感想 この本を盗む者は 深緑 野分 本の中に入り旅する物語。でも、その本は呪われていたのです。
呪われた本。本の中を旅する物語。
ホラーファンタジーを期待していたのですが、ミステリー色が強いファンタジーでした。
ひるね という変わった私設図書館に住んでいる叔母の出生の謎と、その意味。
どうして本たちは呪われたのか、その方法は?。
作中に出てくる本の意味は?
最後に一気に伏線を回収してくれてすっきりでした。
ミステリーだと思います。
印象に残った言葉を紹介します。
これは父が本を売ろうかと、呪いが解けた時に言った時の主人公の少女の言葉です。
本嫌いで、本に固着する祖