消えない記憶を忘却、浄化、お互いのためにも
上京したばかりの頃に新宿某所で知り合った7つ歳上の人と意気投合し、親友になった。
ものすごく頭のいい人で(今まで出会った人の中で一番かも)、まだまだ世間知らずでポンコツのヒヨッコだった自分は彼から様々な処世術や人間関係の機微や一般常識を学んだ。
音楽も好きな人で、その面からも応援してくれていた。
「売れっ子になるといいね、頑張んなよ!」
と。
でも、それまで友人がほとんど居なかった自分は彼にかなり精神的に依存しすぎていた。
知り合ってから1年ほど経った頃、「もうやってらん