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Give and TakeというよりCatch and Release

どうも、高校時代いかに楽して生きるかを考えすぎて疲れた系女子の私です🙋‍♀️

でも、その経験のお陰で『楽するのも楽じゃない』事を学べました(笑)


『見返りを求めずに相手に何かを与え続けることができるか』と問われたら

私の答えは「NO」だ。

逆に『見返りを求めてない相手から何かを与えられ続けられるか」の答えも

漏れなく「NO」だ。


前にもnoteかTwitterでボソッと呟いた気もしなくはないが

数年前、某テーマパークで一緒に派遣クルーをしていた

生き方がド派手な先輩が語った

「人の心には愛や優しさを溜めるコップがあって

大きさや形はそれぞれだけど、そのコップから溢れた分しか

人に与えられない。愛や優しさは無限に湧いてくるものじゃなくて

与えて与えられて、回り回るものなのだ。」という言葉が

しっくりきた時から、やっぱり人には優しくすべきだし

優しくされるべきだと思った。

言い換えれば、愛がない人に愛を注ぎ続ける必要はないということだ。

友情でも愛情でも愛して愛されるのには、体力も気力もたくさん使う。

愛を与え続ける自分を愛せるのならいいが

一方的に愛することに疲れているのなら、その人との関係の

見直し時なのかもしれない。


学生時代、大阪の京橋にある創作イタリアンレストランでアルバイトをしていた。

週末には数百人規模の結婚式の二次会なども受け入れていて

そこそこ規模の大きなレストランだった。

(もう今は閉店してしまったのだけれど...)

アルバイトメンバーのほとんどが大学生で仲が良く

仕事終わりによくみんなで飲みにいったりもしていたのだが

その度に年上のメンバーが少しずつ多めに払ってくれるのだ。

金額的には千円以下の違いだがワンコインで学食が食べれる学生にとっては

大きな差だった。

さすがに毎回では悪いと思い断ると

「じゃあ、後輩と飲みにいった時に多めに出したって!」なんて

サラッと返されて、危うく同性の先輩に恋に落ちるかと思った経験も踏まえて

それからは年下の後輩と出かけることがあれば

端数だけでも多めに出すように心がけてる。


そんな風に優しさが回り回る現場を間近で見てきたからこそ

「愛はこうあるべきだ」なんて決めつけてはいけないなと思う。

無愛想なあの人の不器用な優しさを

こちら側が見落としてしまってるだけなのかもしれないのだから。


『ギブ&テイク』の意味を調べると『お互いに与え合うこと、奉仕し合うこと。

 譲り合い、持ちつ持たれつの関係。 公平なさま。』と出てくる。

公平なのは素晴らしい。が、そんなの当たり前だと思うのだ。

だから、私はキャッチアンドリリース方式でいこうと思う!←

受け取った幸せをその人に返すのはもちろんのこと

さらには世の中にリリース(放出)するのだ!!

なんて、意気揚々と言っているが実際の私は

「私に優しくない人に優しくなんかしたくない😤」と

中学2年生もびっくりの拗らせ具合で日々プンスコしているのだから

厨二病もいいとこだ...


そう思うと、「無償の愛」をいつでも感じれる家族は本当に

大切で特別な存在なんだなと再確認。

今でもたまに本気の喧嘩をする母親も私が

「将来ほんまに海外移住したら親孝行で後悔するやろなー」とぼやくと

「子供が幸せなことが親にとっての1番の親孝行」だと言い切れるのだから凄い。

反抗期で「うん」しか返事しかなった時期もあるけど、

何かあるたびに「自分らしくマイペースに」とメッセージをくれる父親にも

頭が上がらない。


そもそも私は優しい人間に憧れてはいるが、なりたいわけじゃない。

そんな矛盾を抱えながら、今日も出来るだけ心穏やかに

過ごせるよう努力はしているのだ。


『3歩進んで2歩下がる』

それでも進んでるんだからいいじゃない(笑)






















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