ストレスも生き辛さも「それ、不自然ですよ」のサイン
私たちが思っている
「私とはこういう人間である」
という
セルフイメージは、
親や社会や教育によって教え込まれたもので、
他人が私のことをどう思うかということをベースに
自分でつくりあげたイメージ。
ですから、
この「私とはこういう人間だ」というセルフイメージに
本来の自分が
犠牲になってしまうと、
私たちは
そのセルフイメージどおりの役割の自分でしか
生きることができなくなり
とても不自由で
生き辛さを感じることになります。
知らず知らずのうちに
親の期待、
社会の期待、
会社の期待ばかりに
応えて生きていると、
どんどんと生き辛くなってくるのは、
まさにこれですね。
「本来の自分」は、
アートマンでありブラフマンであり、
魂であり、
全体意識であり、宇宙意識であり
永遠で無限で自由な存在。
その
「全体(ブラフマン、魂、宇宙意識)」が
私たちの肉体を通して、
活動していますが、
でも、
そのセルフイメージの自分の
「私はこれはできない人間だ」とか
「私にこれは向いていない」とか
「私は母としてこれをすべきだ」とか
そういった
怖れとか思い込みとか心配があると
その全体の知性が
自然に良い方向に流れていくのを遮ってしまいます。
私たちが
ストレスって呼んでいるものは、
そういった、
自分の中にある
思考が創り出している
「私はこうである」というセルフイメージによる
怖れや思い込みが、
全体の知性の自然の流れ、
(ブラフマンや魂の知性の流れ)を
遮っているから起きること。
本来の自分とは全体意識ですから、
当然、
どう生きたら良いか、など
全て分かっています。
でも、その全体の知性の流れに
私たちの思考(自我)が逆らって、
流れを遮ってしまうから、
うまくいかなくなり
それはストレスとなって
私たちにふりかかってきます。
そう思うと、
本当はストレスなどはないことに気づきます。
いえ、あります、
日々、ストレスはあります(笑)
でも、それは
本来の自分(ブラフマンや魂)の知性の自然の流れを
遮っているから、
「不自然なことになっていますよー」と
「ストレス」となって
知らせてくれている。
今、何かしらストレスを感じていることがあれば、
それは
「本来の自分」が
いこうとしている
流れに逆らっている証拠かもしれない、という
視点で観てみてください。
私たちが抵抗を感じる時、
何か物事がうまくいっていないと感じる時、
イライラを感じている時、
頑張り過ぎたり、
無理な努力しすぎたりしている時は、
それは、
本来の自分(ブラフマンや魂)の部分と
繋がれていない時、
全体の知性の自然の流れに乗れていない時。
それは
「本来の自分のままでいる」ことに対する抵抗。
だから、
そこの抵抗をなくしていくこと。
抵抗をなくしていくこと、
サレンダー(降参)することで、
すべてが自然の流れの中で起きていることに気づき、
シンプルで、
気楽で、楽しい流れにのっていくのだと思います。
複雑にしてるのは、
思考であり、自我であり、
私はこういう人間だ、というセルフイメージであり、
そこから来る、怖れということですね。
ストレスを感じた時、
「これは本来の自分の自然の流れに逆らっているから
起きているのかも」
と思うと、
そのストレスじっくり観察してみたら
何か気づきがあるかもしれません。
アーユルヴェーダやヨガ、瞑想、呼吸法
聖典の学びは、
これらに気付かせてくれます。
できるところから取り入れてみませんか。
ではでは、
今週も素敵な1週間を♪
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