知人が体験した不思議な話「洋館の女性」
夏の日に友と待つ
バス停の向かいに
古びた洋館がある
友は見えると言う
二階の窓に立つ
白いドレスの女
私は見えないと言う
友がカメラで撮ると
確かに画面に映る女
悲しげな表情で
外を見下ろす女
誰なのか分からない
バスが来て乗り込む
洋館を見ると
女の姿は見えない
友は調べると言う
洋館の歴史や住人を
しかし何も分からないと言う
私たちは不思議に思う
白いドレスの女は
何を求めているのだろう
これは知人が体験した話
光は現在こちらで活動しております。
(大衆文芸で、空想の自由詩投稿しております。他にはない独特の詩です)
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