🏷 読書、勉強、アウトプットが爆速化する『ユニバーサル・ハイライティング』

「メモの取り方がわからない･･･」「あのファイルどこだっけ？」「どれが大事なんだっけ？」「読書ノートが味気ない･･･」

私もかつてそのような悩みを抱えていました。iPadとKindle Unlimitedという最強のツールを手に入れてからというもの、1日1冊ほどのペースで読書をし、メモをとってきました。メモだけではありません。本noteで書いているような様々な手法を管理するための各種データの量たるや･･･そして、徐々に悩まされるようになってきました。

【結局、どこにあるんだ？】

・メモ/ファイルの場所がわからない
・書いためものどこが重要なのかがわからない
・探すのに時間がかかる

こんな悩みを解決しようともがいて1年間。やっといい方法が見つかりました！

今日は、【読書、勉強、アウトプットが爆速化する『ユニバーサル・ハイライティング』】というテーマで書いていこうと思います。

この方法を導入すると、そんな悩みは綺麗さっぱり解決。

しかも、メモをとったりデータを管理することが楽しくさえなります。

では行ってみましょう！最後までよろしくお願いします。（今日は多分読みやすい！）

＊本記事は、単独で独立していますが、一応、こちらの前回の記事と組み合わせるとの相乗効果を狙って書いた経緯もあります。

⭐️ハイライティングとは？

そもそもハイライティングとは？

知らない人はいないはず。

ハイライティングとは、いわゆるBIU。

何かというと、「これ」だ。

そう。太字（B）、アンダーライン（U）、イタリック（I）のこと。

私たちは情報を表現したり、まとめりするとき、重要な部分にこのような装飾を施して、強調させる。強調させることを次回はハイライティングと言う。

この写真を、パソコンやスマホの「フォルダ」だと思って欲しい。9つのファイルがある。このうち、私が強調したいのはどれだろうか？

無論、上位から❶「資格勉強ノート」、❷「買いたいもの」、❸「読書ノート」だ。色がついていたり、太文字、アンダーラインなどでハイライトしている。

このように、何かしら文字に装飾を施すことで、強調させることで、次のようなメリットを得られる。

・データの検索性の向上
・データの重みづけ

しかし、実は、このハイライト、大きな問題を抱えている。

⭐️ハイライティングの問題点😱

便宜的に先程のような太字（B）、アンダーライン（U）、イタリック（I）、そしてカラー（C）によって行うハイライトのことを『CUBI』（キュビー）と読んでおこう。

CUBIには『限定性』と『リセット』という2つの問題がある

❌『限定性』･･･一定の種類のデータやプラットフォームでは、使用できない

先程、「パソコンやスマホの「フォルダ」だと思って欲しい。」といったものの、実は「フォルダ」「ファイル」の名前など、一部のエリアでは、CUBIハイライトは使用できない。

例えば次の写真。私が大学院時代に書いていた研究日誌である。この中で「10月12日」が特に重要なデータだとしよう。

しかし、フォルダ管理上で太文字やカラーテキストにすることはできない。数字が似通っているので、ぱっと見でどこにあるのか分かりづらい。

フォルダだけではなく、他にもSNSのアカウント名、メールの本文など、『CUBIハイライト』が使えない場面は意外と多い･･･

❌『リセット』･･･編集・コピーなどの動作に伴い、ハイライティングがリセットされてしまう。

Wordファイル上で一部をハイライトした文字データを他のアプリにコピーしてみよう。私は、とにかくMind Nodeというアプリを多用しているので、どこかからデータを移動させてこちらにコピーすることが多い。するとどうだろうか･･･

せっかくの太字やカラーテキストが、跡形もなく崩れ去ってしまう･･･

あと、よくやりがちなのは、『全選択』後にフォントを変更したり、何か編集を加えると、一様に変更されてしまい、せっかくのハイライトが台無し･･･ということもある😱

⭐️ユニバーサルハイライティングとは？【事例】

以上、CUBIハイライトは、『限定性』と『リセット』によって、崩壊する可能性がある点を述べてきた。複数のデバイスを使うときや、データの整理上、大きな問題になりうる。

そこで、今回提案するのが『ユニバーサルハイライティング』である。ユニバーサル（universal）とは、「普遍的」という意味。つまり、「どんなメディアでも共通して」使えるハイライト。『限定性』と『リセット』から解放されたハイライトである。

使うのは、記号と絵文字。こんな感じである。

お分かりだろうか。『絵文字😎』や『記号●◆』は、キーボードを使って入力するものである。だから、PCやタブレット、スマホ上で【文字入力ができるところであればどんな場所でも】使うことができる。

『絵文字😎』・『記号●◆』にどんな意味を持たせるかは、マイルールを作ればいい。例えば上記の写真の場合は次のような意味を持たせている。

⭐️⭐️⭐️･･･重要
✅･･･完了 / 重要
❌･･･出来が悪い / 却下されたもの
🟦･･･悩み、課題（気持ちがブルー）
📚･･･今後の課題図書リスト

他にも、自分ルールを作れば、かなりメモやデータ整理の効率が上がる。

✅メリット　❌デメリット
🔴ポジティブ　🟦ネガティブ
⭐️大テーマ　◆中テーマ　○小テーマ
『条件1』『条件2』　👉　【結果】　
例）『be』『ーing』　👉　【〜している：進行形】

