お腹に「光の玉」が入った話 | 第1話 パラレルワールド
これからお話させて頂くことは、僕の実体験になりますが、これを誰かに信じてくれというのはおそらく無理な話だと思います。
なので、これまで自分の体験談をシェアしてきた一部の友人たちにも、さすがに頭がおかしくなったと思われると思い、今日まで一年間秘密にしていました。この話を今ここで明かす為に、一年間この事と向き合って来たのです。
自分が狂人扱いされるリスクがあるのに、なぜそれを今明かすのかと言いますと、僕がどうこうというよりも、この出来事の中に、ものすごく「大切なもの」があるように思えたからです。
信じられなくて正常ですし、信じなくてもいいので、何かのエンタメ話ぐらいの気楽な気持ちでお付き合いください。
オブラートに包みようがない内容なので、誤魔化さず、はっきりと綴らせて頂きます。
あれは去年の11月18日金曜日の出来事です。
その日は妻と共に、とある神宮を訪れました。
そして境内のベンチに一時間程座って談笑していると、突然目の前にパラレルワールドが出現したのです。
パラレルワールドとは、ある世界(時空)から分岐し、それに並行して存在する別の世界(時空)を指すとWikipediaでは説明しています。
今僕たちが生きている世界とは似て非なる世界であり、一般的にはあまり表に現れてこない世界だと僕は認識しています。
冒頭から飛んだ内容になっておりますが、馬鹿馬鹿しいと思わずに、もう少しだけ、どうかお付き合い下さい。
「体質」と表現したらいいのか、「魂質」とでも表現した方がいいのか、たぶん僕は珍しい「魂質」を持っていて、実はこの出来事の以前にも、かなり稀なことではあるのですが、時々肉体ごとパラレルワールドにワープさせられてしまうことがありました。
そして、この時も
「うわっ!!!また来たぁーっ!!!」
と思って、これから何が起こるんだろうと思い、内心ワクワクドキドキしていました。
そうしてパラレルワールドでしかありえない謎の状況に高揚していると、
「今、このタイミングで参拝をしなさい」
という謎の声というか、謎の強い直感に包まれたので、このタイミングで参拝を行うことにしました。
いつも自分たちが行っているように、二礼ニ拍手一礼をして、御祭神様にご挨拶をし、お祈りをさせて頂きました。
そのお祈りをしている最中に、僕の理解を超えるような、とんでもないことが起こったのです。
つづく
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