ムッチー

自分のことも世の中のことも「ホントウのことを何も知らない」“無知の思索家” ムッチーで…

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自分のことも世の中のことも「ホントウのことを何も知らない」“無知の思索家” ムッチーです。常にその無知から出発し、偉大な智者たちの智慧をヒントに、“問うて ⇒ 考えて”、独自の “新たな価値” を創っていきたいと思います。

最近の記事

“はらわたが煮えくり返る” ような理不尽なことでも、無条件に「寛容」であるべきか?

こんにちは。 ムッチーのnoteを開いていただき、有難うございます! ここまで4回にわたり、「寛容」をテーマに、noteに記録しながら学んできました。 まず「寛容」の “真の意味” について、自分なりの定義をし、 18世紀フランスの思想家・ヴォルテールの『寛容論』から、 🔹なぜ宗教は争いを生むのか?(『寛容論』ってどんな本?) 🔹『寛容論』の根底に流れる “思想” とは? 🔹“祈り” とは?(『寛容論』の神髄とは?)  という “問い” をいただきました。 そし

    • ヴォルテール『寛容論』に学ぶ、“祈り” とは?

      2021年が明けました。おめでとうございます。 ムッチーのnoteを開いていただき、有難うございます! 元旦に、天皇皇后両陛下による “新年ビデオメッセージ” が公開されてましたね。 天皇陛下は、メッセージの最後に、こう締めくくられていました。 今年が、皆さんにとって、希望を持って歩んでいくことのできる年になることを心から願います。ここに、我が国と世界の人々の安寧と幸せ、そして平和を祈ります。 この、純粋に平和を祈願するお言葉を聞いて、心の汚れが洗われるような “神

      • ヴォルテール『寛容論』の根底に流れる “思想” とは?

        こんにちは。 ムッチーのnoteを開いていただき、有難うございます! 前回は、ヴォルテールの『寛容論』を読んで、僕なりに学んだ “要点” を記録させて頂きました。 今回はもう少し踏み込んで、『寛容論』の根底に流れる、作者ヴォルテールの “思想” に迫っていきたいと思います。 できるだけ易しい言葉で、“面白くわかりやすく読める” よう(⬅僕が 笑)。 ヴォルテールの思想 さて、読んだ本の作者は、どういう思想(考え方)の人だったのか? それを知る “手がかり” として

        • ヴォルテール『寛容論』に学ぶ、なぜ宗教は争いを生むのか?

          こんにちは。 ムッチーのnoteを開いていただき、有難うございます! 前回、「寛容」とは何か?をテーマに、僕なりに考えてnoteに書き記してみたら、なんだか “心が広く” なったように思うのは気のせいでしょうか😄。 それは気のせいじゃなくて「“思い込み” が現実をつくるからさ!」 と、断定的に言ってしまうと、非科学的で空想じみてて、なんだか怪しい感じになりますが... その言葉を “実証” するような事件が、260年前、現実に起こりました。 ジャン・カラス事件 1

        “はらわたが煮えくり返る” ような理不尽なことでも、無条件に「寛容」であるべきか?

          無知の思索家が考える「寛容論」

          こんにちは。 無知の思索家・ムッチーのnoteを開いていただき、有難うございます! 僕はこれまで、過ちだらけの愚かな人生を送ってきました😓。 家族を悲しませるようなことや、人の信頼を(結果的に)裏切ってしまうようなこともしてきました。 今さら悔やんでもしょうがないんですけど、せめて残りの人生は、人格を “改善” して、「少しでも悔いのないように生きて、安らかに死ねたらなぁ」と、切に思うのです。 どう “改善” したいの? はい、できれば、人格をぜ~んぶ “改造” し

          無知の思索家が考える「寛容論」

          “人を惹きつける” 文章を書くための「比喩」表現とは?

          こんにちは。 ムッチーのnoteを開いていただき、有難うございます!m(_ _)m 今回は、著述(文章を書くこと)のイロハを学ぶシリーズの第三回目。 これを身につければ “鬼に金棒”、文章を “より豊か” に、“より鮮やか” に彩ってくれる! そんな “文章表現の強力な助っ人”「比喩」について、学んでいきたいと思います。 と、のっけから比喩で書き出しをしてみました(笑)。  ↓ 第一回目(前々回) ↓  ↓ 第ニ回目(前回) ↓ ※今回も、ショーペンハウアー(

          “人を惹きつける” 文章を書くための「比喩」表現とは?

          “人を惹きつける”文章は「どう書けば」いいか?