⭐️『汎用性』『検索性』という2つのメリット✅✅

『ユニバーサルハイライティング』には2つのメリットがある。

❶✅【汎用性】プラットフォーム、媒体に影響を受けず、文字入力ができるところであれば、どこでも使えること。

これは上記の通り。

❷✅【検索性】色、形、大きさなどを活用して必要なデータがすぐに見つけられる。

絵文字や記号というのは、言語以上に豊かな情報を提供してくれる。先程の写真を再掲する。

このページを開いた途端、あなたのは、5つの絵文字に目を奪われることになる。こちらからデータを探しにいかなくても、データのほうから目に飛び込んできてくれる。

「⭐️⭐️⭐️」をみた途端、【重要】とわかる。

「❌」のデータは、【ネガティブ】なものとわかる。

「📚」であれば、【ここにさらなるデータや書籍リスト】があることがすぐにわかる。

色がついており、形・表情を伴っている『絵文字』は、そのデータの重要度や性質を表しており、文字通り私たちの脳が『一目惚れ』する感じだ。

他にも『検索性」を実感してもらう事例を示そう。

『検索性』がわかる実験❶
この記事自体を縦に高速スクロールして、それぞれの見出しがどこにあるか一瞬で探してみる。

実際にやってみてほしい。一瞬でできるはずだ。というのも、書く見出しの最初に「⭐️」をつけているからだ。

そもそも見出しは、「太字」で表示されているが、「⭐️」をつけることで、高速にスクロールしている最中でも、「⭐️」の色と形が目に飛び込んでくる。

『検索性』がわかる実験❷
本noteの過去記事一覧を開いて、同じシリーズを0.5秒でまとめてみる。

これもやってみてほしい。一瞬でできるはずだ。「✏️、🔥、😱、🏷」といった『ユニバーサルハイライティング』をしているから、すぐにシリーズがわかる。

以上、ユニバーサルハイライティングには、『汎用性』に加えて、『検索性』という圧倒的なメリットがあることを体感してもらった。

この背景には、【言語に対するイメージの優位性】がある。
これについては、メモの取り方についての次の2つ記事で解説した。興味があれば読んでみてほしい。

・デジタルメモとアナログメモを比較し、【イメージの強さ】について書いた記事。
・【線状性】という言語の弱点を克服する『イメージメモ』についての記事

⭐️ユニバーサルハイライティングのポイント

以上、『ユニバーサルハイライティング』には、【汎用性】【検索性】があることを見てきた。ここで、記号を設定するときのポイントに軽く触れておきたい。

✅ 『ユニバーサルハイライティング』のポイント❶･･･色とイメージを一致させる。

色が持つ意味合いは、かなり強い。人によって、または文化や所属する組織によっても違うと思う。個人的な経験だが、重要度を表すC > B > A > Sに関しては、それぞれ🟦＞🟨＞🟥＞⭐️（金色）という色のイメージがある。これは、小学校時代に没入したテレビゲーム「ファンタシースターオンライン」におけるアイテムの『レア度』の色からきていると思われる。（もしや違うゲームだったかな･･･？）

要するに、個人の経験と色のイメージは強く結びついている。そこを大切にしながら、記号のルールを作っていくと良い。

他にも、感情と色のリンクで言えば、『青＝ブルー＝憂鬱』になる。

以下に、私がよく使っている記号とその意味合いを例示しておく。

✅ 『ユニバーサルハイライティング』のポイント❷･･･大きさにも配慮する。

大きさは、基本的に重要度を表す。
キーワードのハイライトならば、【　　】 > 『　　』 > 「　」の順。
箇条書きのハイライトならば、「◆」 > 「●」 > 「○」 > 「・」 > 「-」の順。

⭐️否定的な意見も･･･

『ユニバーサルハイライティング』には否定的な意見もあろう。例えば次のようなものだ。

❌変換がめんどくさい！
これについては、キーボードの辞書登録を活用している。やり方は『辞書登録』で調べればすぐ出てくる。⭐️ならば「ほし」の「ほ」、✅は「うえ」　❌は「した」で出るようにしている。

❌OSに依存するじゃないか！
これに関しては、解決策はない。職場のPCでやってみると、やはりWindowsは絵文字が使いづらい。iPad / iPhone / Mac であれば、「きごう」「えもじ」または「かお」で変換をすればかなり良い候補が見つかるだろう。

Andoroidの場合はどうなるのだろうか？また、iOSの絵文字はAndroidではどう写るのだろうか？知っている人がいたら教えていただければとおもう。

こういうちょっとしたデメリットはあるが、総合的には『ユニバーサルハイライティング』は相当使える。とにかく言語よりも情報が豊かであり、圧倒的な検索性を誇る。メモやファイル管理に使わない手はない。

最後に･･･

以上、文字を目立たせる『ハイライティング』について紹介した。

❶CUBIハイライティングは『限定性』と『リセット』という問題を内包する。
❷絵文字や記号を活用した『ユニバーサルハイライティング』は、そうした制限から解放される。かつ、圧倒的な『検索性』を誇る。
❸記号、絵文字設定の際は、個人的な感覚を頼りに、【色】と【大きさ】にこだわりぬく。
❹辞書登録を活用し、効率よく。 OSやデバイス依存の問題は、仕方ない。

ぜひ使ってみてください。最後までお読みいただきありがとうございました‼️ 少しでも読者の方に貢献できたなら、「スキ」をして激励してやってください。これからも頑張ります。

いやぁ、これほんまに便利です。デジタルライフに革命が起きました。