ネオ・ミュージシャンたち
音楽 × 〇〇
ワシが出会ったミュージシャンたちで、
面白いと思った例を紹介します。
プロオケに所属しながら企画会社を設立運営
関西でも一流のプロオケに所属しながらも、
本人がアーティストとして活動するだけでなく、
下記のような多様な事業を展開する企画会社を運営しています。
・各種イベント企画
・制作・運営
・着ぐるみ操演者派遣
・着ぐるみ制作・アーティスト・タレント・司会者派遣
・各種演奏者派遣
・スタッフ派遣
・楽曲制作
・デザイン・印刷物・グッズ制作
・フード&プロデュース
多岐分野にわたる交渉能力、調整能力、
アイデア力、企画力、そして何より実行力など
ここから色んな強みを感じますよね。
実際にお会いしたことはありませんが、
非常にバイタリティーにあふれているのが分かります。
スタジオ・舞台を中心に活躍する一流プレイヤーでありながら、インペク会社を運営。
この方は、本人が優れた演奏家(ヴァイオリニスト)で、
セクションでの仕事の際に人を集めてほしいといわれ、
本人だけでなく呼ぶ人も素晴らしいプレイヤーばかり集めるものだから、
どんどんそういう仕事が増えていきました。
そうしているうちに、演奏家を集めるだけでなく、
スタジオのスケジュール調整や作演出家などとのやりとりも含めた、
インペク会社を運営することになりました。
本人もめちゃくちゃ上手なのですが、
さらに自分より上手で尊敬しているプレイヤーを集めていることに驚きです。
モノの見方が常にクリティカルで、
全体を俯瞰してみることができる能力も高く、
目上の人にも、この人に協力したいと思わせるコミュニケーション能力が抜群です。
「演奏だけ上手」な人には決してたどり着けないステージにいます。
自らも演奏しながら、女性音楽家によるオーケストラを作って派遣事業運営
法人のイベントから個人レベルのイベントまで、
受注者から見て非常にわかりやすいプランと料金形態で
女性音楽家による派遣演奏を行っています。
素晴らしいと思った点は、
細かい人数やイベント単位でプロの音楽家を呼べる仕組みを作り、
顧客視点に立って明瞭なシステムと料金形態を提示することで、
新しく市場を開拓したところだと思います。
(すでに存在はしているかもしれませんが。。)
演奏会に行かないと聞けないプロの音楽家を、
より身近な存在に感じてもらう素晴らしいコンテンツだと思いました。
演奏家の立場から考えるのではなく、
大切な「思い出」を作っていただきたいという顧客視点の発想に、
女性ならではの気遣いを感じます。
メイン事業はデザイン、経営の知識を活かして幼児向けコンサートを主宰
メイン事業はデザイン制作会社。
代表自身が得意とするクラシック音楽の分野で、
チラシやプログラム、ポスターなどの制作事業も行っています。
顧客の演奏会を満席にするために、
デザインの知識や実績で演奏家の想いをどうやって表現するか、
チラシ制作の段階からサポートをしている会社です。
代表はイタリアに留学にも行った声楽家で、
別会社として幼児向けコンサートを企画運営しております。
もちろん本人が舞台に上がって歌っていますが、
それだけでなくマーケティングの知識を活かして、
コンサートを満席に出来ているそうです。
音楽家がもっと自分全体を使えるような業界に!
演奏以外でも、
個々のユニークな特徴を活かして、音楽を使った価値提供をすること。
それが広義の音楽家だと思います。
そもそも人はみんな、
他の誰にも同じ道を歩めないようなストーリーを持っているはず。
演奏だけでなく、人生を、あなたのすべてをオリジナルコンテンツとして、
世の中に貢献できるようになったらいいなと思って、
自己認識や強みについての記事を書いてきました。
良かったら読んでみて、
実際に自分を知るワークをやってみてください!
「原体験ジャーニー」
「森岡流"自分の特徴”を知る方法」
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