          こんにちは。 ムッチーのnoteを開いていただき、有難うございます!m(_ _)m noteを始めたからには「魅力的な文章が書けるようになりたい!」 そう思って今さらですが、著述(文章を書くこと)のイロハを学んでいる、今日この頃です(笑)。 前回は、そのイロハの “イ”、魅力的な文章を「書く」ための大前提となる、肝心かなめの “極意” について、書きまとめてみました。 今回はそのつづきで、じゃあ魅力的な文章を「どう書けば」いいのか?を、明らかにしていきたいと思います

          “人を惹きつける”文章は「どう書けば」いいか?

          “人を惹きつける” 文章を「書く」ための極意とは?

          こんにちは。 ムッチーのnoteを開いていただき、有難うございます!m(_ _)m 今回、こんな大それた記事タイトルをつけた以上、それこそ「“人を惹きつける” 記事を書かないと、シャレにならんなぁ」と、既に後悔してたりしますが(汗)、... 前回に続いて、ショーペンハウアー(以下敬称略)の教え(警句)から “学ばせて” もらいます。 教材は、『読書について』の第二篇「著述と文体について」です。 この本の、第一篇「自分の頭で考える」と、第三篇「読書について」は、いわゆ

          “人を惹きつける” 文章を「書く」ための極意とは?

          今(コロナ渦にあって)、なぜ「自分の頭で考える」ことが大事なのか?

          こんにちは。 と挨拶したあと、いつもキーボードを打つ手が止まってしまう、ムッチーです(笑)。 書き出しは、自転車をこぎ出すのと同じで、ちょっと馬力がいりますね(汗)。 そんな迷えるムッチーのnoteを開いていただき、有難うございます!m(_ _)m さて、今回のテーマは「自分の頭で考える」ことについて、です。 コロナ禍で、先行きがますます見えないご時勢にあって、今後をどう生きていけばいいか? (僕を含めて)誰しもが不安を感じているのではないでしょうか。 その不安

          今(コロナ渦にあって)、なぜ「自分の頭で考える」ことが大事なのか?

          「読書」と「考える」ことと「真実」について(まとめ)

          こんにちは。 noteのシステムがまだイマイチわかってないけど、とりあえず “書く練習の場” としてnoteを活用させてもらっている、無知のムッチーです(汗)。 今回は第4回目になりますが、次の重要なテーマに挑む前に、これまで書いてきた3回の内容を、ここでいったん整理しておきたいと思います。 個人的に立ち止まって確認するための、備忘録(覚え書き)みたいなものです。 「そういうメモ的なものは、ローカルな場所に保存しとけば?」 って話なのかもしれませんが、特にヤバイ内容

          「読書」と「考える」ことと「真実」について(まとめ)

          「本当」の “ホントウ” の意味とは?

          こんにちは。 本当のことを何も知らない、無知の「ムッチー」です(笑)。 前回、「考える」とは何か?について考えてたら、 考えるとは、「問いを深める」ことであり、問いを深めるとは、「ホントウのことを知ろうとする、人間の根源的な欲求」である。 という “本当っぽい” 結論に導かれました。 で、今回の問い(テーマ)は、その、普段、何気に使っている「本当」って言葉の、“ホントウ” の意味とは何なのか?です。 「ん~、ホントウのこと、本当っぽい、ホントウの意味...立て続け

          「本当」の “ホントウ” の意味とは?

          「考える」とは何か?について考える

          こんにちは。「無知」のムッチーです(笑)。 前回(第一回目)は、ショーペンハウアー(敬称略)の『読書について』を教材に、“自分の” 考え・思想を築くための第一歩を踏み出しました。 それは、パスカルのいう「人間は考える葦である」、すなわち 「人間は未完成で弱い存在(葦のようなもの)だからこそ、考えなきゃいけないんだよ。人間は唯一、考えるために創られた生き物なんだから。考えなきゃ人間じゃねえよ、あんた」 と、人間で在ることの “存在意義” を突きつけられた “覚醒” へ

          「考える」とは何か?について考える

          読書は心の栄養になるのか?

          こんにちは。柴田と申します。 noteでの、初めての投稿です。 最近になってようやくですが、「自分がいかに何も知らないか」という真実に気づきました。その「無知」を常に自覚しておきたい!と思い、「ムッチー」と名乗ることにしました。 ってなわけで...あらためまして、ムッチーと申します(笑)。 どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m。 さて、記念すべき第一回目ですが、“読書” について書きたいと思います。 というのも最近、哲学者のショーペンハウアーが書いた、『読

          読書は心の栄養になるのか?