一回しかやってない授業だぞ、どんな記憶力だ。) ああ、それで千

          #1_伝統ある古典部の再生

          終物語 (2)第6話 おうぎダーク 其ノ貳

          暦:扇ちゃんが…怪異? 何を根拠に、臥煙さんは扇ちゃんを化け物だなんて呼ぶんです? 臥煙:ならば、君は…何を根拠に、忍野扇を扇ちゃんなんて呼ぶのかな? 彼女が忍野扇と名乗ったから、 それを鵜呑みにして彼女を扇ちゃんと呼んでいるだけなんじゃないのかい? 真宵:らしくもなく、勘が鈍いですね阿良々木さん。 察するに、その忍野扇さんという方はバスケットボール部の元スター、 神原さんのファンとして彼女から紹介されたのですよね? 暦:ああ、そういう流れだった 真宵:fan〈ファン

          終物語 (2)第6話 おうぎダーク 其ノ貳

          終物語 (2)第5話 おうぎダーク 其ノ壹

          暦:(忍野扇がいてくれたから今が在る。 あの謎めいた、正体不明を正体不明で包んだような彼女が僕達の街にいてくれたからこそ、僕は…そして僕達は今にたどり着けた。 今が在り、先が在る。そんな風に思える時が、いつかきっと来るのだろう。僕はそういうやつで彼女はそういうものだ。 忍野扇…彼女は僕の青春の象徴だと僕は彼女を思い出す。 ニヤニヤとした彼女の笑顔…彼女にとっては僕の愚かしさが面白かったに違いないのだ。僕自身、笑ってしまう。大笑いしてしまう。 ならば結局、笑い話だったのかもしれ

          終物語 (2)第5話 おうぎダーク 其ノ壹

          終物語 (2)ひたぎランデブー 其ノ貳

          扇:はいはい、こんにちはですよ、阿良々木先輩。忍野扇です。 では今日は星座についてのお勉強をしましょうね。 暦:(すぐこれは…夢なのだと気付いた。) 扇:日本住まいの阿良々木先輩からすれば、南天の星座が厳しいでしょうね。 私のライバルである羽川先輩は、ひょっとしたら今頃オーストラリア辺りでご覧になっているかもしれませんが…いやほんと南半球には馴染みのない星座がたくさんありますから面白いものですよ? あちらにはカメレオン座とかありますからね。 あとは画架座〈がかざ〉とか帆座

          終物語 (2)ひたぎランデブー 其ノ貳

          終物語 (2)第2話 まよいヘル 其ノ貳

          暦:(後日談というか、今回のオチ。) 臥煙:まったく…八九寺ちゃんを連れてくるなんて、こよみん… 君ってやつはいつだって私の期待を遥かに超えてくれるものだ。 とりあえず、こよみん…この怖い美女に爪を引っ込めてくれるよう、 お願いしてくれないかな。 忍:よう、お前様。 ふん…まぁ、無駄な殺生も無益な殺生もせずには済んだかのう、 夢渡〈ゆめわたり〉の発動を見るのは初めてじゃったが。 阿呆が…心配させおって。 しかも少女を1人地獄から拐〈かどわ〉かしてくるとは…無茶苦茶じゃのう

          終物語 (2)第2話 まよいヘル 其ノ貳

          暦物語 第12話こよみデッド

          暦:(影縫余弦が北白蛇神社から姿を消して、まもなく一ヶ月が過ぎようとしていた。僕は当然のことながら、影縫さんを心配できるほど偉くはない。それでもついつい、いさぎ悪く日々神社に参るのだった。) いさぎ悪く…なんて言葉はないんだっけ、そういえば。 (まずいなぁ、今日は受験だというのに自信をなくしてしまう。 まあ、なんにしても戦場ヶ原が大学までの道程をエスコートしてくれることになっているので、その待ち合わせ時間までには山を下りないと…。) ひたぎ:ほら、犬も歩けば棒に当たるよう…

          暦物語 第12話こよみデッド

          終物語 しのぶメイル 其の陸

          臥煙:じゃあ、ちゃっちゃと初めて、ちゃっちゃと終わらせようか。 おいで。…はい、これでよし。準備完了。 これで阿良々木くんも臨戦態勢だね。 死屍累生死郎:準備完了?それで準備完了?おいおい、しばし待たれよ、 ペアリングはどうしたのでござる、阿良々木殿。 まさかそんな弱いままで拙者と決闘する気ではなかろうな…。 やれやれ…どうやら拙者が心配していた程に、お主とキスショットとの絆は強くないようでござる。 従僕をそんな弱いままで戦場に送り出すなど…信じらぬ。 暦:(僕は忍の力で

          終物語 しのぶメイル 其の陸

          終物語 第10話しのぶメイル 其の肆

          暦:か、帰ってきた…この街に…? 臥煙:ああ。当時大学生だった私が返魂法〈はんごんほう〉を使って 100年使われた人間の死体から、斧乃木余接という不死身の式神怪異を 作ろうと思い立ったのが、ちょうど15年前だからね。 そして…不死鳥が次の宿り木に止まったのもまさしく、その頃だ。 だから彼が…初代の彼を構成する灰が…この街に集合したのは、 その頃のことなんじゃないかと、お姉さんは愚考するねぇ。 暦:(15年前といえば、もう1つ僕には連想してしまうこともあった。 羽川翼が…羽

          終物語 第10話しのぶメイル 其の肆